goo blog サービス終了のお知らせ 

TAKさんの備忘録

団塊一期生がつづる日々の生活、情報化社会の変化、ブログやホームページ、読書・温泉・旅行・映画などの感想と記録

純米吟醸「五平どん」

2006年06月08日 | 白河日記
白河を訪問した際、今年も純米吟醸「五平どん」(720mlビン2本)をおみやげに頂いた。
白河市の大谷醸造という蔵元で造られたお酒である。この蔵元の主力商品は「谷の越」であるが、Y氏が自分の田んぼで作ったお米を持ち込んで特別に造って貰ったようだ。

お酒に込めた気持ちが、ビンの裏に貼ってあるラベルに次のように書いてあった。

「那須連峰の伏流水仕込み」

「奥州白川郷・借宿は、かって北辺の守りに備えた軍団と寺が置かれた地です。純米吟醸「五平どん」は、この歴史ある借宿廃寺の郷において、風水に因する飛来農薬は別として我田には一切農薬を使用しないで栽培された米を使い、丹念に醸造された逸品です。芯まで無垢な米で醸した深い味わいを、お楽しみください。」
(註:「白河」ではなく「白川」とある)

原料米:ひとめぼれ
精米歩合:60%
日本酒度:+1.0
酸度:1.0
製造年月:H18.4

<参考>
(1)いちはら企画HPの福島の蔵元一覧>http://www.aipo.com/drink/kura/fukushima.html
(2)いちはら企画HP>http://www.aipo.com/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「泥かぶら」が教える美しくなる3原則

2006年06月05日 | 白河日記
白河の稲作自然塾訪問で知った劇団新制作座の超ロングラン演劇「泥かぶら」は、顔の醜い子が仏のように美しい少女に生まれ変わる物語であるが、美人になるためには次の3つの原則を守ることが必要だとされている。

(1)自分の顔を恥じないこと
(2)どんな時にもにっこりと笑うこと
(3)人の身になって思うこと

今の世の中でこの3原則を実践するのは大層むつかしいことのような気がする。新聞・テレビで毎日のように報道される、顔をシカメたくなる様な凶悪な事件や、殺伐とした人間関係の中で自己の利益のみを追い求めて自分のことしか考えられない社会生活の場が多くなっているように思う。

美しい着物などを身に着け高価な化粧品を多くの人が使えるようになった今、外見だけを見ると昔よりも美男・美女が増えている。

この物語が訴えているのは内面から生まれる自然の美しさであって、その美しさを取り戻すためには、「泥かぶら」のような男女が少しずつ増えていく必要がある。

これは人の価値観の問題であり、経済合理性や法律規制では解決が困難な課題である。環境問題や人口問題、年金問題、健康問題など今我々が直面している多くの問題に共通するもののように感じられる。

<参考>
(1)劇団新制作座HP>http://www.shinseisakuza.com/
(2)劇団新制作座HPの「泥かぶら」紹介>http://www.shinseisakuza.com/%20topu2/doro/doroto.htm
(3)劇団新制作座HPの「眞山美保プロフィール」>http://www.shinseisakuza.com/%20topu2/purofiru/purofiru-2.html
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

劇団新制作座の「泥かぶら」

2006年06月05日 | 白河日記
2006年春の白河訪問によってその存在を知らされた「泥かぶら」は、昭和27年(1952年)10月愛知県一宮市で初公演された「真山美保」さん作・演出・主演の演劇作品である。

「泥かぶら」は劇団新制作座(1950年創立)によって現在も公演されており、来年(2007年)で作品誕生55周年を迎えることになる。この間、真山さんは当作品や演劇界への貢献等により1953年に文部大臣奨励賞、1957年に第7回菊池寛賞、1988年に第4回東京都文化賞、2005年に日本演劇協会より演劇功労者賞を受賞している。

この作品は、54年間に亘り1万5千回以上の公演により1千万人以上に感動を与えてきたといわれている(参考資料(1)とパンフレット2頁目)。芸術座で1961年初演の森光子主演「放浪記」の45年間、1731回と比べても如何に偉大な演劇作品であったかが容易に理解できる(参考資料(2))。

劇団新制作座では「泥かぶら」誕生55周年を記念して日本縦断公演を企画しているという。戦後の混乱期の中で誕生した「泥かぶら」が、戦後60年間の経済的・物質的発展の影で忘れられてきた人間本来の価値観を新たに生み出すきっかけになってほしいものである。

2006年3月12日(日)83歳で亡くなった劇団創始者でもある真山美保さんを追悼する意味でも価値ある企画になると思われる。

<参考>
(1)劇団新制作座HPでの「泥かぶら」の紹介>http://www.shinseisakuza.com/%20topu2/doro/doroto.htm
(2)芸術座の森光子主演「放浪記」>http://eee.eplus.co.jp/s/hrk/
(3)NPO文化行政サポートセンターの「泥かぶら」紹介ページ>http://www.support-arts.com/23/000058.php
(4)当ブログ「2006年春白河訪問記」>http://blog.goo.ne.jp/tak77san/e/f5a7861f1ac3e9e82a17d76dc49133b6
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2006年春白河訪問記

2006年06月04日 | 白河日記
昨年の5月に引き続き2回目の「さなぶり」の会に参加した。2006年6月3日(土)の夕方5時頃から夜8時頃までの宴会だ。白河市の稲作自然塾には2002年から毎年春の田植え時か、秋の稲刈りの時期にお邪魔している。春の田植え時期には、田植えの慰労と稲の豊作を祈念して「さなぶり」の会が催され、今年で4回目か5回目になるという。

