旅に出よう。恋をしよう。

世界一周一人旅。見て、触れて、感じたもの。恋をするように旅をする。

何も見えない。何も感じない。[ヨハネスブルグ&プレトリア]

2010年04月01日 | 22ヶ国目南アフリカ

ケニアのナイロビと並び治安の悪さで有名な街ヨハネスブルグ。
ジョバグ(ヨハネスブルグの略称)よりまだましと言われる首都のプレトリア。
隣国への出入国が続いたため、計10日以上この国に滞在していた。


できる事なら南アフリカにすら入国したくなかった...
それ程この街の評判はよくない。
ただ、一番笑った表現は

「ジャギのいる街、ナイロビ。ラオウの支配する街、ヨハネスブルグ」

 

その一方でアフリカ大陸一、経済発展しているこの国。


ぎゅうぎゅう詰めのハイエースは冷房の効いた2階建てバスになり、
未舗装の凸凹道は綺麗なアスファルトに変わる。
アフリカで一度も見たことの無かったコンビニがあり、
スーパーには様々な種類の商品が並ぶ。
買い物をすると消費税がかかり、物価は日本と変わらない。

郊外のショッピングモール(日本のイオンと同じ)があるのも恐らくここだけだと思う。

 

自分が泊まったところは郊外の高級住宅街。
1軒1軒がとにかく広く、芝生の庭がある平屋建て。
それぞれが高い塀で囲まれ、入口は頑丈な鉄格子になっている。

 


自分は行かなかったものの、街の中央へ行くほど治安が悪くなるらしい。
実際自分が会った旅行者は昼間首絞め強盗に会い現金を奪われている。


道案内をすると言われついていったところ、
しばらく歩いたところで突然後ろから首を絞められる。
気絶する程絞める訳でなく、ポケットの財布を投げ捨て解放される。
それを見ていた周りの人達はにやにやしながら笑っているだけ。

 

自分が見たのは中央のバスターミナルからバスに乗り外を見たのみ。
高層ビルが並ぶわりに人通りが少ないこと。
確かに街の雰囲気はよくは無い...


治安の良し悪しは自分の肌感覚によるもの。
でも、旅行は自分の五感をフルに働かせて動くのでかなり正確だと思う。
人や車通り、ゴミや落書き、町行く人の人相etc...
ガイドブックには乗ってない情報を自分の目で、足で確かめていく。

 

自分が実際に見た風景は一般的に言われる南アフリカのイメージとかなり違っていた。
危険を感じることも無く、いたって平和。


危険を承知で中心部へ行く。
スラム街ツアーへ参加する。

もしそうしていたらまた別の世界が見えたのかもしれない。

やっぱり自分が動かないと何も見えてこない。
それを改めて感じたのでした。


次はモザンビークへ!


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