「空気」に異議あり!

世の中の「空気」のいくつかを相対化していきます。初めての方は、左下の「カテゴリー」の「注意事項」をご覧ください。

日本の最高権力者はマスコミを擁する売国権力

2014-11-17 | マスコミと空気
当ブログでは開設当初(7年以上前)から指摘していることですが、日本の最高権力者は政府でも国民でもなく、売国権力です。
売国権力はマスコミ、学会、司法の主要部分ほぼ全て、さらに財界にもかなり食い込んでいます。

何と言ってもマスコミを全て握っているのが一番大きい。日本人は「みんなの意見や空気に合わせる」人種なので、「みんなの意見」を作れる唯一の機関であるマスコミが、他国と比べて圧倒的な力を持ちやすい。
そしてそれが支持されない事態になっても、最後は司法が食い止め、自分達の砦を死守します。

売国権力がまず優先的やることは、圧倒的なマスコミ権力を使った情報操作です。日本のために動く政治家に右翼のレッテルを貼り、売国政治家を褒め称えるために、あらゆる情報操作も捏造も行います。マスコミだけでなく、行政さえも売国勢力が抑えてしまおうというものです。その結果、売国権力の思い通りの結果になったのが、今回の沖縄知事選や、2009年の民主党が大勝した衆院選などです。

ではそれが失敗したら、売国権力は権力を失うのでしょうか?例えば2012年12月の衆院選のように、売国権力が推す候補が惨敗し、日本のために動く政治家が当選してしまった場合は?

いいえ、それでも売国権力は権力を持ち続けます。選挙結果は秘密選挙なので動かせませんが、誕生した政府に対して圧力をかけ、思い通りの政策を実行させないようにすればいいのです。

その時に使うのが、「国連や外国からの圧力」です。他国の目を病的に気にする日本人は、国連や外国からの圧力に極端に弱い。そこを突いて、日本を売り、「国連の勧告を受けた!このままでは日本は孤立する!」と孤立に病的に弱い日本人を追い込むことができます。

さらに政権だけでなく、個々の問題で、世論の大多数が自分達売国権力の主張に明確に反対した場合は?
それでもなお、売国権力は権力を持ち続けます。
「集団ヒステリーだ!」「世論によるファシズムは危険だ!」などとマスコミを使って大合唱し、また国連や外国に日本を売り飛ばして、世論に悪のレッテルを貼り、世論を封じ込めてしまいます。

つまりどんな状況でも、売国権力は権力を持ち続ける。

この強大な権力への対抗策はないのか?
いいえ、実は簡単です。
ここまでの文を読んでも分かるように、日本人が「他者、他国、国連などの目を気にすること」をやめればいいのです。日本以外の国の人達が普通にやっていることをすればいいのです。
そうして売国権力を革命で破壊する。
そうすれば、現在の売国権力を打破することは可能です。

要は国民次第な訳ですが、日本人の「他者、他国の目を病的に気にする特性」は島国の地勢も相まって非常に頑固なので、日本人がここを根本的に顧みない限り、売国権力は力を持ち続けることになります。

そこを理解しない限り、いくら政府に要望しても、やみくもに「政府は何をやっているんだ!」と叱咤しても、日本人の根本が変わらない限り、大きな変革はできないということです。




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6 コメント

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安倍政権を叩かずにはいられない単細胞な卑怯者達 (かず)
2014-11-18 01:58:53
>いくら政府に要望しても、やみくもに「政府は何をやっているんだ!」と叱咤しても、日本人の根本が変わらない限り、大きな変革はできないということです。

本題から逸れたコメントです。
2ちゃんねるや、時折検索に引っ掛かるブログやウェブサイトで、テコでも動かない強固な考えをもつ原理主義的保守主義者や、反米主義者、アンチ中韓で凝り固まっていると思われる人間らが、自身の考えにそぐわない言動をする安倍首相らを槍玉に挙げている書き込みを度々見掛けます。(2ちゃんねるの場合、安倍政権叩きを念頭に置いてスレッドを立てる記者が、東亜ニュース速報+、ニュース速報+、ビジネスニュース+等々、各ニュース系の板に常駐している為、それに釣られて安倍政権叩きをする連中も結構居ます。)

