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抗がん剤が感染細胞を撃破、B型肝炎ウイルスは100%消失、HIVやデング熱にも威力か◆補足

2015年12月27日 00時16分14秒 | B型肝炎のキャリアについて
細胞の自滅を阻止するウイルス

 肝臓の細胞は通常、感染が起こると拡大しないように自らを破壊する(アポトーシスと言われる)信号を出すが、
 B型肝炎ウイルスはこの細胞内の信号 伝達経路に入り込んで、自滅信号を妨害していた。

 自滅を阻止するウイルスの働きを逆転する役割として、抗がん剤の利用が浮上した。

 研究グループは、米国のバイオテクノロジー会社が開発した「ビリナパント」と呼ばれている抗がん剤を
 ウイルス克服の手段として試した。

 100%、ウイルス消滅

 その結果、ビリナパントなどの抗がん剤が、正常な細胞を傷つけずに
 B型肝炎ウイルスに感染した細胞を破壊。
 さらに現行の抗ウイルス薬エンテカビルを併用すると、抗ウイルス薬を単独で使うよりも2倍の速さで
 ウイルスを消滅させると発見した。 何百回もテストした結果、成功率は100%だった。

 ビリナパントなどのがん治療薬はウイルス自体ではなく細胞を標的にするので、ウイルスに薬が効かなくなるという
 状況にならないと見られる。ウイルスは細胞に感染しないと生きていけない。細胞を利用できなくなれば死滅する。
 たとえ薬が効かない状況があっても、細胞が消えるほどの大きな環境変化には適応できない可能性が高い。
 ウイルスの薬剤耐性の発生を予防できると研究グループは考えている。

 同じ戦略をほかのウイルス、結核でもこの治療法は現在メルボルン、パース、アデレードで2014年12月から、
 初めて人を対象とする臨床試験を進めているところ。

 研究グループは今後、HIVや単純ヘルペス、デング熱などのウイルス性疾患や結核のような細菌感染症にも
 同じ戦略の治療法が利用できないか調べていく計画。

 感染細胞を破壊するという、ほかにない治療が実現するかもしれない。


 やはり、この病気は、将来はなくなる病気でしょう! 早期の治療を期待しています

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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (fam)
2015-12-31 07:37:51
すごく期待しています。完治できたら嬉しいですね!
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同感です (管理者です)
2016-01-01 00:17:16
いずれにせよ、後10年もすれば、かなり期待できそうですね。(早ければ、数年で始まるのでは?)
明るい一年になりますようお祈り申し上げます。
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つぶやきですが! (管理者です)
2016-01-01 00:23:09
最近の医学の進歩をみてると、気づかれたとは思いますが、現在医者が少し勧められてる、シーケンシャル療法
IFNの治療はする気はしませんよね、個人的な意見ですが、はやく治したい方は、いいかもしれませんが、副作用や、効果の期待度がまだまだですね・・・!
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実現するといいですね ()
2016-01-06 15:27:50
B型肝炎はウイルスゼロでも完治ではない。
なんとか完治の道が開かれるのを期待しています。
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開発に関しての期待!! (管理者です。)
2016-01-08 12:30:18
今までの薬は、ウイルスの数値的に、0にしても、核となる中心部を攻撃することができない為、根治ができなかったはずです。今検討されている新しい治療は、核を破壊させる開発だと認識していますので、期待しています(ただ実用で成功するかは、わかりません)希望はあると思います♪
ネガティブに生活しましょう。
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期待 (ガク)
2016-01-20 17:21:12
はじめまして バラクールードを飲んでる者です
これからの新薬に希望をもって毎日過ごしていきたいと思います
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これからの期待! (管理者です)
2016-01-23 23:44:05
ポジティブにいきましょう
きっと、今からは、よい治療がでるはずです
患者数がめちゃくちゃ多いので、いろんな方面から
研究がすすんでいます
なくなる可能性がある病いでしょう
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