東白川タカブ研究会 雑記帳

山里の伝統食「ヘボ」の文化と、山里の暮らしを伝えます

講習会のお知らせ

2014年07月12日 | 雑記帳
7月12日(土)晴れ 今朝の気温22℃

久々に山に出かけて来た。もちろんヘボ探しである。
なんだかんだと自分の時間がもてなくて、今年はヘボちゃんとご縁がないのかと思う程です。
結果は散々、兎に角ヘボに出会えないのですから、たまったものではありません。
なんとか終了間際に一つだけ見つける事が出来ました。
明日は午後2時頃から暇ができそうで、数時間だけでもヘボちゃんの捜索に出かけます。

ここで、ご連絡です。

<ヘボの巣の捜索の仕方、生堀講習会>

日 時:7月26日土曜日 雨天の場合は翌日
    午前8時に東白川役場前に集合、説明及び連絡と伝達事項があります。
    その後、「新巣」という場所に向かいます。

持ち物:水筒、弁当、おやつ、など

服 装:長袖のシャツ、丈夫なズボン、タオル、長靴など山歩きと行動が出来る服装。
    急な天候の変化に対応するためカッパなども用意してください。

参加料:無料です。
    参加される方は当研究会にメール頂く( imai8@f2.dion.ne.jp )
    今井政信 090-2615-4547
    今井久喜 090-3482-0151  に電話下さい。

ヘボ(蜂追い)は伝統文化です。狩猟本能を蘇らせ、
仲間達と協力して探し出す醍醐味は素晴らしいものです。
防護服などは会員が持参して、掘り取りなどの行為はお任せ頂きます。
希望者には巣の販売も行われます。

昆虫食が注目されている現在、このような技術の伝承も考えなければなりません。
ヒンヤリとした木立を抜ける涼しい風に身体を休め、
思いっきりフィトンチッドの恩恵を受け、
リラックスするのもこのイベントの楽しみ方です。

一般の方々や、小中学生も参加を歓迎します。

ヘボの巣の捜索の仕方、生堀講習会

2014年07月12日 | タカ研のイベント
<ヘボの巣の捜索の仕方、生堀講習会>

日 時:7月26日土曜日 雨天の場合は翌日
    午前8時に東白川役場前に集合、説明及び連絡と伝達事項があります。
    その後、「新巣」という場所に向かいます。

持ち物:水筒、弁当、おやつ、など

服 装:長袖のシャツ、丈夫なズボン、タオル、長靴など山歩きと行動が出来る服装。
    急な天候の変化に対応するためカッパなども用意してください。

参加料:無料です。
    参加される方は当研究会にメール頂く( imai8@f2.dion.ne.jp )
    今井政信 090-2615-4547
    今井久喜 090-3482-0151  に電話下さい。

ヘボ(蜂追い)は伝統文化です。狩猟本能を蘇らせ、
仲間達と協力して探し出す醍醐味は素晴らしいものです。
防護服などは会員が持参して、掘り取りなどの行為はお任せ頂きます。
希望者には巣の販売も行われます。

昆虫食が注目されている現在、このような技術の伝承も考えなければなりません。
ヒンヤリとした木立を抜ける涼しい風に身体を休め、
思いっきりフィトンチッドの恩恵を受け、
リラックスするのもこのイベントの楽しみ方です。

一般の方々や、小中学生も参加を歓迎します。

クマ出没の本当の理由

2014年06月28日 | 雑記帳
6月28日(土)曇り時々雨  今朝の気温24℃

このところ局地的な豪雨が短時間だが降り続いている。
ここ東白川はまったく蚊帳の外で、
川辺町や七宗町では短時間に100ミリもの豪雨にみまわれているのに
それさえもまったく感じる事がなかった。列車の運休が不思議なくらいに思えていた。

ここにきて、蜂キチ達がウズウズし始めた。
まだまだ時期は早いのだが、幾つかの巣を見つけている強者もいる。
全体的に遅れているというのだが、どうだろうか。

今日のニュースでご存知のこととおもうのだが、各地で熊が出没し、その被害が伝えられている。
鮎釣りの釣り人が襲われ、散歩中の人が襲われである。我々蜂キチ達もこんな話を聞くと気がきではない。

人が襲われると、決まってその筋の専門家のご意見が登場し、誠しとやかに報道される。
「今年は木の実が不足して」,,,,云々である。ナラやカシなどのドングリのなる木が不作のご意見はいささか問題がある。

広葉樹が伐木され、針葉樹林に変わったのは一昔まえのことで、その頃からドングリは不足しているはずである。
秋になって、里の柿の木に熊が来たなどと言う話は時折聞いたが、当時は熊の咬傷被害などほとんど聞き及んだことはない。
最近になってから、頻繁に人里近くに生息場所を広げているのである。ドングリをネタに被害と結びつけるには結構無理がある。
それに、今の時期はドングリもやっと実を結んだばかりで小さく、奥山であろうと食糧にはできない。
だから、この時期のドングリ云々は全てがそうだと位置づけるには信憑性に欠けるお話だ。

岩手や秋田では人里近くに現れた熊を捕獲し奥山に放獣するのだが、また捕獲された場所に舞い戻るという。
いままで、生息が確認されなかった里山近くに生活場所を構えている個体が確実に増えているのである。

