旅に出よう。恋をしよう。

世界一周一人旅。見て、触れて、感じたもの。恋をするように旅をする。

こんな出会いもあるらしい[メダン]

2009年06月14日 | 2ヶ国目インドネシア

「私のこと覚えてる?」
「???」
「ホントに覚えてないの??」
「ごめん。全く...」


こんな会話で始まったメダンの街。
観光目的ではなく、トバ湖に空港がないので移動の拠点として来ました。


昼間の暑さに、
車やバイクの騒音、
そしてアザーン


涼しくて、静かな街にいたので「帰ってきたー」って感じがします。


早速街を歩きつつ、旅行代理店をチェック!
久しぶりの暑さに汗をかきながら代理店を見た後、
一番安かった代理店へ行くと、対応してくれたにいちゃんから

「出発から24時間を切ったからここでは発券できないんだ...
 こっから5分も歩けばオフィスがあるから、そこに行けば大丈夫だと思うけど。」

何ぃ?!オフィスがあるんかい!!

教られた通りを進むとホテルの1階に格安航空会社・エアアジアのオフィスが!
あっさりその場で発券してくれて、目的達成!

結局、手数料が掛からない分一番安くあがりました。
これで翌日にはマレーシアです。


インドネシアもメダンが最後。
結局、ビザの期限ギリギリの1ヶ月近く滞在していました。

島によって変わる文化や宗教。
どこ行っても人懐っこい地元の人たち。
いくつもの国を渡ったような感じがしました。




左上:バリ島 ヒンドゥー教のお寺
右上:トバ湖 キリスト教のお墓 漁師だったのか船がついてます
中央:メダン イスラム教のモスク ホテルの目の前。。いい目覚ましになりました


ちなみに、最初の会話。
トバ湖で隣の部屋にいたローカルの子でした。

旅人同士、旅先で出会った人と偶然再会するってのは良くあるんですが、
まさか、ホテルのフロントで働いてるなんて!

ちなみに彼女イギリス人の彼氏、マイクがいるんですが

「マイカー見なかった?」
「マイカー?」
「そう、マイカー。」
「....あぁ、マイクね!まだ会ってないよ。」


言葉の苦労は色んなとこに潜んでます。

が、



トバ湖の温泉で会った子供たち。

こんな出会いもあったりします。


湖畔でまったり、秘湯でゆったり[トバ湖]

2009年06月04日 | 2ヶ国目インドネシア

ブキティンギからバスに乗って、トバ湖へ来ました。

15時間の移動で着いたんですが、
出発が予定時刻より5時間半遅れ。。。。

実はこのバス
パダン → ブキティンギ → トバ湖 → メダン
とスマトラ島を縦断していくんです。

その途中でクーラーが故障!
何とかブキティンギまで走りついて、ここで修理となったわけです。

とはいえ、街中ならともかく街外れのバスターミナル。
結局何もすることなくひたすら時間が過ぎるのを待ち続けるのでした。。。。



無事に修理が完了したバスはいつも以上に車内を冷やしながら順調に走り続け、湖畔の町パラパトへ。
今回そこから船に乗って湖の中に浮かぶ島、サモシール島へ向かいます。


ほとんどの宿が湖畔に建っていて、それぞれに小さな停泊場所があるんです。
船の中で泊まる予定の宿を伝えておいて、一番近い港で降ろしてもらいます。



この島は車もほとんど走ってない本当に静かなとこでゆったりと過ごせました。
実はもうひとつ理由があって、
トバ湖周辺に住むバタック族はプロテスタントが多いらしく、アザーンが無いんです!

安眠の保障がされたのはめっちゃ嬉しかったです。


数日宿で過ごした後、島の反対側にある温泉へ行くことにしました。
宿からバス停まで1時間。
そこからボロッボロの乗り合いバスで1時間。
さらに山道を30分歩いてところで、ようやく到着。

お客さんどころか、人っ子一人いません。。。
ちょっと心細くなりながら、食堂の兄ちゃんに聞くと
「ここが温泉だ。1回50円」

って言ってきます。
確かに食堂の隣に変な建物。。。
よく見てみると3種類の広さの違う温泉が。
それぞれ広さは15mプール、戸建のお風呂、五右衛門風呂って感じでしょうか。


ただ、気になる値段は再確認。

「これって、それぞれいくら?」
「50円」
「いや、だから『それぞれ』いくら??」
「50円」

一律らしい。。。。
怪しい感じはしますが、そういうことならと遠慮なくプールに入らせてもらいました。
いやぁ、真夏の日差しの下入る温泉もなかなかいいもんです。




ここからはバスでメダンまで出て、
ようやく3カ国目マレーシアの首都・クアラルンプールへ向かいます。


とんがり屋根と世界一の花[ブキティンギ]

2009年05月26日 | 2ヶ国目インドネシア

ジャカルタから飛行機、バス、車を乗り継ぎ、
スマトラ島のちょうど真ん中あたり、赤道直下ブキッティンギの町に来ました。

実はここに来るまでが結構バタバタでして、
飛行機に乗り遅れそうになり、乗り込んだタクシーの素晴らしいドラテクで無事空港へ!(高速に乗ってからとにかく早かった!)

バスのあと乗り換えた車が7人乗りの乗用車に10人を詰め込み
公道100キロオーバーのスピードレース!
ヤンチャな仕様でウーハーとマフラーから聞こえる重低音の中
何度対向車のヘッドライトを正面に見たことか。。。

そして夜10時。ようやく到着!!

