ハリーと楽しむアジリティー

ミニチュア・プードル ハリーとアジリティーを楽んだ日々の想い出

ハリーと遊んだ海浜

2021-04-18 23:17:48 | 日記

 2020年4月19日未明に、我が家の愛犬ハリーが、天使になりました。

 あれから早1年、人で言うなら一周忌です。先般、家内と二人だけで、今までは毎年ハリーと三人で言っていた山陰地方の家族旅行に行ってきました。天気にも恵まれ、ハリーと一緒のような気持ちでいい旅をしてきました。

 毎日、旅行ばかりしているわけにもいかないので、近辺の想い出の散歩コースをハリーと一緒のような気持ちで歩いています。

 散歩しながら、その土地の地質や動植物に目をやり、吹く風の匂いを感じています。散歩コースの中ではハリーが一番好きだったのが、竹原の的場海岸でした。一周忌の機会に、久々にこのブログを更新します。的場の海浜散歩の楽しさの記事をアップしてみます。

 広島県の地質は、一番多いのが後期白亜紀に貫入した花崗岩、次に多いのが後期白亜紀に噴出した珪長質(流紋岩質など)の溶結凝灰岩(高田流紋岩と)です。それ以外には、この地に白亜紀にはすでにあったわけですが、ジュラ紀付加体(海成の堆積岩や火山岩など)などです。

 竹原の周辺では、2億年近い年月が経っているので、ジュラ紀付加体等はほとんど風化してなくなって、白亜紀に貫入してきたマグマが、地下でゆっくり冷え固まった花崗岩が今は地上に露出しています。

 でも、的場海岸にある小さな山というか岬というかの部分は、ジュラ紀付加体が2億年近い間風雨にさらされたにも関わらず、風化に耐えて僅かに存在しています。付近の白っぽい白亜紀の花崗岩の地殻の中に、ちょっとだけ黒っぽい岩石の形で、何故か今に生き残っています。

 これが、その地質図 129が花崗岩、93が高田流紋岩です。矢印のところ、60の小さな小山が的場海岸の場所です。海溝で、海洋プレートが陸のプレートの下に潜り込んだとき、潜り込めずに陸のプレートの端に付加した地質です。付加体は泥岩等の堆積岩もあれば、玄武岩などの火山岩や時にはマントル上部のこともありますが、的場海岸の部分はほとんど泥岩のように見えます。その一部は頁のように剥がれやすくなっていて頁岩と言えるかも知れません。また、泥岩が地下で固まれば花崗岩になるマグマの熱に接した部分は、ホルンフェルスになっているかも知れません。私は見つけていないけど、どこかに、ホルンフェルスが有っても、良いでしょうね。

(地質図)

(ジュラ紀付加体)

ハリーは、花崗岩が風化して出来た真砂土・白砂の砂浜を踏んで駆け回るのが好きでした。ここで、嬉々として走り回って遊んでいました。

砂浜を過ぎると、黒っぽい岩石の露頭の細道を散歩できます。この短い細道や、その先に再び現れる白砂の砂浜があり、砂浜に散らばる泥岩の薄い剥離片を水面に投げて、水面をジャンプさせて遊んだりできます。

この、ほんの狭い場所に、多様な海浜植物が群生していて、私たちの目を楽しませてくれます。

いずれも珍しくもない植物達ですが、いつも癒される可憐な生き物たちです。今日はこの地のを植生などを紹介します。

細道の入口、後背地的な場所に、マルバアキグミ的なグミの木が繁茂しています。

マルバアキグミ

細道に入って、ハマボッス、ハマナデシコ、タツナミソウなど多様な植物が生えています。

 また、その先の砂浜には、ハマダイコンやハマヒルガオが自生しています。

ハマボッス

 

ハマボッス、ハマナデシコ、カワラナデシコのどれとも違うような蕾 なんだろう 

ハマナデシコ

カワラナデシコ

ハマサオトメカズラ? (ヘクソカズラと変わらないので、見分けが難しい) 

あ、それから、アスパラガスの葉っぱみたいな蔓もある オオバスギカズラ

蔓でもなく、海浜植物でもはないけど、どこにでも生える アキニレ

テリハノイバラは、新葉なのでノイバラとの違いが判らない

ハマヒルガオ

ハマエンドウ

トベラ

イヌビワ よく見ると去年の小さなイチジクの果実が干からびて付いていた

タツナミソウ 立つ波の形から名前が付いたというが、ここでは、立つ波によって洗われるところに咲いているのが、面白い

アオサ 海水中にありました。 美味しそう

 

