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何度海外に出ても、初めて訪れる国は緊張する。
もちろん今回も。
ましてや、そこにトラブルがあるともう...
トラブル1 行きの飛行機が飛ばない
トラブル2 帰りの飛行機も飛ばない
我ながらよく行って帰ってこれたもんだと思う。
無事帰ってこれた今となってはいい思い出。
今回訪れたバングラデシュ。
国土は日本の約4割
人口約1億4500万人
つまりどうなるかとういうと、
こうなるわけで。
大通りはもちろん、小さな路地に至るまでとにかく人と騒音と埃にまみれる。
ほんの少し隙間が出来ればリキシャが割込み、それに対しクラクションを鳴らし、隣の車とぶつかり、少しだけ進む。
そうやってダッカの大通りは混沌を極めていた。
正直その『濃さ』にあてられてしまい、すぐに移動する。
向かったのは、バングラ人がみな薦めてきたコックスバザール。
世界一長い120キロ海岸線がある。
イスラム教徒が9割近くを占めるこの国では人前で肌を見せることを嫌う。
それでも海に入ってはしゃぐ姿は印象的だった。
バングラの街を歩いているととにかくよく声を掛けられる。
しかもみな定型文のように同じ質問、フレーズばかり。
「ハロー」
「what's your name?」
「タキ?タケ?オーケー、nice to meet you , I'm fine!!」
「what's your country name?」
「oh ジャッパーン、オーケー」
「what's your family?」
「4!オーケー」
「what's your proffession?」
「???....オーケー」
ひと通り質問を終えると後は周りの人達と話をし、しばらくその場に佇んでいる。
バングラではよく囲まれる。
話には聞いていたけど、これはどこに行ってもそうだった。
首都のダッカでさえそうだったのには正直驚かされた。
10人集まれば1人、2人は上のフレーズを話せる人がいる。
でもそれ以上の会話は出来ず、あとは無表情で見つめるだけ。
正直最初は何人もの人に囲まれて、特に話すでも無く、笑うでもなくただそこに立っている。
慣れるまでちょっと怖かった。
でもそれが悪意があってではなく、ただの興味本位だと分かるとただただ楽しく、毎日を過ごしていた。
バングラでの食事はほとんどカレーになった。
野菜、牛肉、鶏肉、魚。
インドと同じように右手だけを使い、手で掴み、ちぎって口に運ぶ。朝の定番、野菜カレー。主食のパンも朝食とお昼では変わる。
マイルドな味付けの炊き込みご飯、ビリヤニ。中に卵や鶏肉が隠れている。
チキンカレーと野菜カレーを両方頼んだり
バングラのお味噌汁的存在、ダル(豆のスープ)とビリヤニ
バングラではチャーをよく飲む。
チャーとは練乳と砂糖をたっぷり入れたとにかく甘いミルクティー。
街中にはいたるところにこのチャーの屋台があり、手際よく入れてくれる。
小さなグラスやカップに注がれたチャーを飲みながら街の喧騒を眺めていた。
今、思い出してみてもバングラほど歓迎された国は無かったように思う。
街行く人がみな笑顔で挨拶し、声を掛け、チャーを勧められ、拙い英語で話しをし、また笑い
ほんとに楽しかったなーって思う。
決して万人におすすめ出来る場所では無いけど、行った人にしか分からない良さが詰まった国。
Welcome to 熱気と喧騒の国 バングラデシュ!!
<余談とおまけ>
その1
バングラで飲んだチャーが印象に残りすぎて普段買わない自分へのおみやげを買いました。
これ。
お店の場所を聞いた日本語ペラペラのバングラ人に
「やかんが欲しい?何に使うんですか?えぇっ、おみやげー?!?!」
って普通に日本語で驚かれたのもいい思い出。
その2
街の様子を動画でどうぞ
バングラの首都ダッカの旧市街(オールド・ダッカ)の様子
リンクはこちら → youtube
毎度この紹介、ルアンパバーンで会った当時18歳のこだまゆうすけです。
バングラ超おもしろそうですね!行きたいです!
2月から中国に留学に行くのでもしよかったら訪れてみたください^^
バングラかなり濃いよ~!
でも興味あるなら一度行ってみると面白いかも♪
留学もうすぐだね。
中国語ペラペラになってきてちょうだい!!