先生もつぶやく、生徒もつぶやく。

横浜市でピアノ教室を主宰しています。レッスン中の面白出来事などを紹介中。

おばけのあしあと

2024-07-02 21:44:54 | レッスン日記
先日のレッスンでのこと。

私はときどき、楽譜をまったく使わずに口伝えで曲を教えることがあります。
今日は、「おばけのあしおと」という曲。

とはいっても、低学年のお子さんだと、導入をしたほうが、より面白がれることが多いので、
今回もちょっとお話をしてから、、、

私「おばけのあしあとっていう曲があってね」

生徒「おばけには、足はないよ!」

確かに!!(笑)

私「確かに、おばけに足はないけど、あしあとがつくこともあるよ」

というと、妙に神妙な顔をして。

私「ほら、おばけだから。足はないけど、あしあとがつくことがあるよ」

生徒「・・・確かに。。。」

納得してくれたようです(笑)

私「どんな足音がするかな?」

生徒「・・・・くす」


くす!!

いろんな生徒に聞いてみましたが、実にいろいろな足音がでてきて、先生はいつも楽しませてもらっています。


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違いがわかるかな?

2024-06-27 14:46:37 | Weblog
こどもたちとのレッスンで好評な「違いがわかるかなクイズ」

私が、良い例と悪い例を弾いてみて、それを聞き分けるというスタイルですが、
これが、だいたいどの年代でも評判がよい。
評判が良い、というのは、とても集中して、わくわくした表情をしている、というところに
由来しています。
早押しクイズみたいで楽しいみたいです。

これが、将来的には、こういう風に弾いた方が良いよ、というレッスンにつながっていきます。

さて、

つながったレッスンを先日、行ってみました。

わたし「○○ちゃんの弾いているのは、~。でも先生が弾くと~だね。」

というと、もう、あっけにとられたという表情で

「全然ちがう、、、」

と。

その、あっけにとられた、という表情が、なんとも素直な彼女の素質を表していて
なんとも愛らしい。

しかし、彼女のすごいところは、それをすぐに再現させてしまうこと。

いや、わかっていてもなかなかできないものなのに、よくできるなあ、と感心します。。。
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2024-06-25 07:27:40 | Weblog
ふとTwitterでみかけた、あるカウンセラーさんの言葉。


   心配はこどもの自信を奪う
   信頼はこどもに自信を与える
 

いや、これは本当だなあ、とつくづく思う。

なにかの折に、
「君に任せたからな!」というシーンがあると、本当にこどもは
「おう!任せろ!」といったような輝きのある表情をする。
そしてそれを完遂すると自信に満ちた表情をする。
そういったシーンに出会うと、本当に頼もしい。

こちらが彼らを頼りに何かリクエストすると、頼もしい表情でそれに応えてくれる。
信じて頼むことが、成長につながるよなあ、としみじみ思う。
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2024-06-22 08:57:30 | Weblog
関東は今年もようやく梅雨に入ったそうで、
雨の日が多くなってきました。
昔は梅雨というと、ずーっとしとしとと降り続くイメージでしたが
今は台風のような大雨で、、、

そういえば、ピアノ曲でもドビュッシーが「雨の庭」という曲を作曲しています。
あんまりしっとり、というイメージではなく、雨粒が際立っているイメージが私にはあります。
ある評者は「ヨーロッパは日本と違ってからっとしているからでしょうか」とありました。

一方でもショパンの前奏曲にも「雨だれ」があります。
ドビュッシーのそれとは異なり、しっとりしたアンニュイな雰囲気があるイメージです。
こちらの表題はショパン本人が題名をつけたわけではないですが、当時のヨーロッパのひとが
そのように感じた、ということは、ヨーロッパだから違うというわけではなさそうです。

まあ、なんにせよ、いろいろな見方があるわけですね。

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違いの分かる人

2024-06-21 00:22:42 | レッスン日記
先日のレッスンにて。

とても音楽的なセンスの良い生徒のレッスン。

ニュアンスの違いを説明して弾いて聞かせてあげるだけで、
見事につかんでいきます。
しかし、自宅の楽器は電子ピアノ。
「家のピアノは弾きにくい」とのこと。

昔より性能が良くなっているとはいえ、こればかりはしょうがないですね。
どうしてもおうちの事情がありますから。。。

昔と違って、いろいろと気配りしないといけない世の中です。

昭和のころは、普通の集合住宅でもアップライトピアノが
おけましたが、そのうち戸建てや分譲でないと難しくなり、
今は戸建てでも難しいところもちらほら。。。
戸建ての賃貸に住んでいる知人。
アップライトピアノも置けないそうです。
ちなみに彼女はグランドピアノを持っていますが、それは別に部屋を
借りておいているとか(そこも音出しは不可だそうですが)

