また個人情報の流出事故が発生した。
流出件数は4757人分、2005年7月14日~11月9日の間に株式会社ワコールのインターネット・ショッピング・サイトで買い物をした24,322人の内の約5分の1の人たちである。
サイトの運用はNECネクサソリューションズ株式会社が受託していた。
流出した情報は①注文番号、②クレジットカード番号、③有効期限、④お客様番号、⑤住所、⑥電話番号の6項目で氏名は漏洩しなかったと報告されている。
問題は、漏洩したクレジットカード番号がインターネット・ゲーム・サイトの利用支払いに使用されたということであるが、幸いにも実害は発生していないという。
漏えい原因は、有名な「SQLインジェクション」と呼ばれるシステムのぜい弱性を利用した不正アクセスであった。このぜい弱性は伝統的なものであり、なぜそのぜい弱性が放置されていたかが問題となるであろう。
ワコールは自社のサイトで事故対応の最新情報を逐次公開すると共に、当該ショッピング・サイトは今回の原因究明に基づく安全確認がされるまで閉鎖されることになった。また、損害賠償に関しては実際の金銭的な被害は確認されていないが、それが発生した場合は誠意をもって対応するとしている。
参考資料:
(1)ワコール株式会社の2005年11月19日付「お客様情報の流出に関するお詫びとご説明」ページ>http://www.wacoal.co.jp/owabi0511/
(2)MSN毎日新聞2005年11月21日付記事「ワコール:顧客情報4800人分流出 サーバーに不正アクセス」>http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/it/solution/news/20051121org00m300100000c.html
流出件数は4757人分、2005年7月14日~11月9日の間に株式会社ワコールのインターネット・ショッピング・サイトで買い物をした24,322人の内の約5分の1の人たちである。
サイトの運用はNECネクサソリューションズ株式会社が受託していた。
流出した情報は①注文番号、②クレジットカード番号、③有効期限、④お客様番号、⑤住所、⑥電話番号の6項目で氏名は漏洩しなかったと報告されている。
問題は、漏洩したクレジットカード番号がインターネット・ゲーム・サイトの利用支払いに使用されたということであるが、幸いにも実害は発生していないという。
漏えい原因は、有名な「SQLインジェクション」と呼ばれるシステムのぜい弱性を利用した不正アクセスであった。このぜい弱性は伝統的なものであり、なぜそのぜい弱性が放置されていたかが問題となるであろう。
ワコールは自社のサイトで事故対応の最新情報を逐次公開すると共に、当該ショッピング・サイトは今回の原因究明に基づく安全確認がされるまで閉鎖されることになった。また、損害賠償に関しては実際の金銭的な被害は確認されていないが、それが発生した場合は誠意をもって対応するとしている。
参考資料:
(1)ワコール株式会社の2005年11月19日付「お客様情報の流出に関するお詫びとご説明」ページ>http://www.wacoal.co.jp/owabi0511/
(2)MSN毎日新聞2005年11月21日付記事「ワコール:顧客情報4800人分流出 サーバーに不正アクセス」>http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/it/solution/news/20051121org00m300100000c.html