★小池百合子、希望の党。
「改革そして保守を目指す」と、小池さんが新党宣言を行った時、少し痺れてしまった。
改革という言葉は与野党から常に聞く言葉であるが、保守という言葉を堂々と宣言するのは久しぶりですね。 拍手。
小池さんは、都知事に専念するが国政にも関わって行く、希望の党という国政新党の代表になると宣言したのは、天晴(あっぱれ)でした。
なぜなら小池さんが指摘したように、都政の仕事は国の方針から自由ではないし、都政をうまくやるには、国会に一定の勢力を持たなければダメというのは政治力学において肝中の肝ですね。
昨日の新党宣言においても語っていたが、東京五輪を進めるに当たって、国は費用負担に後ろ向きであるし、特にパラリンピック、そして経済特区における不透明な規制に斬り込むには国会に勢力を持たなければならないというのは、国会議員と大臣を経験し、今、都知事邁進中の小池さんにとって要(かなめ)であり本音でしょう。
リオでの五輪旗引き継ぎにおいて、主催者の小池都知事を押しのけ、安倍さんがマリオ姿で現れて世界に東京五輪をアピールしたというのに、その後、安倍さんは小池さんに協力的でないのは厳然たる事実であり、東京五輪を成功させるには、オールジャパンの総合力が必要であり、その為には国会に小池親衛隊を持たなければならないというのは正しい。
★安倍晋三。
「国難突破解散」?
口では、少子高齢化問題や北朝鮮ミサイルなどを解散の大義にしていたが、そんなの後でくっ付けた言い訳にしか過ぎない。
今、3分の2の議席を押さえている国会で、安倍さんがしようとして出来ない政策はない。少子高齢化問題も、社会保障問題も、北朝鮮も秋の国会で粛々と片づけていけばいいのだ。総選挙費用600億円と1ヶ月の時間をかけてやる衆院解散は大義に欠ける。国民は先の総選挙で安倍自民党を信任した訳だから、安倍さんは思い切り自分の政策をやればいいだけ。
ここで解散の合理性はない。
しかしながら解散の本音は違うところにある、その本音とは、
「来年になれば追い込まれ解散になる。そして自民党は負ける。そうなれば自分の三選はない。しかし今、天祐が起きた。レンホーは二重国籍問題で失脚、前原誠司は北朝鮮とズブズブの関係が暴露され、それに追い打ちをかけるように山尾志桜里が妻子ある男と週4日密会の狂乱の不倫地獄にはまったことで世間は大騒ぎ、その一方、北朝鮮のミサイル発射によって自分の支持率が上昇したこの機を逃さず、解散に打って出れば圧勝はせずとも自民党は余裕で過半数を獲得でき、来年の自民党総裁選挙で三選を達成し、2020年東京五輪まで総理をやれると踏んだ私利私欲解散でしかない」
だから、大義名分を取って付けたような「国難突破解散」ではなく、「朝鮮ミサイル御礼解散」と呼ぶのが正しい。
さて、選挙の神様はどう微笑むのか、「策士策に溺れる」、それとも「花開いて風雨来る」、あるいは「小池にはまってサア大変」、いや「小池に蓮の大輪が咲く」か。(笑)
★都議会公明党。
「都政に集中して改革を進めるというから知事に協力してきた。国政進出は不愉快」と述べ、公明党は、都民ファーストとの連携解消を検討するという。
いやあ、これは面白くなって来た。
朝鮮カルトの公明党・創価学会が都ファと決別する? (笑)
それだったら、公明党の前代表の太田昭宏が出馬する東京12区に小池新党から対抗馬を出せばいい、それまでは遠慮して擁立しない方針だったが、これで堂々と立てればいい。
また、宗教法人としての創価学会の許認可権は都知事が握っているし、創価学会が何か事業をやろうとして、都の補助金を貰いたければ東京都知事の承認が必要になる。そういう伝家の宝刀を小池さんは握っているからなあ。(笑)
仮に公明党都議団が自民党都議団と組んでも45人にしかならず、過半数の64人には程遠い。だから都議会の与党から降りたければ勝手に降りればいいのだ。
都ファは他の会派と組むだけ。
★みずきさんの嫌韓宣言。
一日でも嘘をつかない日があると、口にトゲでもできるのか、息を吐くように毎日嘘をついている韓国のムン青瓦台。
ムンは、師匠であったノムヒョン大統領(自殺)の腹心であった時と同じように反日をして、韓国人の反日感情を煽りながら、「米国のホワイトハウスにムンのファンクラブができた。トランプとの信頼関係が大きく構築されている、だから日本の新聞報道は信じるな」とブチ切れている。
その日本の新聞報道とは、「韓国が800万ドル(約9億円)の経済支援を北朝鮮にするのは問題だ」と、トランプとアベに批判されたことを知って、韓国国民が動揺したことに青瓦台がブチ切れた。「それは日本の新聞の間違いニダ、逆にホワイトハウスにムンのファンクラブができたニダ」と、宣伝した。
今は本当に2017年なのか?
情報が瞬時に世界を駆け巡る現代に、何とトランプ政権内にムンのファンクラブができたというが、そのソースと根拠はどこにもない。
あるのは、韓国の新聞に載った青瓦台の関係者の言葉だけ、しかも匿名である。
嘘をつくにしても、嘘の最低限のマナー?すら消えてしまった。
逆にムンは先の訪米で、米国人に分からないと思って芳名帳に「大韓米国」とサインした。その「大韓米国」の意味は、「米国の属国になんかならないぞ」という米国を非難する言葉で、これは韓国左派が米国を侮辱する時に使う。
一方、トランプがムンを評価することなど全くない。
トランプは今、ムンが嫌う政策、FTAの見直し、反ダンピング法による韓国制裁、北との対話批判、経済支援批判をしているが、一体何をどうすればトランプ政権内にムンのファンクラブができるというのか?
オバマ時代の米国は内政干渉を避けるため、今までずっと韓国に対して干渉的な表現で語るのを避けて来たが、トランプになって露骨に韓国に不快感を示している。
経済、外交、安全保障のすべてを後回しにして、反日扇動と小細工で韓国内の支持率を維持しているだけのムン青瓦台に、果たして明日はあるのか。
(じゅうめい)