くない鑑

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「京都」出張報告-4頁目:銀閣寺道

2010年08月26日 | 上洛記
午後からの研修会の前に、駆け足で巡る洛内。
花園の妙心寺東林院、紫野の大徳寺高桐院と、いずれも臨済宗の異なる宗派の塔頭を訪れた後、次に向かったのが・・・またまた臨済宗の、今度は相国寺派に属する東山慈照寺
はい、即ち「銀閣寺」です。

当初の予定では、第三の目的地として一乗寺方面の詩仙堂(丈山寺)などへ行こうと思っていたんですが、そこから、本来の目的地である今出川(寺町)までは距離と時間が掛かりすぎるので、ここへ比較的出易い東山方面に行先を変更しました。

慈照寺も、上洛した折には訪れる好きな場所なんですが、久しく訪れていなかったので行ってみたんですが...

さすがは世界遺産!
さすがは定番の修学旅行コースorz...

雨だっていうのに、入山するのに長蛇の行列が出来ていました。
先の二院とは大違いです(^^ゞ

この時、時刻は11時半過ぎ。

この後の予定を考えると、とても堪能できないので...
とりあえず門前まで進んで慈照寺の雰囲気を感じてから、反転して外へ。

ただ、これで本来の目的地へ行くのは早すぎるし、第一如何にも勿体無い!ので、どうしようか・・・と思案していたら、(慈照寺の参道を出て)右手の見えた杜の中に鳥居が在ったので行ってみました。

そこは「八神社」という御社で、鳥居前にあった社縁には、確か、坂上田村麻呂が云々・・・とあったと気がしますが、それくらい古い縁のある御社のようなんです。

鳥居を潜り杜の中へ踏み入ると、真直ぐ上に伸びる石段が。

そこを登って行くと、小ぢんまりとした本殿がありました。
山の杜の中にある感じの神社で、鳥居を潜ると異界にでも入ったかのような、何とも言えない静けさと、木々の迫力を感じますが、本殿はそれにも増して、木々に取り囲まれてました。
正に、杜の鎮守様です。

その迫力に幾分圧倒されながらも参拝してここを下りましたが、滑りやすい石段に足を取られて転んでしまいました(^^ゞ
革靴だったので余計にでしたが、何とも表現出来ない雰囲気・・・というか、感覚にありました。

この後でもう一箇所。
引っ切り無しに人が出入りする慈照寺参道の直ぐ左隣に「浄土院」なるお寺を発見。

ちょっと、中に入って見ました。
門前に寺縁の立て札がありましたが、随分と古く歴史があるお寺さんのようで、京の五山の送り火「大文字」を管理しているので「大文字寺」とも呼ばれているようです。
それだけのお寺さんにしては・・・人の家に入り込んだような感じがします(笑)

慈照寺には残念ながら入れませんでしたが、その分、見過ごしていた寺社を巡れました。

時刻はこの時正午を過ぎていたので、本来の目的地である今出川へと向かいました。

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