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タカ長の山ときどきタカ見

「タカ長のタカの渡り観察」の別室です。八十路の坂を登りながら更新してゆくつもりです。

ミゾハギの花

2024-07-25 09:14:19 | 日々雑感

    

 

鉢植えのミゾハギがキレイな花を咲かせました。

 

ミゾハギの花と言えば金子みすゞの詩、と言いたいのですが、本当はそのことを知ったのは最近のことです。その詩に曲がつけられ歌になっているようです。

 

    

 

      みそはぎ

 

        ながれの岸のみそはぎは、

        誰も知らない花でした。

 

        ながれの水ははるばると、

        とおくの海へゆきました。

 

        大きな、大きな、大海で、

        小さな、小さな、一しずく、

        誰も、知らないみそはぎを、

        いつもおもって居りました。

 

        それは、さみしいみそはぎの、

        花からこぼれた露でした。      (金子みすゞ)

 

    

 

女房殿と親交がある町内在住の声楽家(ソプラノ)がその歌を歌っておられました。しかし、その声楽家はミゾハギの花を見たことがないと話されていました。

 

そのことを覚えていた女房殿が、花が咲いたのを見て一鉢プレゼントしたわけです。もちろん喜んで頂けました。

 

    

 

でも、残念なことですがタカ長はその歌を知らないのです。

 

金子みすゞの詩はやさしい言葉で書かれていますが、そのには内容は深いものがあります。ミゾハギの花を見られた声楽家がどのように歌われるのか、興味がありますが、今のところその歌を聴く機会がありません。

 

その機会が訪れたらもちろん聴きに行きますが、それまではタカ長なりのイメージを膨らませることにします。

 

 

 

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