高千穂のシラス壁の製造工程は、
昨日のブログでもご紹介しましたが、
まずはシラスの地層からシラスを掘り出すことからはじまります。
そしてこれをビニルハウスで天日乾燥して、
他の副材料(もちろんこれらも自然素材100%です)と混ぜていくのですが、
その乾燥した後のシラスを保管しているのが、
こちらのサイロ。

以前家畜の飼料保管用として使っていたものを再利用しています。
このサイロ、よ~く見てください。
中にどのくらいのシラスが貯蔵されいるかわかるようになっています。
もちろんこんなサイロ、市販なんてされてません。
工場スタッフのお手製なんです。
…ある日、この長く使っていたサイロに
シラスの摩擦によって、とうとう穴が開いてしました。
(シラスは研磨剤に使われるほど硬い材質なのです)
本来ならば新しいものに変えるところを、
工場のスタッフはこれをプラス思考にとらえ、
「だったら、この部分を窓にして、中に明かりを入れて・・・」
と、更に進化したサイロにしてしまったのです。
このサイロの口の部分には、自動計量装置をついています。
ボタンひとつで一定の数量のシラスが下に落ちてくるようになっています。

こちらの自動計量装置もなんと工場スタッフお手製。
このようにシラス壁工場は、スタッフの知恵と工夫によって
無駄なく、しかもどんどん進化しているのでありました。
これぞ、ロハスの真髄!
追記:手作りの工場ですが、品質はもちろん万全。
高千穂の九州工場はISO9001認定工場デス!!