くない鑑

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風雅を楽しむ(大人の休日)

2005年04月02日 | 春夏秋冬
3月末に予想された桜の開花と前線の北上。
しかし、肝心の時季に寒かったり雨が降ったりして足踏み状態...
それが幾分解消し、公式に開花宣言が出されたのは、平年より3日,昨年より13日も遅い3月晦日のこと。
確かに、去年は暖かかった...それに比べれば、確かに今年は寒い...。
ただ、“立地条件”によってバラつきがあり、5分近く咲いているところもちらほら。
そんなことを期待して、、、前日2日,久しぶりの土曜休暇で天気もまずまずだったので、桜花求めて車を走らせました。
目指した場所は、大田の桜坂
田園調布の外れにあるこの地は、福山雅治の歌で有名なところ。僅かな区間ながら、道路の両脇に見事な桜が咲き、それはそれは見事・・・らしいので。
9時半ごろ地元を出て、湾岸道路を通ってまずはお台場へ出、ここより羽田方面へ出られる第二航路海底トンネルを使って平和島,大森と抜けて環七,中原街道へと入り、彼の地へ着いたのは11時近くでした。
其の最後、桜坂への道の入口が「田園調布警察署前交差点を斜め左」と認識していたのですが、この交差点が環八との立体交差となっていて、思うように入れず・・・一度環八を南下して、Uターンしてやっとのこと入りました。けど、思い起こせば...海底トンネルより出た大田区城南島での分岐で、(誤って)右,環七方面へ進路をとったことが蹴躓き始まりなのですが...。
交差点(中原街道)手前の路地を入って1分ほど走れば、まず信号に“桜坂”の案内板,そして目の前には写真で見覚えのある赤い橋,そして、その両脇には桜の木が植わっていました。そして、肝心の桜は・・・つぼみが赤く,いまにも咲きそうでしたが、実際に咲いているのはちらほら。残念でした...
折角都内まで車で出てきたので、予め法城寺殿より教わった深大寺の蕎麦を食すべく向かいました。

ナビを頼りに東急多摩川線沼部駅を抜け、多摩川沿いの多摩堤通りを利用。
土曜で、天気も陽気もまずまずだったので、河川敷には野球やジョギングなどをする人が多く居て、道路沿いの桜も総じて3,4分咲きでした。
いい陽気だったので、窓を開けると爽やかな気持ちのよい風が入ってきたのですが、途中東急田園都市線二子玉川駅付近でまず最初の渋滞(原因不明)に巻き込まれ、つぎに京王線国領駅付近の踏切渋滞に巻き込まれて、地元から桜坂まで掛かった時間と同じ、2時間も掛けて深大寺に着きました。

調布の古刹,深大寺には、20数軒の蕎麦屋が軒を連ねており、法城寺殿よりこっそりとオススメの店をお教えいただきました。それは、武蔵境通りより深大寺交差点を入り、直の店,「湧水」です。
ちょうど空いていた店横の駐車場に車を止めて、お店へ。
着いたのは13時ごろだったのですが、店先に長蛇の列も無く、至ってひっそりとしたものです。
ただ、店内の席は満員だったので、出入口で行われていた蕎麦打ちを観ながら、暫しまっていました。
・・・店内に通されたのは、到着してから5分か10分くらいだったかと思います。
座敷に通されて、法城寺殿からの予習を思い出しつつ、注文したのは“おおもり”と天ぷら。
それから暫し、出されたお茶を喫しながら、、、まずやってきた揚げたての、サクサクした天ぷら堪能し、次にやってきたそばつゆの味見。醤油とかつおだしか、とても濃くて風味の豊で美味しかったです。この味の確かさで、更に楽しみになってきた“お蕎麦”がやってきたのは、それから直ぐのこと。
竹ざるにのってやってきたそれは、灰色20%ほどの色白。
まず一口目は、つゆにつけずにそのまま頂くと...なんとも風味豊で、さらりと喉越しの良い蕎麦なのか...。歯ごたえも丁度良く、次につゆを絡めて食してみると、もう美味さ倍増!でするすると進む進む蕎麦が。こうなると、一心不乱に脇目も振らず、目の前の蕎麦を唯食らうだけ。
ざるに盛られた、一見多く見えた蕎麦も、あっと言う間に平らげてしまいました。
実に美味かったです!
その美味さの余韻と、余りにも駈足(?!)に食してしまって物足りなさが...+ここまでの運転でちょい疲労感とお茶が美味かった!ので、ここの名物そばようかんを追加注文。
直ぐにやってきたそれを、まずは一口食してみると...
まるで、ういろうのような食感と、ほんのりと口に広がる餡の甘さがまた、なんとも言えず美味しかったです。
これらを十分に堪能した後、時刻がまだ14時前だったので、お店の人の了解を得て車を駐車場に置いたまま、深大寺へ。
この日は、よさこいフェスタとかで、時間と共に入れ替わり立ち代り、小さい子から大きい子まで、複数のグループが日頃の鍛錬の成果を披露していました。
そんな中、私は境内に設けられた即席の御茶屋で抹茶を喫してました。
本格的に、地元の茶道会の人達かがしっかりと点じてくれたお抹茶を、てっぺんに桜花の塩漬が添えられた饅頭と共に頂きました。
さまざまなイベントをやっていた境内の喧騒から、ほんの一時、別世界へトランスした気分でした。。。


深大寺界隈を堪能し、後ろ髪引かれつつもここを後にしたのは15時半ごろ。
帰りは、武蔵境通りを北進し、途中人見街道なる細い幹線道路をナビの指示に従って入り、環八,環七と、途中幾許かの渋滞に巻き込まれつつ、帰着しました。。。けど、斯くも素晴らしき地にお住まいの法城寺殿が羨ましい・・・と思いました。


住むならやっぱ、京王沿線かな...混んでなければ。

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