そういう連中の大半は、状況を打開する為に必要な現実的方策を考える事も実行する事もしない、ある意味病的で単細胞な卑怯者だと思いますが、中にはzakzak(夕刊フジ)で、中韓に対する批判コメントや、安倍政権に対して河野洋平の証人喚問や中韓に対する強硬措置を求めるコメントを連載している、山田宏氏ら次世代の党所属の議員らを支持し、次世代の党を政権党にしようと考えている人物も居るようです。
しかし、今の日本で(他の国もそうかも知れませんが)政権党になる為には、国民一人一人から支持を得て、基盤を固めて勢力を拡大するという正攻法では限界があり、票田もしくは資金援助者になり得るほどの有力な組織・団体からの支持が、政権党になれるかどうかの大きな要素となっています。
その点を理解し、そして、簡単には覆す事が出来ない強固な戦後体制という存在や、日本人の民族性等々をきちんと考慮していた場合、「安倍政権は駄目だから、次世代の党を応援する。」等と、何の戦略も行動もなしに軽々しく書き込む事は出来ないと思います。
(もし次世代の党が政権党になったとしても、政権を維持する為に野党時代とは打って変って、直言よりも慎重な言動が多くなり、強硬的な政策は易々と実行出来ない事ぐらい、容易に想像出来る筈なのですが。)


それにしても、国民自身がこんな体たらくでは、誰が総理大臣になろうとも状況が改善する訳がありません。
この余りにも悲惨過ぎる状況下で孤軍奮闘している安倍首相らは、本当に凄いです。

馬鹿の一つ覚えの様に政権批判や揚げ足取りをする人物や書き込みを見る度に、思いっきりベニヤ板でそいつの頭を叩きたくなる衝動に駆られます。
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>かずさん (太一)
2014-11-18 13:38:41
>次世代の党を政権党にしようと考えている人物

北朝鮮に洗脳されているアントニオ猪木がいるような政党にそんな期待をすること自体愚かだと思います。もちろん自民党にもろくでもない議員はいますが、現在中心ではないですし、新党でいきなりそんな奴が目立つようでは論外でしょう。私が見ているサイトでは、次世代を推す声は少ないですね。

そもそも「政権党に」って、あまりにも現実が見えていない。仮に躍進しても(ないでしょうけど)とてもじゃないけど政権からは程遠い。どうやって自民党と連立するか、しかやることはないはずです。

>今の日本で(他の国もそうかも知れませんが)政権党になる為には、国民一人一人から支持を得て、基盤を固めて勢力を拡大するという正攻法では限界があり、

特に日本はそうだと思います。日本人は他者の意見に合わせる特性のため売国マスコミに流されやすく、また外国からの批判に弱いため、日本のためになる政策の実行の妨げになる。

>それにしても、国民自身がこんな体たらくでは、誰が総理大臣になろうとも状況が改善する訳がありません。
>この余りにも悲惨過ぎる状況下で孤軍奮闘している安倍首相らは、本当に凄いです。

全く同感です。安倍総理らは孤軍奮闘していると思います。今の保守陣営は、安倍政権に「おんぶに抱っこ」状態です。保守陣営自身がそれに気づいていないのがまた情けない。

>馬鹿の一つ覚えの様に政権批判や揚げ足取りをする人物や書き込み

マスコミや欧米文化に洗脳されて、「とにかく政権に対しては常に批判することが正しい」と勘違いしている人間が左右問わず多いですね。私に言わせれば、「政権に対してはいくら言っても反論されないし、いくら言ってもOK」という空気は、要は「いじめ」と同じです。
返信する
沖縄の惨状と狂気のマスコミ (かず)
2014-11-18 22:42:15
>今回の沖縄知事選

