横須賀と聞くと色々な想像が膨らむ。山口百恵「横須賀ストーリー」、小泉進次郎、横須賀ジャンバー、米海軍横須賀基地、海上自衛隊横須賀基地、第七艦隊バーガー、どぶ板通り等々何故か横須賀に係わる話題が多い。
そんな横須賀を訪れてみた。現在の横須賀は、神奈川県南東部の三浦半島に位置する人口約39万人の中核都市である。神奈川県南東部に位置し三浦半島の大部分を占め、市域の東側は東京湾(浦賀水道)、西側は相模湾に面する。猿島も行政区域に含まれる。
横須賀は、黒船の浦賀沖来航で誰しもが知ることになる。1853年ペリーの率いる黒船が浦賀沖に来航、その後、1865年日本の近代化に寄与したフランス人技術者ヴェルニーの指導による横須賀造船所開設で日本の近代化の出発点を築いた礎の場所とも言える。
現在は、米海軍第七艦隊横須賀基地、海上自衛隊横須賀基地司令部等のアジア・太平洋防衛の重要拠点の一つとなっている。また、1894年の日清戦争後の1902年に英国で建造され1904年の日露戦争で大活躍した大日本帝国海軍旗艦・戦艦「三笠」を復元し展示している場所としても有名である。
今回は、JR横須賀駅を起点に横須賀ヴェルニー公園、軍港めぐり、三笠公園の戦艦「三笠」、横須賀カレー、どぶ板通リを巡ってみた。
1. ヴェルニー公園

公園の対岸にフランス人技師ヴェルニーが建設に貢献した横須賀製鉄所が望め、記念館(無料)もある。開明広場には、ヴェルニー・小栗銅像もある横須賀港脇の公園となっている。
2.軍港巡り



潜水艦(日本)

米ミサイル駆逐艦「Barry-52」、統合航空ミサイル防衛駆逐艦

米ミサイル駆逐艦「Mustin-89」、海上警戒、トマホークによる攻撃任務、

米弾道ミサイル防衛駆逐艦 「John MacCain-56」、

米原子力空母 「Ronald Reagan-76」、

護衛艦 「夕霧-153」、3,500t

機雷艦艇「浦賀-463」5,650t、

海上保安庁巡視艇500~3,000t、


護衛艦「出雲-183」、19,500t、ヘリ搭載容量:14機、海上自衛隊の中で最大の艦
3.戦艦「三笠」見学

観覧料金: 一般 600円、シニア 500円、高校生 300円、
観覧時間:9:00-17:30(4~9月)、9:00-17:00(3&10月)、9:00-16:30(11~2月)




4.どぶ板通りと横須賀カレー

どぶ板通りは、夜になると賑やかになるらしいが、昼は、閑散としている。また、お店には、横須賀ジャンバーも販売しているが、米海軍の装備品、ユニフォーム等本物は、ベトナム戦争後に段々無くなっており、現在は、商品として販売していない。
5つの艦船のカレーが正規の横須賀カレーとして認められている。また、レシピが決まっており、必ず牛乳とサラダが一緒に提供される。その内の一つである朝霧艦船のカレーは、ホテルメルキュール脇のコーヒーショップで1,600円で食べられる。

第7艦隊バーガーで有名なバーガ―店「TSUNAMI」、このバーガーは、約5千円以上するが、3~4人程度でも充分満足する量となっているらしい。
今回の横須賀見学で横須賀は、沖縄とともに日本の防衛の重要な役割をになっていることを改めて肌で感じた。カレーもバーガーも美味しかったし、是非、一度、皆さんも山口百恵の「横須賀ストリー」とは、異なる横須賀ストリーを味わってみては如何でしょうか。
<参考>
( I ) 第7艦隊について:

(7Fが担当地域)
・第7艦隊は、アメリカ海軍の艦隊の1つ。ハワイのホノルルに司令部を置く太平洋艦隊の指揮下にあり、国際日付変更線以西の西太平洋・インド洋(中東地域を除く)を担当海域とする。
・戦時には50〜60の艦船、350機の航空機を擁する規模。人的勢力も6万の水兵と海兵を動員する能力を持つ。平時の兵力は約2万。アメリカ本国の反対側に当たる地球の半分を活動範囲とし、アメリカ海軍の艦隊の中では、最大の規模と戦力を誇る。
・旗艦/司令部は、横須賀を母港とする揚陸指揮艦「Blue Ridge」艦上にある。
・この地域の戦闘部隊は、空母「Ronald Reagan」航空団(母港、横須賀基地)を中心に、イージス巡洋艇1隻、イージス駆逐艦2隻、補給艦で編成されている。
・南シナ海における中国の人工島埋め立てに対応して航行の自由作戦を実施するのは、「Barry」「John McCain」 等の駆逐艦が主に担当し、グアムに司令部を置く、海軍特殊部隊や沖縄、三沢、佐世保、シンガポール、釜山、浦項、鎮海基地等と連携しながら、対応している。
(II)戦艦「三笠」について:

・戦艦「三笠」は、イギリスのヴィッカース社で建造され、1902年(明治35年)3月に竣工。 船籍港は京都府舞鶴市の舞鶴港。
・同型艦は、敷島、初瀬、朝日。
・1904年からの日露戦争では連合艦隊旗艦を務め、連合艦隊司令長官の東郷平八郎大将らが座乗した。
・1905年5月末、連合艦隊旗艦として日本海海戦を戦う。同年9月11日、佐世保港で爆沈した。浮揚修理され、1908年(明治41年)4月下旬に修理工事を終えた。
・1911年以降は、北方警備に従事。1923年9月、横須賀軍港で関東大震災に遭遇、着底した。その後、横須賀で記念艦となった。現在は防衛省が所管し神奈川県横須賀市の三笠公園に記念艦として保存され、現存している。

