旅に出よう。恋をしよう。

世界一周一人旅。見て、触れて、感じたもの。恋をするように旅をする。

後遺症未だ癒えず[ルクソール&アスワン]

2010年02月26日 | 17ヶ国目エジプト

朝3時にピックアップ、乗ったワゴンの中ではあっという間に寝てしまい、
ドライバーに起こされ、ゲートをくぐりその前に立つ。
そう、そこにはずっと見たかったあの姿。


「意外と小さい...」

そう感じてしまったのはアブシンベル大神殿。

 

「見たいもの、行きたいとこ全部行こう」
自分がこの旅行に来た理由のひとつ。

そして、アブシンベルも見たい場所のひとつ。

きっと日本から直接向かえば素晴らしい経験になったはず。
ただ、そこには誤算が...


「石の遺跡に飽きたんです...」

 


ツアー内容を無視してガツガツ見所をカットするドライバー。
湖の中に浮かぶイシス神殿でぼってくるボートに詰め寄る白人さん。

やっぱり一番面白いのは人間だよなって改めて感じるのでした。

 


そしてツアーの翌日、再びバスに乗り向かった先はルクソール。
ここには王家の墓、ハトシェプスト女王葬祭殿、ルクソール神殿etc
沢山の遺跡があり、現在も発掘調査が続けれられているところ。

街は自転車を借りれば自分の足で見て回れる位コンパクトに見所が集まっている。
が、上記理由によりほぼ全てバッサリ。

向かった先はカルナック神殿。




スフィンクスの並ぶ参道を抜けると、そこには巨大な柱が何本も並ぶ。
柱の中に立ってみるとその大きさが改めて分かる。
けど、あまり長居せずに出ることにした。


理由?
「石の遺跡に飽きたんです...」


結局最後までテンションが上がらないまま居心地のいいカイロへと帰っていったのでした。
次はブラックアフリカ、タンザニアへ。


自然のスケール[白砂漠&黒砂漠]

2010年01月17日 | 17ヶ国目エジプト

どうもエジプトには白と黒の砂漠があるらしい。
交換して手に入れたガイドブックで初めて知ったその情報。
幸運にも人が集まり自分も参加することに。


ガイドと呼ぶにはあまりに頼りない若者に付き添われ、バスと四駆で延々と移動。
到着したときにはすでに夜...




ガイドとドライバーは用意しておいた薪で火をおこし、
砂地の上に直接マットレスを敷く、ここが今夜の寝床になる。


聞こえてくるのは薪が燃える音とみんなの話す声。





夜は寒くて、寒くて全身毛布に包まってもそれでも寒い。
でも、空には地平線から広がる無数の星空。
それが見れただけで十分。




翌朝、目を覚ますと自分は全く違う世界にいた。
昨日は暗くて全然見えなかった世界。
見渡す限り広がる砂と白。




自然が作り出す世界は本当に限度が無い。





途中スタックしたりしながらも白砂漠を離れ移動を続ける。

水晶の岩があるクリスタル・マウンテン、
砂地の砂漠フロート・デザート、




そして黒砂漠。


白砂漠で朝からはしゃぎ過ぎた自分達は疲れ果ててぐったりしていたけど、
そのスケールはどこも本物だった。


次はエジプトの誇る巨大遺跡へ。


B級グルメで沈没系[カイロ]

2010年01月17日 | 17ヶ国目エジプト

エジプトといえば、ピラミッド・スフィンクス・ツタンカーメン!
カイロに到着した翌日一番有名なギザのピラミッドへ。




正直なとこ、普通...
移動に時間がかかりすぎ1時間程度しか見れなかったけど、それで十分。
最後はラクダに乗った警備員に追い出されてしまいました。

ちなみに、近くのピザハットから撮るアングルが一番いいようです。
話に聞いたことはあったけど、これホントでした。


そして考古学博物館で見た、ツタンカーメンの黄金のマスク!
何千年前に埋葬されたなんてとても信じられない輝きで、
一緒に展示されていた黄金の棺や様々な副葬品は十分に見る価値がありました。


しかし、カイロの主役はピラミッドにあらず!!
実は何気にメシがうまい!


まずはエジプトのファースト・フード、コシャリ!



ショートパスタとマカロニとご飯。
炭水化物の上にはトマトソース。
スプーンで食べるトマトスパゲッティみたいなもんで、まぁ、これが

早い&安い&(まぁまぁ)うまい!!

かなり量もあるので途中から飽きてくるんですが、
お腹が空くととりあえず「コシャリ」。
自分にとって、間違いなくエジプトの主食でした!




そしてセットで行くのがジューススタンド。
目の前でフルーツを絞って作るフレッシュジュース。
みんなジョッキでゴクゴク。

両方食べても100円程度!
これで栄養バランスもばっちり!!





それ以外にもケーキやアイスクリームが安くて、おいしい!
カイロでは毎日お腹一杯になっていました。


カイロには1週間以上滞在していたにも関わらず、
ほとんどを宿とその周辺で過ごす堕落っぷり。
ただ、長居したお陰でアジアを一緒に回った友人と半年振りに再会できる幸運も!

人にも、食にも、幸運にも恵まれ大好きな場所になりました。
次は1泊2日の砂漠ツアーへ。


人の魅力が花開く[ダハブ]

2010年01月08日 | 17ヶ国目エジプト

アラビア半島とアフリカ大陸の間に広がる紅海。
ここを船で渡り、国境を越えてやってきたのはエジプトのダハブ。


ここは世界的にも有名な紅海のダイビングスポット。
海岸に沿うようにレストランやダイブショップが並ぶ。

リゾートなのに何故か落ち着く不思議な雰囲気。
最初は数本ファンダイブをして抜ける予定が、
出会いと偶然に恵まれてライセンスを取得する事に。

午前中に1本。
ポイントを変えて午後もう1本。



水の中に浮かんで、魚と同じ目線で海の中を進む。
次々と現れる極彩色の魚と珊瑚礁。

海から上がれば
ポイント、水深、水温、時間、どんな魚が見れたかetc
ログ付けをしてからみんなで夕飯へ。




向かうのは波の音が聞こえる海沿いのレストラン。


ここに集まるのはそれぞれ世界を回ってきた人たち。
ツアーじゃ来れない場所こそ魅力のある人が集まる。
見てきたもの、体験したこと、
それらを持ち寄って話していると時間はあっという間に過ぎていく。





みんなそれぞれ異なる魅力を持ってる。
とにかく笑って、肩の力を抜いて過ごす毎日。

そうしているうちにその人の魅力が花開く。
それはそれは何ものにも換えられない幸せな日々なのでした。


旅人に大人気のポイント、ダハブ。
その魅力にすっかり魅せられて、次はエジプトの首都・カイロへ。