沖縄と言えば、選挙管理委員会すら売国勢力の圧力や工作に屈して、まともに機能していない県でしたっけ。
国内ニュースを見ていないので今回の沖縄県知事選の詳細は知りませんが、県知事選候補者や沖縄の政財界・教育界・マスコミ業界に関わる人間の中には、沖縄独立論を唱えたり、親中共・反日的政策を是とする様な主張を展開する逝かれた人間も結構居るようですね。
極端な見方をすれば、外患未遂罪に問われてもおかしくないと思えるほどの異様さです。
(実際に、外国による日本への武力侵攻に加担しようとした客観的証拠、動かぬ物証がある訳ではないので外患罪は適用されませんし、何らかの刑罰を科そうものなら、「これは言論の自由・思想の自由に対する挑戦であり、政治権力による悪辣な弾圧だ!」等と、マスコミや、外国・売国勢力とズブズブの圧力団体等々が、一斉に政府・与党や警察・検察を徹底的に吊るし上げるに違いありません。)

そもそも、現在の沖縄経済は米軍の需要に依存している部分が多いと思うので、日本国から独立した上に米軍も排除した状態で、沖縄経済を現水準以上に保つ事が出来るとは到底思えません。
今後、米軍の需要が無くても「沖縄(琉球)国」を維持出来るだけの産業を興隆させるだけの力が、今の沖縄政財界の人間や沖縄県民にあるとも思えません。
(こんな事は、まともな人間であれば直ぐに想像出来ると思います。)
だから、沖縄を独立させる為には支那の援助が必要だと考える、逝かれた人間も出てくるのかも知れません。

沖縄(琉球)独立論が盛んに叫ばれる背景には、支那(中共)や売国勢力による、沖縄の政財界・マスコミ・教育界への根強い懐柔工作があるのでしょうが、その懐柔工作は金銭的なものだけではなく、沖縄県民のアイデンティティーを揺さぶる様な手法も多用されている気がします。
琉球王国が日本に統合された事や、大東亜戦争時に沖縄が焦土と化した事、戦後に沖縄が米軍に占領された事などを引き合いに出し、「内地(本土)の人間は琉球を日本に無理矢理併合した。」 「日本政府は第二次世界大戦で沖縄を見捨てた。」等と吹聴し、日本や本土の人間を敵視する様に仕向けているのではないでしょうか。


こういう沖縄の惨状を取り上げない日本のマスコミ(一部の保守系マスコミを除き)は、一体何をしているのでしょうか。
売国勢力や侵略者の意に沿った報道しかしないマスコミは日本に不必要です。
(太一さんのブログの上部に表示される、gooのニュースの見出しも逝かれたものばかりですね。)
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>かずさん (太一)
2014-11-19 00:04:54
沖縄は完全にナチス支配下のドイツと同じですね。一党独裁体制の下、完全な情報統制が行われています。

沖縄以外の都道府県もよりゆるやかに売国権力に支配されていますが、そんな他県民から見ても、沖縄の強固な一党独裁支配は異様で狂ったものに映りますね。

本当は一度シナの支配下に入ってチベットやウイグルのような地獄の苦しみを味わえば、日本にいた頃のありがたみが理解できるんでしょうけど、そうなってしまっては遅いですからね。
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病的な人々 (かず)
2014-11-19 19:37:58
>太一さん
>自民党にもろくでもない議員はいますが、現在中心ではないですし、新党でいきなりそんな奴が目立つようでは論外でしょう。

次世代の党は対北朝鮮政策等で、アントニオ猪木独自の政治・外交手腕に期待したのかも知れませんが、猪木の知名度や人脈を考慮し、党の広報役(広告塔)としての活躍や、集票力、政治活動資金の調達を期待しただけかも知れません。

