JTDの小窓

川崎市幸区下平間の鍼灸・手技療法『潤天堂』院長のあれこれなつぶやき

連休中の診療について

2015-04-23 | お知らせ
ゴールデンウィーク期間中の診療は下記のとおりです。




4月29日(水・祝)お休み

5月 3日(日・祝)お休み

   4日(月・祝)お休み

   5日(火・祝)診療します

   6日(水・振)診療します



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久しぶりの腰痛 2

2015-04-21 | 臨床・治療
先日は腰方形筋の鍼を行なって寛解した自己体験例を書きました。
が、ここ数日になってまた腰痛がぶり返してきました。今回は腰方形筋の鍼をしてもピンときません。横向きに寝てPSIS(上後腸骨棘)部に検出される気持ちの良い圧痛や、殿部に触れる過緊張筋に対し筋膜刺激の気持ちの良い鍼をしたところ、立ち上がりの痛みは改善するも今ひとつスッキリしませんでした。痛む部位は仙腸関節部の奥に感じるようでもあり、またお腹の方に感じるようでもあり。ということは今回は大腰筋か。

原因を考える。ここ数日この浮き輪のようにぐるりとついたお腹のお肉をなんとかしなければと、ひきしめを求めて夜に腹筋を続けていたことからの由来と推測。仰向けでの脚の上げ下げを久しぶりにもかかわらず頑張って数をこなしてしまった。

本日、昼間の診療時間中にどうにも痛くなってきてしまい、前屈での姿勢もきついし椅子に座って診療録を記入している時も上記部位がつらくなってきてしまった。

坐位のまま右の外大腸兪から大腰筋目指して3寸の鍼を挿入。ゆっくり送り込んでいくと大腰筋停止部の小転子のあたりにビクンと響きあり。ゆっくり抜いてみると右の痛みは軽くなった。まだ左のお腹に通ずる部分の痛みあり。今度は左の外大腸兪から大腰筋に向けて刺鍼。小転子への響きはなかったが、腰の痛む部分にギュワーンとする響きあり。抜鍼後お腹の痛みは軽減。軽い雀啄刺でこれだけ軽減すれば御の字とした。

現在、動作については問題なく動けるようになった。が、ここまでつらくなるとやっぱり人の施術を受けに行きたいなと思いました。自分で苦痛を軽減させられることはそれはそれでいいのだけれど、しっかり時間をかけて人に楽にしてもらいたい気持ちもある。

この近くで大腰筋刺鍼をやってくれるのは、「北京堂鍼灸横浜」の馬場先生。前に一度受診し、大腰筋刺鍼をしていただきました。浅野先生のお弟子さんなのでさすがに上手でした。またやってほしい。。
ホームページを見たら平日21時までやっててくれている。…でも間に合わない(涙)。

ゴールデンウイークも診療しているようなので、是非予約して行ってみたいと思っています。





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非通知設定からのお電話

2015-04-20 | お知らせ
院の電話に非通知設定でかかってくることがあります。
営業や勧誘の電話がほとんどなので、非通知設定でかかってきたときは「番号通知設定をしてもう一度おかけなおしください」というアナウンスが流れて電話を受けないようになっています。
普段、番号を非通知設定にされている方で、ご予約やお問い合わせのご連絡をいただく際はお手数ですが「186」を入力してから番号を入力してくださいますよう、よろしくお願いいたします。



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土踏まず(アーチ部)の痛み

2015-04-10 | 臨床・治療
すみません、また自己治療記録です。
腰痛が引いたと思ったら、また追いかけてくるかのように左の土踏まず(経穴でいうと「公孫」とか「然谷」のあたり)の痛みが出てきた。
歩行時も気になるし、しゃがんだり膝をついて足指をたてる姿勢をとると痛みが増強する。腰痛を庇った姿勢からきた下肢下腿への負担によるものと推測。
こういうとき、痛む現場(公孫・然谷)を直接押すとはっきりとそこが痛いので「ここが現場」として鍼や灸をここに行なってもなかなか早期には改善しないことを経験します。ポイントは下腿の脾経(特に漏谷から三陰交にかけて)。押し探ると心地よく痛む部分を拾うことができます。また、太谿や復溜などの腎経ラインにも圧痛を検出できます。
ここに鍼。気持ち良い。気持ちが良いのでいっぱい刺激してしまう。結果、腰の時と同じように鍼響感が残る。脚が重い(土踏まずは楽になったけど下腿全体が重い)。
※ちなみに患者さんにはここまでしません。ご心配なきよう。重くなってもその重さを「快」として捉える自分だからやってしまうだけです。

