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■シラス壁■高千穂シラススタッフblog

100%自然素材「シラス壁」のメーカー・高千穂シラスのスタッフが
おとどけします~

化学物質過敏症の方の住まいづくり

2008-05-21 09:21:37 | リフォーム
薩摩中霧島壁を採用した大阪府茨木市のBiorista様より、
お便りが届きました。

Biorista 寺川様は、ご自身の化学物質過敏症の発症をきっかけに
発症者の住むことが出来る物件があまりにないことを憂慮し、
曝露して寝たきりになりつつも、感応テストを繰り返して、
今回の物件をプロデュースされました。

先日、この物件に、
化学物質過敏症とアトピーで悩む3歳の子供とそのお母様が
お越しになったときのお話です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

□Biorista様より

「驚くことに、畳の部屋で話しているうちに
 3歳のお嬢さんが気持ち良さそうに寝始めたのです。」

「お母さんはビックリされるわ(いつもは反応するようなところに
 行くと「気持ち悪いから帰ろう」とすぐにおっしゃるそうです)
 私は、発症者のお子さんが初対面の大人を前に、
 初めての訪問先でお昼寝されたことで、
 この物件の安全性・快適性に自信を持ちました。」


※ここが化学物質過敏症のお子様が思わず眠ってしまった和室です。


※テクスチュアのアップ
(薩摩中霧島壁 SN-2 オリジナル仕上げ)

現在、Biorista様の方針として
1)化学物質過敏症やシックハウス症候群といった健康被害に
遭わない家づくり(予防)
2)化学物質過敏症やシックハウス症候群の患者の方が安心し
て住める家づくり(健康回復、社会復帰)

この2つの柱で活動されているとのことです。

発症者の方々のためにも、がんばってください。


○Biorista様のホームページはコチラ↓
http://biorista.net



クロスから「シラス壁」にリフォームする場合の施工方法は?

2006-12-11 17:00:08 | リフォーム
“結露で悩んでいる”、“部屋の臭いが気になる”・・・
そんな方には、シラス壁でのリフォームはだんぜんオススメ!
しかも、現在クロスでの内装なら、その差は歴然です。

今日は、クロスから「中霧島壁」にリフォームする際の
下地処理工程を写真でご紹介いたします。


①まずクロスをはがします。

こちら↓は、クロスの裏紙が残った状態です。


②窓や床、またコンセントなどを養生します。
後ほど塗るシーラーが飛び散る恐れがあるためです。


③シーラーを塗ります。
これは下地から出るアク止めと、「中霧島壁」の水引を一定にするためです。

これ↓がシーラー。高千穂は、化学物質の含有率が少ない「NPシーラック」を推奨しています。


④シーラーを塗ると、はがれずに残っていたクロスの裏紙がはがれやすくなります。
できるだけ裏紙をはがします。


⑤さらにシーラーを全面に塗ります。


⑥サビが出ている個所は、LNテープを貼ります。


⑦最後に、シーラーを塗ります。そして充分に乾燥させ、膜を作ります。


⑧「中霧島壁」の塗りつけは翌日以降に行います。


詳しい施工方法については、「施工マニュアル」をご用意しております。
こちら↓のページからダウンロードできますので、ぜひご活用ください。

(Shiftを押しながらクリックすると別ウインドウが開きます)
高千穂シラス施工マニュアル


なおその他、施工に関してご不明な点、ご質問等ございましたら
お気軽におよせください!