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JTDの小窓

川崎市幸区下平間の鍼灸・手技療法『潤天堂』院長のあれこれなつぶやき

右母指にできた胼胝(タコ)?ウオノメ?の灸治録

2015-09-08 | 自分治療
※この報告は7月からブログに下書きを始めていましたが、途中忙しくてなってアップできずにいたものです


昨年の12月頃から徐々に右の母指に胼胝(タコ)のようなものができ始めた。
最初は気にしていなかったが、半年を経過し次第に物に接触すると痛むようになりほうっておけなくなってきた。
具体的に言うと、診療中に重い赤外線治療器を移動しようとして右手でつかんだりすると、ちょうどこの母指の膨らんだ部分が接触し、その度に強い痛みを感じたり、日常生活の作業の中でも痛みを頻繁に感じるようになったため治療を決意した。※圧して痛むということは胼胝というより鶏眼(うおのめ)なのかもしれないがこのとき芯はみられなかった。

6月11日からお灸を開始。施灸の仕方は、膨らんだ部分にモグサを直接のせて行う直接灸(なかでも「焼灼灸」といわれる魚の目に対する灸の一般的な方法)。ほぼ毎日、3~5壮ずつ施灸。

完全に角質化していると熱さを感じないというが、この度の私の場合完全な角質化はしていなかったので熱さはけっこう感じた(ただ、痛い部分にジーンとしみ込む心地よい熱さなので不快ではない)。


6月17日(灸開始後1週間)。施灸前は全体的にぷっくら膨らんでいたが、一部が凹み(赤丸した部分)範囲が凝縮されてきた感じ。




6月29日(灸開始後19日)。角化して亀裂が入り、


7月2日(灸開始後22日)。皮が剝けはじめる。





7月8日(灸開始後28日)。全部皮が剝け、一見きれいになったように見えるが



なんとそこに芯を発見。


膨らみはなくなり芯のみとなった。


その後撮影を忘れてしまったが、芯の部分の灸は続けた。灸しているうちに圧しても痛みが起こらなくなり、そのまま放っておいたらいつの間にか芯も消え、つるつるの皮膚に戻った(完治)。
※芯がポロリととれることはなかった







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