次にやって来たのは、Stockport Air Raid Shelters です。
1939年に開設されたイギリスで最大の民間専用の防空壕で、
第二次世界大戦中には6,500人まで収容できる規模に拡張されたそうです。
外は暑かったんですが、シェルターの中は寒いくらいにヒンヤリしています。
中を進んでいくと、医療施設やキッチンなどが再現されています。
授乳中の母親のための施設もあったそうです。
これは看護師さん専用のトイレ。
でも、一般用のトイレはこんなです。
こんなところで用を足すのはイヤだなーと、平和の大切さを実感しました…
他に見学者がいなくて、写真撮りまくれたのは良かったんですが、
シェルターは全長1.6kmほどもあり、こういう通路がずーっと続いているし、
時々意味不明の音がするしで、途中からちょっと怖かったです。
ようやく出口にたどり着いて、ホッとしました。
★Stockport Air Raid Shelters
open (火)~(金) 13:00~17:00、(土)10:00~17:00、(日)11:00~17:00
※今は新型コロナの影響で閉館中
入館料:大人 5ポンド(他の3つの施設でも使えるマルチパスだと13ポンド)
さて次に訪れたのは、Stockport Museum 、旧石器時代から現在までのストックポートの
歴史を見ることができる博物館です。
これはストックポートにある醸造所に関する展示。
石器時代とかはあまり興味がないのですが、博物館は大好きなので、楽しく展示を
拝見しました。
…が、ここを訪れた本来の目的は、隣接したコチラだったんですよね。
Staircase House は、1460年頃まで歴史を遡ることのできる、ストックポート最古のタウンハウスで、
第2*級指定建造物です。
英国に残る3つの Jacobean cage-newel staircase で有名、とあります。
この有名なstaircase(階段)や、15世紀から19世紀の住民の暮らしぶりを再現した部屋などが
見学できるはずが見られなくて、改装中だったのか、私の見落としなのか?と思っていたら、
「見学受付は閉館の1時間15分前まで」と書いてあるのを今見つけました…(トホホ)
…それにしても早すぎない??
入館したのが閉館の1時間前くらいだったので、博物館もかけ足で見て回る状況でした。
途中で会った係員の方に「(閉館が)何時か知ってる?」って詰め寄られて何なの?と思いましたが、
後で知ったことには、あちらの方は閉館時間ピッタリに閉めるために、早く帰るよう促したり
するんだとか。なるほどね。
博物館内では、こういう土台(?)の様子が見られました。
★Stockport Museum
open (火)~(土)10:00~17:00、(日)11:00~17:00
※今は新型コロナの影響で閉館中
入館料:無料
★Staircase House
open (火)~(土)10:00~17:00、(日)11:00~17:00 (受付は15:45まで)
※今は新型コロナの影響で閉館中
入館料:大人 5ポンド
(続く)