その分、防音室という選択もでてきましたが、いやはや、なかなかピアノ弾きには
難しい時代になってきました。
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勇気

2024-06-16 18:04:30 | レッスン日記
先日のレッスンにて。

お姉ちゃんがレッスンの間、待っている妹。

おお、感心、感心!
学校の宿題をやっているのう。

姉「(妹は)なかなか宿題、やらないんだよね」

と姉のひとこと。
まあ、気持ちはよくわかるよ。

私「宿題をやるのは、大変だよね"(-""-)"」

というと、妹のひとこと。

妹「宿題をやるのは、勇気がいるの」

おお!!!名言でました!

なんでも、宿題をやるのは、大変だから勇気がいるとのこと。

そう!!
勇気がいるよね!!!

とても的を得ていると思いました。

そして、詩人だなあ、と。。。

とても素敵な言葉の使い方だなあと。

詩人に出会いました。


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言葉と音楽

2024-04-17 06:49:50 | レッスン日記
先日のレッスンにて。

譜読みはできた生徒。
じゃあ、今度はニュアンスをつけて、こうやって弾いてみたらどうだろう?
と提案しながら見本を私が弾いてみると、目をまん丸に。

先生、すごい!

そして、一生懸命、そのことについて自分の言葉で語ろうとする中学生。

音楽と言葉はある意味相反するところがあると思う。
言葉はよりコミュニケーションを他人ととるために、その事物のエッセンスだけを切り取って
いるから、それ以外を包括しないときがある。
でも、音楽はそれ以外をたくさん包括している。
(とはいえ、その包括しているものを全部、言葉で表現しようとしているのが、詩であるとおもっているのだが)

それをなんとか、自分の言葉で語ろうとしている生徒。

いや、君のその言葉で語ろうとする、言葉でなんとかつかもうとするその姿勢に
私は感銘を受けましたよ。
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これが、古代の音だ!

2024-04-10 10:22:13 | 楽器
ということで、無事、形を崩すことなく、自宅まで持ち帰った土笛です。
だいぶ乾いたようなので、試しに吹いてみました。

おお!!音がする!!

ちょっとうれしかったので、ユーチューブにアップしてみました。

https://youtu.be/N_jC14XydkY?si=xDSpipQqYOhWG1Yv

意外と簡単だった!!



ピアノ教室のイベントとかでやっても面白いかな、と思いましたが、
この粘土を入手するのは難しいのでは。。。???
紙粘土でできるかなあ。。。
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古代の音

2024-04-08 10:08:22 | 楽器
先日、お休みをもらって九州~姫路へ父と旅行に行きました。
父のリクエストで、今回も観光というよりは修学旅行(笑)
そのひとつに吉野ケ里遺跡にも行ってきました。

そこの体験工房で「土笛作り」というのがありました。
そこは、やっぱりやりたい!ということで、学生時代、美術が
一番成績が悪かった私ですが、挑戦してみました。

受付の係の人には、
・ここでは、焼きませんから、作り終わったら、形が崩れないように丁寧に持ち帰れますか?
・場合によっては音が出ない場合もあります。あとは、お客さんの腕次第ですよ。

と、あたかもうまく作れないのでは?と予感させる文言を言われます(笑)
まあ、そんなものでしょう、と了解すると、あとは簡単に説明を受けて、自分で作るだけ(笑)

こちらは粘土細工なので、わりと短時間で出来上がりました。
あとは丁寧に持ち帰って自宅で乾かすだけ。
さて、音が鳴るようになるのでしょうか。。。






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出張レッスン

2024-03-31 21:30:46 | Weblog
2023年度の大きなイベントが終わり、ほっとして学生時代の友人宅に
遊びに行きました。
ちょっと遠いところに住んでいるので、待ち合わせよりもかなり早い時間に家をでようとしたとき、
ラインが。

 「うちの姪にピアノレッスンしてくれないかな?」

おおっと~!

なんでも、いつもは彼女がレッスンをしていますが、発表会も終わり、
きっと気がぬけているだろうから、ちょっと毛色のかわったレッスンをしてほしい、とのことでした。

長い電車移動のなかでネタを考える(笑)

初対面。中1女子。。。。

思春期の女子。。。。

こんな状況のレッスンは初めてなので、結構、緊張します(笑)

ただ、やってみると、結構反応がユニークで、本人も面白そうでした。

友人も同席して、面白がってくれました。

友人からは「いやあ、近かったら、あなたにレッスンを頼むんだけどね~」との言葉。

さすがに片道2時間の出張レッスンはできません(笑)
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