貧相な ヒメウズ ここの場所付近には、秋になるとコシオガマが咲きます。

 海岸の砂浜を荒波から守る護岸は、多分倉橋島産の粗粒黒雲母花崗岩です。

 岸壁に使うのに、建材用などの均質で、きれいな岩石は要らない。安価で、ムラの多い石材で十分です。でも、アバタや傷のある石材が本当は面白い。よく見ると、少なくとも3つの岩石はペグマタイト岩でした。

 カリ長石、斜長石、石英、黒雲母などの大きな塊が認められます。晶洞の入口らしき部分もあります。黒い部分は大部分が黒雲母でしょうが、黒い放射状のとこには電気石もあるかもしれません。晶洞の中には水晶やトパーズ、ベルリ等の結晶ができているかも。

 花崗岩のマグマが固まる過程で、最後までマグマに取り残された成分が凝集されているので、何か珍しい物質 レアーメタルができているかも知れません。そう考えると、ロマンです。

 

 

 

 

 

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虹の橋を渡った天使のハリー

2020-05-08 19:23:04 | 日記

 2020年4月19日午前1時25分 我が家で14年間一緒に暮らしてきたハリーが、穏やかに息を引き取りました。

 この間までは元気で、駆け足で、散歩に出かけていたのに、4月10日頃から急に体調が悪くなって食欲がなくなり、4月11日土曜日夕方に獣医さんに診てもらったら、「肝臓や小腸に多数の腫瘍があって、そのうち小腸の腫瘍が特に大きくなっているので、これが一番の原因と思われる」旨でした。また、「白血球が大きく増加していること、膵臓の機能が低下している」とも言われました。

 動物病院から帰って、その夕には食欲が回復したけれども、夜間に嘔吐がありました。

 月曜日を待って、2日間点滴治療を受けました。それでも、容態が益々悪くなって、これは自宅で看取ろうと判断して、点滴を打ち切り自宅に連れ帰りました。

 自宅では、ぼろ雑巾のようにぐったりして立ち上がれない様子でしたが、それでもオシッコや下痢便をしたくなったら、家を汚したくないのか渾身の力で立ち上がり、ふら付き乍らわざわざ庭まで出て用足しするのが痛々しかった。

 付き添っていて、苦しいだろうに用便時以外は弱音もはかずに、最後まで穏やかな顔をして、「アー、やっぱりハリーは元々天使だった!」と思わされ、胸が痛みました。

 ハリーとは共にアジリティーを楽しみ、旅をし、近隣を散策して色々な植物に出会いました。ハリーと過ごした14年間は、今に思えば、夢のような期間でした。

 このGW期間、新型コロナのせいで、あまり孫ちゃん達とも会えなかったので、ハリーと良く行った白竜湖の湖畔、5月6日に1時間以上のロング散歩で写真撮影しました。思い出の場所で咲く美しい花などの植物画像を、天使のハリーに手向けたいと思います。

第1編 林間の小路を行く 樹木編

ヒノキ

ヤマザクラ ノイバラ 

コナラ

クリタカノツメ

リョウブソヨゴ

ウラジロノキ

オオズミ(オオウラジロノキ)

アズキナシ

シキミ

アオハダ

イロハモミジコハウチワカエデ

コガクウツギ

ウリカエデエゴノキネジキ

ヒサカキガマズミヌルデ

コバノミツバツツジキシツツジ

キシツツジ

フジツクバネウツギ

ウグイスカグラ

スノキ

ヤマボウシサルトリイバラタラノキナガハモミジバイチゴ

ミツバアケビ(ウワミズザクラに蔓が絡んでいる)

第2編 林間の小路を行く 草花編

シシガシラショウジョウバカマチゴユリ

イカリソウオヘビイチゴツボスミレアマドコロミツバ

ミツバツチグリオオバギボウシマムシグサトキワハゼニワゼキショウ

第3編 開けた場所編

ムラサキサギゴケゼンマイニガナジシバリシロツメグサアカツメグサ

ウマノアシガタ

ヤナギ細葉柳広葉スギナ

コウゾリナヘビイチゴコメツブツメクサアメリカフウロスズメノエンドウ

アカメガシワノミノフスマカモジグサハルガヤセイヨウタンポポスズメノヤリナギナタガヤヨモギカラスノエンドウセイタカアワダイソウスイバ

ヒメジョオンに付いたアブラムシを食べているナナホシテントウムシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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手作りマスクを作ったよ

2020-02-08 22:44:19 | 日記

 新型肺炎の危機で、大パニック。薬局やホームセンターの店頭から、不織布の使い捨てマスクが一斉に消えたよ。

 そこで、考えたのは何度も洗って使えるガーゼマスクです。ガーゼは何枚重ねても目が粗いのでミクロのウイルスを捕らえることができませんが、飛沫の捕捉や口元の保温保湿には不織布以上に効果があり、綿100パーセントなので、肌あたりが良いという長所があります。捨てがたいと思います。

