｢くぅ｣の復活

我が家は家の中にもワンコがいる
ミニチュアダックスフンドの男の子｢くぅ｣
７月のお誕生日で8歳になる
お友達の家でミニチュアダックスフンドが
沢山生まれて最後の一匹が我が家にやってきた

性格はお調子者で八方美人
くぅは柴犬爺ちゃんが大好きなのだが
柴犬爺ちゃんはくぅの事がとても苦手に見える

最近トリミングに出掛け
｢短めで良いですよ｣とお願いすると

かなり短めになって戻ってきた
以前はとてもロングコート


2015年に異変は起こった
くぅが片方の足を引きずって歩いている
すぐに町内の獣医さんを受診する
そこでは何事も無かった様に走り回っていたのだった
｢きっと小芝居だったんだね｣
とほっとして戻ってきた
それから数日してオムツシーツを引きずり出し
粉々にする日が続いた
丁度、繁忙期で2人どちらも寸分の隙もない時節だった
やっと網走の動物病院を受診した時は
｢どうして早く連れてこなかった｣と
即、ヘルニアの手術を受けた
ダックスフンドにとってはヘルニアは命取り…
同意書に記載し1時間半の手術にくぅは挑んだ

動物の生命力は強い
夕方に迎えに行った時には病院の奥の部屋から
私達の気配を察した呼び声が｢ひゃーひゃー｣と
聞こえてきた

その日から抗生剤を混ぜた餌を与え
足の曲げ伸ばしのリハビリをコツコツと施し

今は完全復活した｢くぅ｣があちこちに
愛嬌を振り撒いている