徒然草々

昼飯と城攻に関して書くヲイラの為の備忘録。
だったのだが3年放置。。。復活してみるかぁ~w

板橋区ホタル飼育施設(110416)

2011-05-06 06:06:06 | ▲_徒然に書き散らし

昼間に行くのは初めてである。
区で行っているホタルの飼育施設に行ってみた。
門が閉められて居るので入りにくいが、開館しているのだ。
6月と7月だったか、ホタルの夜間公開を行っているので、その時は見たことが有るのだが
昼間は初なのだ。
入ると直ぐにイヌが出迎えてくれた。全然吠えない番犬に成らないワンコだ。
室内にはハチが沢山飛んでいた。なんかの研究をしているのか?

展示を見ていると、年配の方が声を掛けてくれて、良ければ説明をして頂けるとのこと。
折角なので説明をお願いした。後で分かったが理事さんの様だ。

ホタルが餌とするカワニナが円状の容器に入っている。
その上には、ゲンジボタル・平家蛍の標本がある。
幼虫も展示されているが、成虫よりも大きいのが面白い。
一端外に出て、夜間一般公開されているガラスハウスも案内して頂いた。

雨や霧を発生させる装置が上部に有る。
温度も確か20度ぐらいで保たれていると説明頂いた気がする。
元々は福島の○○村から持ってきたホタルで、その後一度も他から増やすことなく
この場所で代を重ねているようだ。現地のホタルは既に絶えているという・・・
しかも、今回の震災でその村は立ち入り禁止だとか・・・・
ハウスの真ん中を人工の川が流れており、水道水を浄化して使用している。
その技術はヲイラも何度かテレビの特集で見たことが有る。
福島からは、卵の付いた苔むした石を持ってきて、その石とコケも記念にそのままの
状態で年を重ねているようだ。また、ホタルの餌となるカワニナも自然に繁殖させている。
山葵とかを食べるそうで、水の中に沢山あった山葵が、水中のモノは食べ尽くされ、
陸地のモノだけが残っていた。
そんなときに震度5位の地震が起き外にエスケープした。
自家発電は?と聞くと無いらしい。
って事は夏場に停電が起こるとホタルは絶滅してしまう恐れが有る・・・・

中に入って少し説明をして貰う。
ホタルは、卵から孵り翌年に成虫になる。
しかし、観察すると成虫にならずに翌年に成虫になる個体も有るそうだ。
詳しい究明はされていないらしいが、恐らく絶滅を防ぐためのプログラム
だろうと言うことだ。
ためになるねぇ~

また行ってみよう


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2 コメント

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有り難う御座います。 (阿部宣男)
2011-05-19 10:05:58
板橋区ホタル生態環境館の阿部です。ホタルにご見学下さり、深く感謝しています。有り難う御座います。

最初にお出向いしたのは平成10年からホタル警備を目的に来たビーグルの「リキ」です。当時、ホタル敷地内にホタルが盗難の被害がありました。板橋区と警察と協議して①明るくする(ホタルなので灯りは禁物)②施錠を多くする(飼育管理上不可能)③犬を配置する。最終的に犬となりました。

ハチは日本在来種クロマルハナバチと言う自然界のキーストーン種です。ホタルが生息している箇所には必ず生息しています。ホタルもクロマルハナバチの恩恵を受けなければ生息出来ません。現在、特定外来生物であるセイヨウオオマルハナバチが農業の授粉昆虫として毎年10万箱が入っています。しかし、セイヨウオオマルハナバチがハウスから逃亡して在来種のマルハナバチ類を駆逐し、盗蜜といって自然界の草花を授粉せず枯らしてしまいます。鳥インフルエンザ・BSE等もセイヨウオオマルハナバチが原因と環境研でも認めています。未知ウイルス、未知のカビ、日本には生息していないダニ等を多く含んでいます。東日本大震災で多大なる被害をもたらした箇所にセイヨウオオマルハナバチを使用して、その後逃亡した場合はエタノールでも死滅しない菌が蔓延する可能性もあります。被災者様に多大なる影響が出る可能性もあります。

板橋区ホタル生態環境館ではセイヨウオオマルハナバチに変わり、在来種クロマルハナバチを農業で使用出来るように繁殖技術を確立しました。板橋区ホタル生態環境館で増繁殖したクロマルハナバチ女王を石川県能登町に送り、能登町で農業に使用出来るまで育て、全国の農家様に送ります。

板橋区ホタル生態環境館のゲンジボタルは私の母の故郷、福島県双葉郡大熊町から平成元年に役場の許諾を得て、300個の卵から始まり、今年で22世代目となりました。母の実家も津波で流され、跡形も無いです。福島第一原発まで3キロてで、今は誰も入れない状態です。

東北の方々はホタルをご先祖様、亡くなられた御霊が成仏された「証」としてホタルを大切に仰いでいます。

施設でご案内した人物は山岡誠先生です。もと九州女子大学の教授で現在はホタル生態環境館の顧問です。

是非とも夜間公開にお越し下さい。心からお待ち申し上げます。
返信する
コメントありがとうございます (TAKE)
2011-05-20 18:23:41
丁寧に説明のコメント戴きありがとうございます。より理解することが出来ました。
夜間公開の時は是非行ってみたいです。
夜間は、多くの人に見て貰うためゆっくり見れず、写真も撮れないのが残念ですが・・
返信する

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