【買い込んだマスク材料】

【設計図 平マスクー1、立体マスク&平マスクー2、ひだ々マスク】

 

 先週の日曜日に手芸店に行って、ガーゼマスクの材料を買ってきました。最初に挑戦したのはマスク制作キットの平マスクと、これを参考に大きなwガーゼ布を裁断しての制作でした。これは、wガーゼ布の端をほつれ処理することなく、中に中に折り込む方法で作るので、手縫いでも簡単。一晩で十数枚できました。

【マスクキット】

【出来上がりの平マスクー1 数回洗ったもの  】

 次に、ひだ々マスク作りにも挑戦。ひだ々マスクは、ちょっとおしゃれですが、縫う部分が多くて大変でした。

【ひだ々マスク】

 マスク作りのコツは、アイロン片手に布を折るときにはしっかりとアイロンで押しておいてから縫うことと、一重に縫うときには、布用接着剤を活用することでしょうか。

【布用接着剤】設計図では、使うことにはなってないけど、部分によっては使うと中でのほつれの防止になるよ。

 なお、今日再度手芸店に行ったら、ガーゼ布はまだ沢山あったけど、マスク紐がほとんど売り切れていたよ。ビックリ

【マスク紐】

 

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保津川下りコースの地質

2019-12-04 12:59:02 | 日記

 この週末、ハリー家の家族旅行で京都観光を楽しみました。旅行の初日には、嵐山のトロッコ列車に乗りたかったのですが、切符が入手できず残念。でも、秋晴れの中を両岸の紅葉を楽しみながら保津川下りができたのが、最高です。良かったです。  川の両岸の奇岩巨岩は、黒々としたもの、白っぽいもの、砂岩・泥岩互層の縞状の岩など様々でした。 この一帯は、海洋プレートが陸のプレートの下に潜り込んだとき、潜り込めずに大陸の端に付加した様々な堆積岩や火成岩であることが一目でわかりました。  船が大堰川の渡月橋付近に下りてきたら、売店舟が接舷してきたので、おでんなどを買って食べました。岸辺には水面に崩れ落ちそうなほどにたわわなモミジと、秋を満喫する人々の群れで溢れていました。まるでお祭りみたいです。  色とりどりの樹木や、多様な岩石が作り出した自然の造形を、船頭が竿と櫓で巧みに操るも、木の葉のように揺れる舟の上から堪能しました。

  参照資料

   地質は、産総研 日本シームレス地質図より

   倉敷市立自然史博物館及び国立科学博物館の解説図を参照

  オフィオライトは、金沢大学理学部地球学教室石渡研究室「火成層序」の解説図

【渡月橋付近】モミジは朱色に染まり、エノキの大木ははらはらと葉を落としていました。いい天気に恵まれて良かった。

【航路マップ】

【新保津大橋付近 近年の体積物で埋まった盆地を川はゆっくりと下る】

【請田神社を過ぎたら 流れが速まる  付加コンプレックス地帯突入】

  堆積岩、玄武岩、チャートが様々な風景を作る

【JR線の鉄橋を潜り、トロッコ列車とも出会う】

【下流に下りたら、人々がモミジ狩りを楽しんでいた】

【保津川下り 地質図】

【パンフレットと地質図の合成】

【オフィオライトの解説図 蛇足ながら、ついでに仙石庭園の石を配置してみました】

 

 

 

 

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青い実の中に、アンモナイトが

2019-11-28 13:08:55 | 日記

 アンモナイトは、貝のような外観をしているが、タコやイカのような軟体動物の中の頭足類の一種。

 殻は直径数センチから約2メートルと大小様々な種類がある。古生代デボン紀に出現し、中生代の海中で大繁栄し、中生代末に絶滅。

 アンモナイトの化石は、中生代の地層の年代測定に使われる示準化石。

 また、仙石庭園の神石殿の展示ケースの中には、美しくメノウ化したものが数個飾られています。

 仙石庭園のもみじ園の紅葉が盛りを過ぎかけたこの時季に、我が家の近くのハリーの散歩コースでは、普段は地味な様々な小さな植物たちが、美しい秋の色づきを競っています。

 中でもひと際鮮やかな紅に染まった葉は、スノキの葉です。スノキ属の低木樹木は、他にもナツハゼやブルーベリーなども皆、紅葉が美しい樹木の仲間です。

 ここの手つかずの荒れ地の端に、ヒヨドリジョウゴとアオツヅラフジの迷惑なつる草たちが茂っていましたが、こんな植物たちでも、よく見ると、秋には色鮮やかです。ハリーの散歩のおかげで、朱色と深い青色の果実の織り成す錦の世界を見つけることができました。

 実はこのアオツヅラフジですが、実を壊して中の種子を取り出して、虫眼鏡で観たら、何とも不思議! アンモナイトの形をしていました。

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