鉢植えのミゾハギがキレイな花を咲かせました。
ミゾハギの花と言えば金子みすゞの詩、と言いたいのですが、本当はそのことを知ったのは最近のことです。その詩に曲がつけられ歌になっているようです。
みそはぎ
ながれの岸のみそはぎは、
誰も知らない花でした。
ながれの水ははるばると、
とおくの海へゆきました。
大きな、大きな、大海で、
小さな、小さな、一しずく、
誰も、知らないみそはぎを、
いつもおもって居りました。
それは、さみしいみそはぎの、
花からこぼれた露でした。 (金子みすゞ)
女房殿と親交がある町内在住の声楽家(ソプラノ)がその歌を歌っておられました。しかし、その声楽家はミゾハギの花を見たことがないと話されていました。
そのことを覚えていた女房殿が、花が咲いたのを見て一鉢プレゼントしたわけです。もちろん喜んで頂けました。
でも、残念なことですがタカ長はその歌を知らないのです。
金子みすゞの詩はやさしい言葉で書かれていますが、そのには内容は深いものがあります。ミゾハギの花を見られた声楽家がどのように歌われるのか、興味がありますが、今のところその歌を聴く機会がありません。
その機会が訪れたらもちろん聴きに行きますが、それまではタカ長なりのイメージを膨らませることにします。
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