が、寒い。。。。

赤道直下ながら標高900m&盆地で朝晩は冷え込むんです。
疲れた体を引きずってホテルで安眠。。。。
と思ったら、今度は早朝アザーン(※イスラム教のお経)でお目覚め。

おかげ様でこの町にいる間ずっとアザーンの町内放送を最大ボリュームで聴いておりました。

この町はミナンカバウ族という人たちが住んでるそうで、
かなりとがった屋根がごろごろしてます。

何でも水牛の角を模したものだとか。





 ところで、ラフレシアって知ってますか?
世界で一番大きな花なんですが、宿探しをしてるときにあるホテルのオーナーから

「今なら咲いてる!明日には花が枯れちゃうからすぐ見に行け!」
となんとも胡散臭い謳い文句に乗せられて見に行ってきました。

バイクに乗せられてポイント近くまで移動、
現地ガイドに代わって山道をガッツリトレッキング。



ヒーヒーゼーゼー言いながらもう限界。。。
って時にガイドが


「はい。あれ。」





 って、おおおおお!キモッ!!

いやぁ、想像以上に実物はデカイ!キモイ!
そして花の周りにはハエが飛びまくってます。

このハエが受粉を行い、動物が種を運ぶそうです。
ちなみにガイドに 「どうやって探すの?」
と聞いたところ 「歩き回る。」

との返答。。。さすがです。

次は少し北上してトバ湖に向かいます。


バスについてあれやこれ[ジャカルタ]

2009年05月19日 | 2ヶ国目インドネシア

夜行バスに揺られる事15時間。
無事、インドネシアの首都・ジャカルタへ到着しました。
ちなみに明日、スマトラ島へ移動です。


ジョグジャからジャカルタへ移動する手段として、電車もありました。
日本と同じ感覚で当日の朝駅へ行ったら、夜の夜行列車まで満席。
急遽バスターミナルへ移動し、長距離バスを探します。

大きなバスターミナルには壁中に行き先が書かれた看板が貼ってあって、ちょっと独特な雰囲気。
何ヶ所か値段を確認して、最も安いところでチケットを購入。


アジアの交通マナーは元々悪いんですが、インドネシアは特に悪い気が。。。
2ストのバイクが縦横無尽に走り回り、町中クラクションの嵐、

長距離バスも同様でクラクション、パッシングの嵐はデフォルト。
一方で遅い車ほど道を譲らないんで、お互い様ですけどね。

ただ一番高いバスを選んだので、エアコン付・リクライニング・乗り換えなしの直行便(※これが一番大きかった)日本の長距離バスと同じ位快適でした☆

日本と違うのはバス停で停車するたび、
物売り、駅弁、お土産、流しのギタリストetcが勝手に乗り込んでくる事。
安いクラスのバスだとそれが赤信号のたびにやってくるって事で落ち着いて寝ることもできないとか。。


ちなみにジャカルタは高層ビルもあったりしてちゃんと首都っぽくなってますが、やはりアジア。このエネルギッシュな騒がしさは健在です。

市内はたくさんの循環バスが走っててそれも種類によって対応が大違い。
一番びっくりしたのは高いバスは専用のバス停があって、さらに専用レーンが設けられている事!
本数もラッシュ時の山手線のようにすぐ次のバスが来てめちゃめちゃ快適でした
(先払い35円)。

安いバスは道端でお客さんが走ってるバスに飛び乗ってます。
お金の有無でここまではっきり区別されてると逆にすっきりするもんです。

次はスマトラ島、インドネシア滞在も2週間が過ぎました。
思ってた以上にでかいです。


安宿街は下町気分[ジョグジャカルタ]

2009年05月15日 | 2ヶ国目インドネシア

おはようございます。
無事早起きに成功し、ジョグジャカルタへ到着しました。


安宿街のあるトゥグ駅周辺でタクシーを降りると、早速客引きのおっちゃん。
重い荷物を背負って歩きたくないのでそのままついていってみます。

おっちゃんは細い路地の一角をガンガン進み次々に宿を紹介してくれます。
一泊目は紹介された宿に荷物を降ろして街歩き。
と思ったらほかの人が来てバティック屋へ。
寝不足で機嫌が悪いこともあって半ギレで出て行きましたが、ちょっと気を抜くとこんな目にあいます。。。

安宿街は迷路のように入組んだ路地で繋がっていて迷子になるにはいい条件。
何となく東京の下町を歩いているような気分になります。


一方で一歩街に出るとまず目に付くのがベチャって呼ばれる三輪自転車。
ちょっと目が合うと「タクシー?」「トランスポート?」って必ず声をかけられます。
ま、基本的にはものすっごいグダグダですが。。。

あとはイスラム圏なので、女性の多くがフードをかぶっています。
これがカラフルでめっちゃ綺麗!
色だけじゃなくて、よく見ると刺繍も凝ってます。
ただ、専門店を写真に撮ったら「ノーフォト」って怒られました。
インドネシアはそんなに戒律が厳しくないと思ってたんですが、やっぱりダメみたいです。


ちなみに今朝、もう一回5時起きしてボドブドゥール寺院とプランバナン寺院へ日帰りツアーに参加してきました。

ボドブドゥールはいくつもの階層で構成されていて、上部にはストゥーパ(仏塔)が立ち並び朝もやの中でめちゃめちゃ綺麗。
英語を勉強してる学生グループに質問攻めにあったりしながらもかなり楽しめました。

プランバナンは2006年の地震で多くが倒壊し、修復が続けられていました。


ここからは明日、バスでインドネシアの首都・ジャカルタへ移動。
その後お隣のスマトラ島へ。
スマトラ島を回った後はマラッカ海峡を渡ってマレーシアへ行く予定です。