(子どもたちが、陸から海の機雷を見守るシーン)
昭和24年の今日、3月30日午後5時半近く、ここ名立区の海岸で所属不明の機雷が爆発し、尊い63の命が犠牲になりました。
そのちょうど今日、19時から、劇団いろり座による「明日への伝言~名立機雷事件から~」が上演されました。
機雷爆発事件で、子どもを亡くしたヨシさんというおばあさんが主人公です。
このヨシさん。
10年ほど前に亡くなってしまったんですが、今日は、この機雷事件について語ろうと天国から下りてきたのでした。
(機雷が爆発した現場で消防団員が捜索するシーン)
(若き日のヨシさんが、子どもを亡くした爆発現場で、「子どもを返せ」と絶叫するシーン)
(カーテンコール)
久しぶりにいろり座さんの演劇を見ました。
なんて上手なんでしょう
本当に迫真の演技です。
びっくりしました (いろり座さん、ごめんなさい)
現場で絶叫する若き日のヨシとその夫・盛治
「子どもが死んだ。これは仕方ないこと?いや違う。戦争に殺されたんだ」と語るヨシおばあさん。
捜索で慌てふためく消防団員
機雷を早く撤去しておけばと悔やむ第1発見者の一郎
皆さん、心にグサグサくる演技でありました。
うちの小学校の子どもたちが、たくさん出演してたんですよ
観覧にも、たくさんの子どもたちが来てくれていました
また、受付では、パンフレット配りを中学生が手伝ってくれていました
いろいろな意味で、とても素敵な夜でありました。
見てくれた百数十人の方は、きっと「戦争なんて絶対だめだ」と感じてくれたことと思います。
いろり座の皆さん、大変お疲れさまでした。
きっとおいしいビールを飲んでいることでしょう