宝田小学校・名立中学校 楽しいPTA保護者日記(新潟県上越市名立区)

上越市名立区に、小さな小学校と中学校がありました。
そこでは、保護者たちが、楽しくPTAの活動に取り組んでいました~

92.明日への伝言・・・迫真の演技で追悼

2011年03月30日 22時27分33秒 | 新潟県上越市名立区のこと
 

(子どもたちが、陸から海の機雷を見守るシーン)

昭和24年の今日、3月30日午後5時半近く、ここ名立区の海岸で所属不明の機雷が爆発し、尊い63の命が犠牲になりました。
そのちょうど今日、19時から、劇団いろり座による「明日への伝言~名立機雷事件から~」が上演されました。


機雷爆発事件で、子どもを亡くしたヨシさんというおばあさんが主人公です。
このヨシさん。
10年ほど前に亡くなってしまったんですが、今日は、この機雷事件について語ろうと天国から下りてきたのでした。



(機雷が爆発した現場で消防団員が捜索するシーン)


(若き日のヨシさんが、子どもを亡くした爆発現場で、「子どもを返せ」と絶叫するシーン)


(カーテンコール)


久しぶりにいろり座さんの演劇を見ました。
なんて上手なんでしょう
本当に迫真の演技です。
びっくりしました   (いろり座さん、ごめんなさい

現場で絶叫する若き日のヨシとその夫・盛治
「子どもが死んだ。これは仕方ないこと?いや違う。戦争に殺されたんだ」と語るヨシおばあさん。
捜索で慌てふためく消防団員
機雷を早く撤去しておけばと悔やむ第1発見者の一郎

皆さん、心にグサグサくる演技でありました。

うちの小学校の子どもたちが、たくさん出演してたんですよ 
観覧にも、たくさんの子どもたちが来てくれていました 
また、受付では、パンフレット配りを中学生が手伝ってくれていました 

いろいろな意味で、とても素敵な夜でありました。
見てくれた百数十人の方は、きっと「戦争なんて絶対だめだ」と感じてくれたことと思います。

いろり座の皆さん、大変お疲れさまでした。
きっとおいしいビールを飲んでいることでしょう





コメント
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