そんな横須賀を訪れてみた。現在の横須賀は、神奈川県南東部の三浦半島に位置する人口約39万人の中核都市である。神奈川県南東部に位置し三浦半島の大部分を占め、市域の東側は東京湾(浦賀水道)、西側は相模湾に面する。猿島も行政区域に含まれる。
横須賀は、黒船の浦賀沖来航で誰しもが知ることになる。1853年ペリーの率いる黒船が浦賀沖に来航、その後、1865年日本の近代化に寄与したフランス人技術者ヴェルニーの指導による横須賀造船所開設で日本の近代化の出発点を築いた礎の場所とも言える。
現在は、米海軍第七艦隊横須賀基地、海上自衛隊横須賀基地司令部等のアジア・太平洋防衛の重要拠点の一つとなっている。また、1894年の日清戦争後の1902年に英国で建造され1904年の日露戦争で大活躍した大日本帝国海軍旗艦・戦艦「三笠」を復元し展示している場所としても有名である。
今回は、JR横須賀駅を起点に横須賀ヴェルニー公園、軍港めぐり、三笠公園の戦艦「三笠」、横須賀カレー、どぶ板通リを巡ってみた。
1. ヴェルニー公園

公園の対岸にフランス人技師ヴェルニーが建設に貢献した横須賀製鉄所が望め、記念館(無料)もある。開明広場には、ヴェルニー・小栗銅像もある横須賀港脇の公園となっている。
2.軍港巡り



潜水艦(日本)

米ミサイル駆逐艦「Barry-52」、統合航空ミサイル防衛駆逐艦

米ミサイル駆逐艦「Mustin-89」、海上警戒、トマホークによる攻撃任務、

米弾道ミサイル防衛駆逐艦 「John MacCain-56」、

米原子力空母 「Ronald Reagan-76」、

護衛艦 「夕霧-153」、3,500t

機雷艦艇「浦賀-463」5,650t、

海上保安庁巡視艇500~3,000t、


護衛艦「出雲-183」、19,500t、ヘリ搭載容量:14機、海上自衛隊の中で最大の艦
3.戦艦「三笠」見学

観覧料金: 一般 600円、シニア 500円、高校生 300円、
観覧時間:9:00-17:30(4~9月)、9:00-17:00(3&10月)、9:00-16:30(11~2月)




4.どぶ板通りと横須賀カレー

どぶ板通りは、夜になると賑やかになるらしいが、昼は、閑散としている。また、お店には、横須賀ジャンバーも販売しているが、米海軍の装備品、ユニフォーム等本物は、ベトナム戦争後に段々無くなっており、現在は、商品として販売していない。
5つの艦船のカレーが正規の横須賀カレーとして認められている。また、レシピが決まっており、必ず牛乳とサラダが一緒に提供される。その内の一つである朝霧艦船のカレーは、ホテルメルキュール脇のコーヒーショップで1,600円で食べられる。

第7艦隊バーガーで有名なバーガ―店「TSUNAMI」、このバーガーは、約5千円以上するが、3~4人程度でも充分満足する量となっているらしい。
今回の横須賀見学で横須賀は、沖縄とともに日本の防衛の重要な役割をになっていることを改めて肌で感じた。カレーもバーガーも美味しかったし、是非、一度、皆さんも山口百恵の「横須賀ストリー」とは、異なる横須賀ストリーを味わってみては如何でしょうか。
<参考>
( I ) 第7艦隊について:

(7Fが担当地域)
・第7艦隊は、アメリカ海軍の艦隊の1つ。ハワイのホノルルに司令部を置く太平洋艦隊の指揮下にあり、国際日付変更線以西の西太平洋・インド洋(中東地域を除く)を担当海域とする。
・戦時には50〜60の艦船、350機の航空機を擁する規模。人的勢力も6万の水兵と海兵を動員する能力を持つ。平時の兵力は約2万。アメリカ本国の反対側に当たる地球の半分を活動範囲とし、アメリカ海軍の艦隊の中では、最大の規模と戦力を誇る。
・旗艦/司令部は、横須賀を母港とする揚陸指揮艦「Blue Ridge」艦上にある。
・この地域の戦闘部隊は、空母「Ronald Reagan」航空団(母港、横須賀基地)を中心に、イージス巡洋艇1隻、イージス駆逐艦2隻、補給艦で編成されている。
・南シナ海における中国の人工島埋め立てに対応して航行の自由作戦を実施するのは、「Barry」「John McCain」 等の駆逐艦が主に担当し、グアムに司令部を置く、海軍特殊部隊や沖縄、三沢、佐世保、シンガポール、釜山、浦項、鎮海基地等と連携しながら、対応している。
(II)戦艦「三笠」について:

・戦艦「三笠」は、イギリスのヴィッカース社で建造され、1902年(明治35年)3月に竣工。 船籍港は京都府舞鶴市の舞鶴港。
・同型艦は、敷島、初瀬、朝日。
・1904年からの日露戦争では連合艦隊旗艦を務め、連合艦隊司令長官の東郷平八郎大将らが座乗した。
・1905年5月末、連合艦隊旗艦として日本海海戦を戦う。同年9月11日、佐世保港で爆沈した。浮揚修理され、1908年(明治41年)4月下旬に修理工事を終えた。
・1911年以降は、北方警備に従事。1923年9月、横須賀軍港で関東大震災に遭遇、着底した。その後、横須賀で記念艦となった。現在は防衛省が所管し神奈川県横須賀市の三笠公園に記念艦として保存され、現存している。