本来であれば田植えに関わった人達の慰労の会だと思うのだが、そう固いことは言わずに来てくださいということだと勝手に解釈して参加させて頂いた。

今年は田植えが終わってしまっていることと、体力の衰えのため心身の調子も今一だったので、参加すべきか否か直前まで迷いがあったが、生活のリズムに刺激を与えたいという思いの方が強く、予定通り参加した。

結果としては、田んぼが取り巻く稲作環境から受ける新鮮な刺激と劇団新制作座から会に特別参加したお二人とのコミュニケーションのおかげで大きな満足感を得ることができ、参加して良かったと強く感じた。

前日の夜12時半頃床につき、当日朝6時に目を覚ました。7時に我が家を出たあと、今回誘ってくれたC氏ご夫妻と、待ち合わせ場所の埼玉県久慈駅で朝の8時に合流した。その後東北自動車道をC氏の愛車ホンダ・アコードに乗って白河市に向かった。

白河に着いたのは11時頃。田植えは終っているため男性2人には仕事がなく、女性陣の「さなぶり」の会の準備作業を手伝うことになった。参加者25人の会場の設営と我々を含む宿泊者のための布団の準備、農家の入り口から玄関までの20メートル程の道の掃除、それとC氏が持参した「ざくろ」の苗の植え付けを拝見した。

午後の3時には作業も一通り終わり、開始の5時頃まではビールを飲みながら雑談で過ごした。5時から始まった会は盛会で主催者のY氏の挨拶の後、地元病院の院長の音頭で乾杯。引き続き参加された県議1名、市議3名の挨拶の後、主催者Y氏の夫人が特別ゲスト「劇団新制作座」の舞台監督と女優さんの紹介があった。

宴会の中程では、民主党げんば光一郎氏の挨拶と地元病院から参加した若手職によるかつおのたたきの調理試食会があり、あとは自由な交流の場となった。

会では劇団新制作座の舞台監督H氏から「泥かぶら」の公演を取り巻く苦労話が新鮮で楽しかった。会の終了後の常連メンバーと劇団舞台監督と女優による2次会、最後は会の主催者夫妻と宿泊予定者5人との懇談会が続き、主催者Y氏と舞台監督H氏を残して我々は就寝した。夜中の12時頃のことであった。

「泥かぶら」のことは今回初めて知った。劇団主催者である真山美保氏が最近亡くなり、横浜でその追悼公演が催され、今回参加された劇団女優はその公演の主演をされたそうだ。今回の「さなぶり」の会主催者ご夫婦も劇団新制作座の元団員であり、白河での公演の相談を兼ねたお二人の参加であった。

「さなぶり」をグーグルで検索してみると結果は26,700件に及んだ。「さなぶり」という言葉が復権しているような感じを持った。

<参考>
(1)山形県長井市公式HPの「さなぶり」解説>http://www.city.nagai.yamagata.jp/isazawa/html/sanaburi.html
(2)「JA全農みやぎ」の「こめの遊穂道」の「さなぶり」解説>http://www.ja-miyagi.or.jp/sasanisiki/sasaki/yuho_14.htm
(3)三重県教育文化会館の三重歳時記「早苗饗(さなぶり)」>http://www.mie-kyobun.or.jp/Tayori/Saiziki/Sai031.htm
(4)劇団新制作座HP>http://www.shinseisakuza.com/
(5)民主党「げんば光一郎」氏のHP>http://www.kgenba.com/
(6)MSN毎日新聞ニュース06年5月31日付記事「インフォメーション:「泥かぶら」追悼公演 /神奈川」>http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/news/20060531ddlk14040217000c.html
(7)当ブログの記事「ことば研修生(さなぶり)」>http://blog.goo.ne.jp/tak77san/e/345a6f82955eb925f52f74dae96d7ff2
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小峰城

2005年06月17日 | 白河日記
5月21日(土)と22日(日)の二日間、友人と白河に農作業に行った時の思い出です。農作業といっても田植えは終っていて、苗床の掃除をしただけでした。苗床の掃除は水洗いする装置があって、その装置の中に空になった苗床を送り込んで自動で水洗いします。苗床は非常にたくさんあって、水で洗浄したあと、壁に沿って積み上げます。これがなかなかまっすぐに積みあがらず苦労させられます。21日の夜は、関係者が集まって「さなぶり」の会が開催されました。とても、楽しいものでした。
翌日の日曜日は、朝食後のお茶を飲んでおしゃべりした後、農家にお別れをし、帰り道の途中に小峯城を見学しました。小峰城は幕末の会津戦争で、官軍との戦の前線基地になった場所です。三の櫓が修復され見学できるようになっています。敷地が広く、よく整備された公園になっており、見学にお勧めのコースです。

白河観光協会HP(奥州白河 小峰城三重櫓)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白河日記の開始

2005年06月12日 | 白河日記
白河日記を始めます。白河は私が始めて米作農家の作業の経験をしたところです。
白河に関する情報を白河日記としてまとめて、今後蓄積していきたいと思います。
まずは、基本情報から。

1)福島県白河市の人口情報(白河市ホームページより2005年6月1日現在)
男 性 23,652 人 (先月比+ 2)
女 性 24,340人 (先月比▲68) 合 計 47,992 人 (先月比▲66)
世帯数 18,152世帯(▲53)

2)白河の観光キーワード)(白河観光白河観光協会HPより)
(1)白河の三大観光名物
奥州三古関の一つ「白河の関」跡、奥州関門の名城小峰城、日本最古の公園「南湖公園」
(2)意外な名物
白河ラーメン:白河は白河ラーメンが有名です。代表は「とら食堂」のラーメンです。
全国ラーメンフェスティバルが2005年10月9日(日)と10日(月)の2日間開催されます。
小原庄助さん:酒好きの代名詞にもなっている小原庄助さんの墓があります。

みちのくの玄関口白河市のHP
白河観光協会HP 観光・まつり・イベント情報
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする