くない鑑

命を惜しむなっ!名こそ惜しめっ!!前へぇ、前へーーーぇっ!!!

そこはあなたが進む路?!

2011年01月28日 | くない観
いま、インフルエンザが猛威を奮っているようで、職場でも罹患が相次いでます。
流感に先立って、昨秋予防接種をしたんですが、それでも抗しきれない事例があるようです。
先週の月曜日は休みだったんですが、人事からの“緊急体調確認”があったようで、課長から電話での緊急“調査”がありました。
けど、翌日から土曜日まで若干風邪気味に・・・まぁ、こんなもんです(笑)しかし、休みの日に職場からの着信は心臓に悪いです(^^ゞ

そんな中、いよいよ始まった毎冬恒例の受験シーズン。
その先陣たる大学センター入試の日本史の問題を、今回も解いてみました。
その結果は...
Aが80,Bが82でした。
統計はとっていませんが、多分、過去最高得点だと思います。
四者択一やなどは、毎回、消去法で残った2つのどっちか?!で結構迷うんですが、今回はそれが少なかったです。
また、(年代など)並び替えも、2,3どれか?!と迷いましたが、あとは概ねスイスイと解けました。

この他にも、現代社会、倫理、公民、国語、化学などを解いてみましたが、(正誤は別にして(ぇ))とてもスラスラと、自分でも驚く程解けました。
同じく、試しに受けた人々は異口同音「比較的簡単だっ・・・た?!」と言ってました。

現役から、少なくとも15年近く離れた私がスラスラ解けたんですから、いまの受験生はもっとスラスラと・・・と思ったんですが、ある方が一言。

「ゆとり教育世代向けらしい問題だ(苦笑)」と。

聞いて見て、なるほど確かに・・・!と思いました。
最初の現社でミリオンセラーの問題が出てきたのに驚きましたが、この他にも、プリプリが出てきたりゴジラが出てきたりと。。。
化学では、(多分)抽出と濾過を解答するのに“お茶のいれ方”に当て嵌めて出題されてました。

全く、驚きの連続だった今回のセンター入試の問題でした。
だからか...
センター2日目の朝刊に“慶應撤退!”の記事が載ってましたが、何だか、よーく判る気がします。
国公立が現方式を取り止めない限り、受験者は微減程度でセンターは残るとは思いますが、あれじゃあちょっと・・・と、思います。

ところで...
正月休みも終わり、世間と受験が騒がしくなること、巷でよく見掛ける様になるのが・・・予備校のCMです。
先日の仕事帰り、最寄路線の車内広告が全てシンケンゼミってのに乗りました。
絵馬に見立てた中吊りなど、意匠とこらしていて印象に残りましたが、四六時中見るトーシン以外は「今更・・・」といった感が(苦笑)
応援の意味合いがあるのかもしれませが・・・でもちょっと(^^ゞ
その中で気になる点が一つ。
東大(と京大)の実績を強調しているところです。
元来天邪鬼な私的ロジックなのかもしれませんが...
東大に行って、一体何のメリットがあるのか。
確かに、いろんな意味でわが国の最高学府ですから、それはまぁ、聞こえはいいし、ステータスがあるかもしれません。
合コンやお見合いでは一等注目を浴びるかもしれません。
けど...
私の感覚では、全く魅力を感じません。
同レベルで比較するなら、断然早大や慶応に魅力を感じ、行きたい!ます。
その違いは何か。
それは、貴重な4年間を充実して過ごせるか否かであり、楽しいか楽しくないかのです。
東大には、それが全く感じられません。
確かに、最先端の研究機関でもありますから、ハイレベルな講義を受けることが出来るでしょう。
けど、それまでです。
学びの楽しさを多目的に知ることは、きっと出来ないでしょう。
東大には、最高学府としての気概と誇りはあるでしょうけど、やる気が感じられません。
方や、特に早稲田は面白いです。
私も、ちょっと関係者だった時は「行きたい!」「ここで学びたい!」と、心底強く思いました。
また、私は中堅大学出ですが、それでも母校は誇らしいです。
それは、別に駅伝が強い!とかいう理由だけではなく、そこで学べたからこそ、今の自分があると思うからです。

住めば都・・・ではありませんが、入ってからどうあるか、そして、卒業して振り返って反芻してどう思うか。
自分にとって、大学4年間がどうであったか。
楽しめたかどうか・・・だと思うんです。
東大にどこに魅力を感じたか。
学力ではなく、中身を見て判断し、そこに動機を見い出せられなければ、止めた方がいいです。
例え東大よりレベルが低くても、絶対に、断然自分がいい!と思うところに入るべきだと、私は思います。

大学受験は、大学で学ぶという目的を遂行するための“手段”であって、決して目的ではないのに、予備校のCMを見ていると、それが目的に見える。
自分が抱く違和感は、きっとそこなのかもしれません。。。

p.s.
とあう英国人が、センターの英語のアクセント問題に...
「いまや英語は公用語。英国英語のほかにも、米国英語、インド英語といろいろある。アクセントの問題は、ナンセンスだ。」
...と、仰ってました。
ちょっと、納得しました。

↑↑↑昨年暮れに(初めて)訪れえた太宰府天満宮です↓↓↓


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