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吉志部神社参道のユーカリ(①)

「岸部第一小学校100周年記念誌」に、明治28年(1895年=113年前)新築された岸部尋常小学校のグランドが写っている写真があり、ユーカリ(と推定される)かなり大きな木があります。
吉志部神社の参道に学校を作ったと説明があるので、現在あるユーカリがそのときに植えられたユーカリの可能性があります。
生徒が写っていますので比較すると、植えられてから20~30年ほどと思われます。



疑問点①
ユーカリが日本に入ってきたのは1875年頃と、下記HPにあります。
  http://www.hana300.com/yukari.html

吉志部神社参道のユーカリは、日本に入ってきてすぐに植えられたのでしょうか。

そこで、インターネットでユーカリの巨木を探してみました。
ほとんどオーストラリアでしたが、日本も何本か出てきました。
 ・静岡県河津町のユーカリ 幹周り412㎝
    http://www2.wbs.ne.jp/~kyoboku/kyobo27b.htm
 ・宮崎市広瀬小学校のユーカリ (幹周り不明)
   「学校のシンボルは、体育館前にそびえるユーカリの巨木、ユーカリの葉は校章にもデザイン化されています」
    http://www.mcnet.ed.jp/hirose-s/syokai.html 
 ・徳島県柿原小学校 100年を超えるユーカリの巨木 (幹周り不明)
    http://www.toku-mlit.go.jp/river/manabu/gakushu/school_kakihara.html
 ・岸部敬愛幼稚園も出てきました。
   「市の名木ユーカリの巨木に囲まれた」とあります。
    http://www.keiai-gakuen.jp/action/index.html  


疑問点②
ユーカリが日本に入って130年、100年前の岸部尋常小学校の写真と同じ木とすれば、吉志部神社参道ユーカリの年齢も130年近くなります。
このユーカリは幹周り336㎝でしたが、千里南公園には下記ユーカリがあります。
  2/25調査B4ユーカリ 331㎝
  2/25調査B3ユーカリ 318㎝
     (但し、上記B4、B3共に、2本立ちの枝分れ途中なのでやや過大に出ています)
  2/25調査B8ユーカリ 275㎝ (1本立ちの木)

また、吉志部神社参道ユーカリの幹周りは、97年312㎝→07年336㎝と24㎝増でした。
97年調査で千里南公園の1本立ちで最大のユーカリは210㎝でしたから、今回の275㎝の木が同一の木としたら65㎝増となります。

成長の早いユーカリが、130年で336㎝は若干疑問視されます。
岸部在住の古老に聞けばわかるかもしれませんので、先ずは吉志部神社宮司さんにお伺いしたいと思っています。
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