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口癖は「適当に」。そんな【たあ】のひとりごと。

愛車との別れ

2008-11-01 15:30:28 | Weblog
実家の父からメールがあった。

わたしが結婚前に乗っていた、軽自動車(パジェロミニ)を廃車にすることにしたと。

平成7年車だったので、13年になる。
結婚して家を出てから、母の名義に変更して、母の車になっていた。

父は、車検を通すことも考えていたらしい。
だが、見積りを取ると、費用が15万前後かかる、という。
それで、廃車にすることを決めたようだ。

車を選ぶときのわたしのポイントはただ一つだった。
それは、「誰も乗ってない」こと。
専門学校を卒業してからの車購入だったから、まわりの友人が、大抵の車に乗っていた。
(なんとなく)人と同じ車に乗るのが、ちょっとイヤだった(笑)。
だから、当時欲しかった車は、プジョー306。
styleがデビューしたころだったと思う。
プジョーのエンブレムも、すごく好きだった。

父は「(マツダの)ファミリアと同じじゃないか」と言った。
まぁ。サイズ的には同じくらいだけど。
デザインとか全然違うんだよ~!ってちょっとした反抗もした。

でもいつの間にか、パジェロミニを買うことになっていた(笑)。
当時、父が三菱のランサーに乗っていて、それで(笑)。
まあ、営業マンもいい人だったから、そういうのもあって、だったんだと思うけど。

当時、パジェロミニはとても人気があって、納車に最長で半年、という人もいたくらいだった。
わたしは、赤とシルバーのツートンだったのだが、ちょうど契約直前に赤が新色としてリリースになったばかりで、工場で増産体制になっていたようで、1ヶ月くらいでの納車となった。


大好きな映画「レオン」のヒロインである「マチルダ」という名前を付けた。
車の中を、キティちゃんグッズで飾ったりして、カーライフを楽しんだ。

運転が未熟で擦っちゃったり、雪道でスリップして、電信柱にぶつかったり・・・とキズだらけの車だったけど、その都度、修理して、大事に乗ってきた。


某買取業者では、査定はゼロ。
それも「手続きに費用がかかるので、持ってこないでください」とまで言われたそうだ・・・。

でも、他の買取業者さんが、「車を見せていただいて検討します」と言ってくれたそうで、父が車を見せに行き、お互いにかなりがんばって、3万円になったそうだ。

任意保険の期間がギリギリに迫っていたらしく、3万円でサインして、置いてきたらしい・・・。
もう、実家に帰っても、あの車はないんだなぁ。

ちょっと寂しいな。

だれかが購入してくれたら、嬉しいけど、どうなるかなぁ。