明日の記憶
監督堤幸彦・渡辺謙主演の、「明日の記憶」スペシャル試写会に行ってきました。
この映画は、ただの”感動作”だけでは終わっていませんでした。
とにかく見て下さい

謙さんも言っていましたが、とにかくこの映画を”重そうなテーマだから…”と敬遠しないで欲しいです。
ミリオンラーベイビーのように一見重そうな作品だけど、見る価値はしっかりあります。
もう涙が止まりませんでした

ラストとかやばいです。
謙さんの演技がすごいです。
樋口さんとの掛け合いがすごくリアルで、驚きました。
及川光博、良い俳優さんになりましたね~(笑
若い医者役でしたが、力がこもっていて良かったです。日本沈没でも期待してます。
そして遠藤憲一兄さんっ

(笑
渋い役柄を演じていましたが、やっぱり演技上手いんだなぁ……。
香川さんも、良いセリフを完璧に演じていました。
ホント、良いキャストばっかりでした。
映画上映後に、謙さん×糸井重里さんの対談もあったんですが、時間をかなりオーバーし1時間以上ものトークショーとなりました


ハリウッド俳優・渡辺謙というだけあり、格好良かったです!あの足が長いこと。(笑
対談では、俳優という仕事や2人が考えていること、そして堤監督のことなどを聞くことができ、とても貴重な時間になりました。
映画のトークショーなどのイベントは、いつも何かを得ることができるので最高です

謙さんは、この作品を通し色々な活動をされています。注目です!
堤監督という人は、やっぱりホントにめっちゃすごい

監督の映画を見るたびに驚きます。
ラブストーリーだってコメディだって、ホラーだってシリアスな映画だって何でも作れちゃうんですから……。
今作も、堤節はもちろん活きていました。
ちょっとした堤テイストなネタもありましたし、カメラワークも健在でした

サイレンで挑戦した、音響も活きていました。
たくさんの経験を重ね、確実にパワーアップした新作になっていました。
5月一番のオススメ作品です。
団塊の世代の方々に特におすすめします。

監督 堤幸彦

キャスト
渡辺謙 樋口可南子 吹石一恵 及川光博 香川照之 渡辺えり子 大滝秀治 ほか

ストーリー
広告代理店に勤める佐伯雅行は、今年50歳になる。ありふれてはいるが穏やかな幸せに満ちていた。そんな彼を突然襲う〈若年性アルツハイマー病〉。
「どうして俺がこんな目に……なんで、俺なんだ!!」。こぼれ落ちる記憶を必死に繋ぎ止めようとあらゆる事柄をメモに取り、闘い始める佐伯。毎日会社で会う仕事仲間の顔が、通い慣れた取引先の場所が……思い出せない……知っているはずの街が、突然”見知らぬ風景“に変わっていく。夫を懸命に受け止め、慈しみ、いたわる妻。彼女は共に病と闘い、来るべき時が来るまで彼の妻であり続けようと心に決める。「お前は平気なのか?俺が俺じゃなくなってしまっても」。一緒に積み重ねてきた人生をいつか忘れてしまうのだ。ひりつく想いでそう訊く夫に、彼女は静かに答える。「私がいます。私が、ずっと、そばにいます。」そして、幾度もの夏が訪れる……。〈記憶〉を喪失しても、なお忘れなかったものが、いつも美しい夕映えの空気に映えていた。
そういえばこの映画、以前”あすのきおく”と読むと聞いたんですが……。
公式サイトのURLを見ると、”あしたのきおく”となっていますね。。
変更されたんでしょうか?