自民党の場合、売国議員を除名したくても出来ない事情があると思います。
もし除名処分を行った場合、除名された議員は売国マスコミを通じて「法律に違反した訳でもないのに除名するのはおかしい」等と、自民党に対するバッシングを繰り広げる事は間違いありませんし、自民党内に居る売国議員もそのバッシングに加勢すると思います。

そもそも、相次いで議員を除名すると、その分、自民党の議席数が減少するでしょうし、政権与党を維持出来るかどうか危うくなる事態も考えられます。(このあたり、政治に詳しくないので僕はよく分かりませんが。)
また、除名した議員を支持していた様々な団体や有力な後援者からの、政治活動資金等の援助や自民党への票が得られなくなるだけでなく、売国議員を支持する団体・後援者が、自民党に売国議員の除名処分取り消しを求めて圧力を掛けたり、自民党の政治活動に支障が出る様な妨害工作を色々と実行するかも知れません。
更には、売国議員が新たに所属する政党、もしくはその売国議員を捨てた上で自民党と対立する政党に乗り換えて、その政党に潤沢な資金提供等の支援をし、自民党の追い落とし(復讐という意味合いも)や政界等への懐柔策を実行させ、(その政党が与党公明党ではなく、野党であるならば)政権与党の座に就かせようと必死の思いで尽力する事も考えられます。


>今の保守陣営は、安倍政権に「おんぶに抱っこ」状態です。保守陣営自身がそれに気づいていないのがまた情けない。

その異様な視野狭窄ぶりも島国根性が齎したものなんですかね。


>マスコミや欧米文化に洗脳されて、「とにかく政権に対しては常に批判することが正しい」と勘違いしている人間が左右問わず多いですね。

「批判しなければいけない」という強迫観念に駆られているんでしょうね。


>沖縄以外の都道府県もよりゆるやかに売国権力に支配されていますが、そんな他県民から見ても、沖縄の強固な一党独裁支配は異様で狂ったものに映りますね。

沖縄独立、もしくは沖縄の支那への併合が万が一実現した場合、日本は安全保障や、経済、漁業・エネルギー等の海洋資源の調達、航空・船舶といった交通網・流通網等に、非常に重大な悪影響が生じるだけでなく、日本国内の独立・分断運動に拍車を掛ける恐れがあります。
(大都市、特に東京に産業・金・人口が集中する流れに歯止めがかからず、地方・辺境地の産業は衰退し、税収も減り、自治体を維持する事すら困難になっている現状に支那や韓国などの外国資本が付け入り、土地・建物・企業等を買収したり、水産資源を収奪する事態にまで発展していますが、この様に外国勢・外国資本に狙われていたり、安全保障等の観点から考えて最重要と思われる辺境地を救済する特例的政策ならいざ知らず、安全保障を考慮しなまま下手に道州制等の地方分権、地方への権限移譲を推進すると、地方の分断・独立と、それに向けた外国人地方参政権導入〈議会の合法的乗っ取り〉の為に、外国勢力による地方の政財界に対する工作活動をより一層活発化させてしまう恐れもあります。)


>本当は一度シナの支配下に入ってチベットやウイグルのような地獄の苦しみを味わえば、日本にいた頃のありがたみが理解できるんでしょうけど、そうなってしまっては遅いですからね。

その通りだと思います。
そもそも、沖縄独立や支那への併合を主張するなら、その具体的道筋や実現後の展望ぐらい堂々と語る事が出来る筈ですが、多分それが出来る人間は誰一人居ないでしょうね。独立論や併合論を主張する人間が如何に気が狂っているか、そして小物であるかを証明しています。
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>かずさん (太一)
2014-12-01 22:23:02
>「批判しなければいけない」という強迫観念に駆られている

本当にその空気は強いですよね。

そうやって、無責任に批判するだけで、何の責任も取らない、自分がどこの支持者だと表明することで受ける批判さえも逃れようとする。日本人はそういうのが多すぎますね。
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