たちバド 監督日記

立花学園バドミントン部監督が、選手と過ごした日々をつづります。

関東総合バドミントン選手権4

2015年09月09日 15時10分29秒 | 日記
関東総合バドミントン選手権、終了しました。

澁谷&泉野(立花学園)V.S.渡辺&緒方(埼玉栄)0-2































これで、立花学園の第1ダブルス「澁谷・泉野」の見納めとなりました。
最後の試合は点数を見れば、大差での敗退です。
しかし、最後の対戦相手が「埼玉栄」であったことが、なんだか彼ららしいな、と思います。

彼らが敗者審判を終えて観戦席に戻ってきたとき、私の口から出た言葉は、本当に心からの「「お疲れさま」の一言でした。

今回の関東総合は、一般受験での大学進学を目指している二人は初め出場辞退も考えていました。
それを半ば強引に出場をさせた形での大会。
ほとんど私のわがままに付き合ってくれての出場でした。
インターハイ予選の個人戦で惜しくもインターハイを逃して、団体戦の準決勝の時は故障していてとてもベストプレーとは言えませんでした。
そんな形で「澁谷・泉野」が見納めになったことになんだか不完全燃焼を感じて、もう一度「澁谷・泉野」が見たいという私の単なるわがままです。

だからこそ、今回の「埼玉栄」を相手として敗退、そして引退を迎えることとなったことに、一番“納得”というか“満足”をしているのは私なのかもしれません。

関東総合という新しい“世界”を彼らに見せておきたい、という思いもありました。
高校バドミントンを終えた彼らに次のステージを見せて、これからもラケットを握り続けてほしい、これまたそんな私のわがままなのかもしれません。
とにかく、最後の最後まで、いつもいつも私のわがままに付き合ってくれた二人には今は“感謝”の気持ちでいっぱいです。


莉西、ピンちゃん、本当にお疲れさま。ありがとう。



2015関東総合バドミントン選手権大会