くない鑑

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「京都」出張報告-おわりに:早めの行動

2010年08月28日 | 上洛記
出張2日目は、9時から業務に関する施設を見学することになっているんですが...
はい、それまでの時間は自由なので、行ってきました、パワースポットに(笑)

前日から(一応)入念に調べてタイムテーブルを組んでいたんですが、如何せん、朝起きれなくて(^^ゞ
予定より30分ほど遅い朝5時半頃に起き、最低限な身支度だけ整えて宿を出ました。
その向かった先=パワースポットとは...

西陣と一条戻り橋の晴明神社です。

この出張に先立って、京都市営地下鉄とバスが乗り放題になる“京都観光2日乗車券”を東京駅八重洲口に在る【京都館】で買っていたので、これをフル活用しなければ勿体無いですし(笑)
京都駅から地下鉄に乗って今出川で下車。

当初の予定だと、早朝の御所へ参るつもりだったんですが、如何せん、朝起きれなかったので、とりあえず外から(^^ゞ

昼間の喧騒とは打って変わって、朝靄が微かに掛かる早朝の静かな洛内は、実にいいです。。。

ここからバスで今出川通を西へ。

地図や路線図を見る限りだと、1区画でバス停だと2つ目(同志社前堀川今出川)なので近い・・・と思っていたら、意外と遠いのに驚きました(^^ゞ

最寄の堀川今出川でバスを降り、堀川通を南へ少し歩くと、この日第一の目的地である西陣址に着きます。

応仁の乱時、山名宗全方が本陣を構えたとされる場所で、そこに建つ西陣織会館の玄関前には立派な石碑があり、ここが戦国乱世の端緒となったことを教えてくれます。


そして、もう一つの目的地である一条戻橋の晴明神社は、ここから直ぐのところに在ります。

ここには随分昔に訪れたことがあるんですが、その時、とても衝撃的な絵馬の願掛けがあったので、ひょっとして・・・という期待を込め来て見ました(笑)
けど、今回は残念ながら度肝を抜くようなモノはありませんでした。
しかし、境内は(以前に比べて)綺麗に整備されていて、陰陽師ブームの恩恵を垣間見た気がします(苦笑)

また、パワースポットとしても人気のようなので、それにあやかって、ありったけのパワーを受けて!!

宿へと戻りました。
一条戻橋は、晴明社の境内に「復元」されています。

ちなみに、ここにはかつて千利休が屋敷を構えていたそうで、それを教えてくれる石柱が建っていました。



この時、時刻は6時40分過ぎ。
折りよく京都駅行きのバスがあったので、これに乗って宿へと向かいました。

朝早い時間にも関わらず、結構バスは混んでましたが、何とか一番後ろの席の端に座って、移り行く京都の町を眺めていました。

宿には7時過ぎに帰り着き、部屋へ朝食券を取りに戻ってからレストランへ。
バイキング形式なのでありったけ食べて、ちょっと腹ごしらえに・・・と、宿から直ぐ近くにあるリーガロイヤルホテル京都へ向かいました。

ここには、幕末に会津中将御預の新撰組が拠点を設けていたところで、それを記す石碑が、生垣と竹に囲まれて設けられていました。

なお、この前に拠点としていた西本願寺(龍谷山本願寺)はすぐ北に在り、屋根や築地がよく見えるんですが、微妙な距離と時間だったので、今回は断念して宿に戻りました。

ちなみに、築地の本願寺には行ったことはあるんですが、洛中の本願寺には一度も。
東西の本願寺と京都駅が近い・・・とは、地図などから読み解いていたんですが、そんなに、正直興味が沸きませんでした。
けど、晴明神社(一条戻橋)から堀川通を行く京都駅行きのバスに乗って、初めて西本願寺を見ましたが、規模の大きさや堂宇や門の立派で威厳ある造りを見て、今まで見に来なかったことをちょい後悔しました。

バスが西本願寺前を通過したのは7時頃ですが、既に門が開いており、後で調べたら5時半には開門し、6時から山内阿弥陀堂で行われるお勤めを見学することが出来るようです。

また、京都駅や大谷本廟とを結ぶ無料バスがあるとか。
侮り難し本願寺・・・今度上洛した折に行ってみます。

さて、京都での“自由行動”はこれまでで...。
9時からは本業に。
研修会の2日目(最終日)は、バスで、私的に上洛したら絶対立寄らないであろう施設を何箇所かを見学。
京都大学総合博物館は、さすが・・・様々な収蔵品が展示されています。人文のみならず理系も、いろいろと仕掛けが施されていて、面白かったです。

ミュージアムショップには、ポルトガルから戦国時代の日本に伝来した当時の金平糖が“復刻!信長の金平糖”として売られていました。

けど、ちょい高かったので買いませんでした(^^ゞ
金平糖はポルトガル語で「コンフェイトス」といい、当時のはイガイガがなく、丸く球形に近いものだったそうです。


鹿ケ谷下の泉屋博古館住友家が集めた、特に古代の青銅器等を多く展示しています。名前の由来は、住友家の屋号「泉屋」と、北宋の8代皇帝・徽宗が編纂を命じた青銅器図録「博古図録」からきています。

館内は静かで落ち着きがあり、お庭もまた見事です。



お昼は平安神宮北(京都市武道センター北)の【アミタ】でとりましたが、美味しかったです。

特に湯豆腐!お出汁だけで、ご飯3杯はいけます!!
食事をしながら、景色も楽しめてよかったです。画像中にある鳥居は、平安神宮の鳥居です。


緻密に練られたタイムテーブルに従って順調に周り、ほぼ定刻通り、15時過ぎに京都駅へ到着。
16時過ぎの新幹線で、東京へと戻りました。

まだ日の出ている内に京都を離れるのはとても勿体無かったですが、如何せん、京都には仕事で来ていたので。
後ろ髪を強く引かれる思いで、おとなしく帰りました。。。

・・・今回の研修会の手土産の一つに、「京都国際マンガミュージアム」の招待券が入ってましたけど・・・ここ、有料だったんですね(^^ゞ
運営母体が大学だから・・・と勘違いしてました。けど、行く機会、あるかな・・・。
宝の持ち腐れになりそう...。

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