それが何故かと問えば、簡単な事である。「テリトリー」。つまり「縄張り」である。

「縄張り」は生きて行く上での食糧調達域の確保である。
既にある縄張りの外に縄張りを構えるのは、弱者や新参者に課される掟なのである。
これが、人里近くの人間と生活圏を重複させるエリアなのである。

精魂込めて育て上げ、やっと材木として出荷出来る寸前に縄張り誇示のディスプレーで樹皮を剥かれ台無しに。
50年100年と精魂込めて先代から引き継いで来た大事な木々が、無惨にも無価値な代物に変貌するのである。
50年100年の途中解約が出来ない定期預金が、一瞬にしてパーにされる林業家の怒りは何処に向ければ良いのだろうか。

捕獲した熊を、他の熊が棲息する奥山に放獣しても徹底して追われてしまうから、
捕獲されて場所に戻るしかないのである。熊は確実にその個体数を増やしている。
毎年一頭から二頭の子を出産するのだが、間引きする天敵もいない。
ハンターも老齢化の一途であり、現況を鑑みない法令の保護もある。

危険動物が無秩序に増える事は山を生活の場所として、業として暮らしている人達にも
そしてヘボキチ達にも大きな問題として提起されるのである。
鹿や猪、それに猿、カモシカ、いい加減な調査の基に無秩序な保護政策のツケは山村に住む人々の
田畑の耕作意欲を削ぐことになり。電柵やネットなどの余分な支出は農業を業で無くしてしまっている。

鮎の友釣り解禁

2014年06月16日 | 雑記帳
6月15日(日)今朝の気温17℃  晴れ時々曇り

昨日鮎の友釣りが解禁されました。
私は旅行のため釣りはしませんでしたが、不調に終ったようです。

鮎の稚魚の放流が遅く、干水(雨が降らず水が少ない事)であることから
鮎は成長不足でシラハエのような有様。
しかも放流量は年々減少。
前に架かる吊橋から川面を覗けば一目瞭然。
毎年覗き込んでいるカッパがもの言うのだから弁解の余地はないですよね。

釣り人が少なく入川料も少ないから稚魚の放流も少ない。
若い人がアユの友釣りという伝統釣法から遠ざかっている。
様々な対策も考えられているのであろうが一向に出口が見えてこない。
漁協内部で必要とされる経費の見直しも当然行われていると考えるのだが、
悪循環の繰り返しである。
まったく先が見えない有様だ。
今に京都の川桟敷しか鮎が食べられなくなるかも....

さてさて、ヘボちゃんの話である。
いつもの時期なら、子蜂を見たよと連絡が入って来るのだが、
今現在では音沙汰無しだ。

この時期になると、あのドクちゃんこと安藤登美男君から連絡があるのだが、
ヘボ界の逸材は今天国で蜂追いをしている。
よって、連絡の取りようがないのだ。
まったく惜しい人材を失ってしまった。
ガッカリした気持ちは自身からヘボへの興味を減じさせてしまった。

ヘボを趣味とする人達は高齢化の一途で、若い人は興味を示さないでいる。
多くの趣味人の団体が消滅したり活動が鈍くなってしまった。
これも全国地蜂連合会会長の大きな責任である。
そのような事も含め、今年の任期の満了をもって新進気鋭のメンバーと交代していただくことになりました。
今年から辣腕を奮って頂く役員は次の通りです。

全国地蜂連合会長          安藤啓治氏(現足助ヘボ愛好会会長)
同副会長 (庶務兼務)       三宅 明氏(串原村マレットハウス代表)
副会長               高橋勝幸氏(現付知ブラックビークラブ会長)
                                 
※私は一応、顧問として飾り物で在席させていただくことになりました。

蜂の講演会を開催

2014年02月23日 | 雑記帳
2月23日(日)晴れ 今朝の気温-5℃

東白川村「はなのき会館」で、ニホンミツバチ、ヘボ、昆虫食を演題にして講演会を開催しました。
この講演会は、全国地蜂連合会が企画し、東白川タカブ研究会が運営などお手伝いをしました。

本来なら、地蜂(ヘボ)を趣味にする団体ですが、全国地蜂連合会の役員会では
ニホンミツバチも同時に飼育している愛好者が多い事から、この企画が持ち上がりました。
ヘボの飼育に一途という方もいましたが、
ミツバチを題材にしての講演会ですみませんと声をかけると、役員会で決議された事、
協力して参加するのが会を牽引する者の勤めですと笑ってくれました。
流石、連合会の皆さんのこと、柔軟に物事を考え、この行事に参加協力を頂き嬉しい限りでした。


また、今回の講演会は東白川村当局、教育委員会や関連の機関、そして連合PTAの皆さんに多大なる
協力を頂いた事もあり、私達が何度も会合を重ね相談した甲斐がありました。
遠方からのお客様には大雪で道路事情が悪いから無念ですと丁寧な電話を頂いたことも
運営に携わった会員には優しい励ましとなりました。

一般からの参加も多く、会場は112名のお客様で盛り上がりました。
しかし、参加者は老齢化の一途で、若い趣味人が育っていない事も歪めない事実です。
そんな中で小学生が参加して興味深げにシャーレの検体を覗き込んでいる姿に嬉しさを感じた一日でした。

講師は。左から小野玉川大学教授。シャーロット、ペインさん。富永さん。三橋元東京大学教授です。