施術したのが9日の23時くらい。帰宅して就寝するまで重さ感有り。
10日起床時、立ち上がってみると重さ消失。痛みも消失したまま。終了。

ひとこと。痛くなったら早めにお手入れ。長引かさないコツです。




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最高のレベル(不妊鍼灸ネットワーク)

2015-04-10 | 不妊治療
不妊鍼灸ネットワーク会長の中村一徳先生の松山でのご講演と実技の動画を拝見しました。
中村先生のご講演は岐阜の日鍼会全国大会のご講演で感銘を受けて以来です。
視聴を許可された動画9つある中、まだ2つしか見れていませんが、なんというか…本当にすごいと思いました。大阪や京都でご講演を拝聴した三瓶先生、木津先生、神奈川県鍼灸師会でご講演いただいた小井土先生も同じくです。ご自分が学ばれたこと、臨床から得た生の情報、技術、科学的なデータなど惜しげもなく披露公開してくださいます。
こちらのネットワークに出会う前は、いろいろな文献を読み込み、講演・講習会などから得た情報から自分で確立した施術法をおこなっていましたが、こちらのネットワークの考え方や臨床力を知ったら取り入れざるを得なくなりました。それほどに素晴らしい。自分の臨床能力をどんどん上げて、より高い効果を「一刻も早く」提供したい。もっと力をつけたい。そういう気持ちを高めてくれます。

純粋に学ぶ気持ちのある人には出し惜しみのない学と術の提供、本当に頭がさがります。

受付をおくなどして条件を早くクリアし入会申請を出さなければ。








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久しぶりの腰痛

2015-04-09 | 臨床・治療
8日の起床時からひさしぶりに腰の違和感が出現。
日常の『姿勢』に気をつけるようになってから、動作障害を起こすほどのひどい腰痛は起きなくなっていた。また、「むむむ」と思うような状態にまで発展したときも、すぐに対象の筋のストレッチをおこなったり、吸角(カッピング)をしておけば寛解するようになっていた。

今回の腰痛は、わたくし的にこの季節恒例花粉症から発展する副鼻腔炎と、副鼻腔炎から誘引される鼻咽腔の炎症由来の咳込みなどで身体のバランスを崩したためと思われる。
2日間葛根湯を服用しての十分な睡眠でしっかりと汗をかき、気分も副鼻腔炎もスッキリして完全に復調したと思ったら、まるで追いかけてくるように腰痛がでてきた。

仕事が詰まっていてゆっくり治療できなかったので、治療の合間のタイミングを見計らっていつも行う仙腸関節部や仙骨中央部、胸腰椎移行部までの督脈上の吸角を行なった。
いつもこれで大抵は楽になるのだが今回は様子が違う。以前頻出した大腰筋性の腰痛にも似ていたので大腰筋のストレッチを行なった。が、全く患部の引き伸ばされ感を感じない。鍼を打つ際の前傾姿勢がかなりつらくなってきた。痛みを引きずりながら夜まで仕事をし、帰宅してからきちんと動作からの誘発を調べると、どうやら腰方形筋の短縮が起因のよう。
痛む左を上にした側臥位になり、圧痛(快)を調べてそのポイントに鍼を行った。「まさにそこ」という部分に響いて気持ちが良い。三箇所くらいに刺鍼し終了。強刺激による鍼響感が残ったが、鍼好きの私にはこの感覚がなんともいえない心地よさにつながる。この日はこのまま就寝。
今朝、(一晩寝たが)昨夜刺激を強くしすぎたせいでまだ鍼響感が残っている。それでも前日のような「痛みで腰に力が入らない状態」とは違い、「鍼をして一本芯が入ったように感じ」で、ギクッといきそうな不安感はなくなった。わかりやすく言えば、ただ鍼の違和感が残る程度。
この違和感は午前11時過ぎた頃から感じなくなった。まさに鍼をしてから12時間後くらいの計算。現在夜11時半。ほとんどの姿勢で痛みなし。ほっ。

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