旅に出よう。恋をしよう。

世界一周一人旅。見て、触れて、感じたもの。恋をするように旅をする。

絶景疲れでしばらく休み?

2009年10月05日 | 8ヶ国目中国
どーも。外こもりです。

前回のエントリーから少し間が空いてしまいましたが元気です。生きてます。

チベットを巡る11日間は本当に絶景の連続。

あまりに毎日感動しすぎたせいか

チベットを越えてからぼけ~っと過ごしております。

それでも毎日お腹は空いて、眠くもなる。

そんな毎日を過ごしてますが、そろそろ動き出そうと思います。

あさって少し西の町へ移動します。

お隣の国との国境周辺に山賊が出るって話を聞くので情報収集中。

このブログもそのうち、そのうち。

辛い!でかい!青い![成都(チェンドゥ)]

2009年09月19日 | 8ヶ国目中国



バスターミナルの床で夜風に吹かれ、
人と荷物とごみで溢れる電車で夜をこす。
そうして再び0泊3日...

やっとの思いで四川省の省都・成都(チェンドゥ)へやって来ました。





四川といえばやっぱり四川料理!
早速本場の麻婆豆腐の有名店「陳麻婆豆腐」へ行き、麻婆豆腐を注文。

ビリッビリにやられました...山椒入れすぎ!

うまい!!
んだろうけど、正直味が分かんなかった...



成都周辺は世界遺産の宝庫!!

まずは楽山大仏。
近代以前に造られたものでは世界最大の仏像だそうで、

 まずは顔がどーん、そして



体がどーん!!

この素朴なたたずまい
そこにあるだけであり余るその存在感
そして何よりデカイ☆


ウィキで調べてみると色々とサイズが書いてあったんですが、

「耳の長さ 7.0m(耳の穴には2人入れるという)」

...どうしろと?




次は同じく世界遺産の九寨溝(きゅうさいこう)。
成都からバスに乗って向かったものの四川大地震の影響が残り、ほぼ全線で復旧工事中。


瓦礫で覆われたトンネル。
崩れ落ちた橋。
土砂崩れを起こした山肌。
被害の大きさと、復旧にかかる時間の長さを感じました。

ボッコボコの道を揺られること16時間。
ようやく目的地の九寨溝へ到着。
そこで見れたのは









この青く澄んだ湖!!


こんな色をした湖が園内のいたるとこに!
自然の中を歩きながら見て回るのは本当に気持ちよかった!
2日かけゆったりと広大な園内をみて回ったあと
バスに乗りさらに奥地へ。



こちらも世界遺産の黄龍。



ここは棚田のような湖がいくつも連なる不思議な光景。
どれも長い時間をかけて足を運んだかいがありました。




明日、いよいよチベットへ向けて出発します!
チベットは東アジアの中でどうしても行きたかった場所。

まずは青蔵鉄道で49時間、2泊3日かけラサへ。
その後標高5000m、エベレスト・ベースキャンプ。
そしてネパールとの国境まで走り抜けます!



一足先にチベットを通った友達から届いたメール

「チベットの空は青いですよ」

いってきます!!!


古都へ[麗江(リージャン)]

2009年09月09日 | 8ヶ国目中国



入り組んだ道に伝統的な建物が建ち並び、観光客で溢れかえる
大理からバスに揺られ、麗江(リージャン)へやって来ました。


この街、到着から結構苦労しました。
バスを降りて、古城内まで来たものの宿までの道が分からない...

縦横左右、ついでに斜め...
何?このリアル迷路。
そして
何?この人ごみ。

一緒にいた友達も初見は苦労したみたいです。
ただ、そこから違った。
彼はしばらくすると道を覚え、自分ちの庭のように歩き回れたのに対し、
自分はとうとう一人で宿へ帰ることすらできなかった...


※街中に置いてある地図。こんな道がずっと続きます



そして古城内はかなり広い!
大きな通りから、細い路地裏まで瓦屋根に、石畳。
伝統的な街並みが延々と続くのは歩いていてかなり楽しい!






夜になればそれぞれが綺麗にライトアップされて幻想的な雰囲気に。
『千と千尋~』の世界に似てるって言われるみたいです。





大理と違って観光客は多いんですが、
その人の多さがこの街の活気に繋がっていて、より印象深い街となりました。


次は四川省の成都(チェントゥ)へ向かいます。


新感覚![大理(ダーリー)]

2009年09月06日 | 8ヶ国目中国



0泊3日、気合いでたどり着いた大理の街。
石畳に古い街並み。
日本でいうと京都のようなところです。

街自体が観光地、あと寝不足解消も兼ねて
特にどこにも行かず毎日街を徘徊しておりました。


そこで感じたこと、


今までのコミュニケーション方法は「話す」事。
英語だと聞き取れる言葉がせいぜい3割。
残りの7割は前後の会話と置かれている状況から高速妄想!!
だったんですが、中国は英語がほんっと通じない。


でも漢字は分かる...と思いきや
看板を見て理解できるのがやっぱり3割。


例えばお世話になった食堂のメニュー※写真参照


「蒸餃」「水餃」「炒飯」「炒面」ぐらいは分かります。
想像通りの料理が出てきました。
ちなみに中華うまいです!

それ以外はとりあえず指差しで頼んでみる。
出されたものは残さず食べる。
そんな日々を過ごしております。


でも「言葉」ではなく「文字」で理解するっていうのは新しい感覚で、
慣れてくると結構面白いもんです。

出歩くとき方位磁石の他にボールペンが必須となりました。
手のひらに適当な漢字を並べて見せると結構通じます。

ちなみに今一番苦労しているのは、「白飯」。
何故かこれが一番通じない...
そして何故か米麺が出される...


そんな事を繰り返しながら少しずつこの文化に慣れてきました。


そして、この街で友達2人と再会。しばらく行動を共にすることになりました。

ひとりで出てきたこの旅。
実はひとりで行動している時間は意外と短くて、
多くの時間を旅先で出会った人たちと共に過ごしています。
出会いと別れと再会を繰り返しながらこの旅を続けていこうと思います。


新メンバー加入で次は麗江(リージャン)を目指します。


0泊3日バスの旅[ハノイ~大理(ダーリー)]

2009年09月03日 | 8ヶ国目中国

長期で旅行を続けていると自然とバス移動が増えます。
で、観光をしない街を飛ばしてバス移動をしてみました。
ちなみにルートは


ハノイ→ラオカイ→河口(ヘーコウ)→昆明(クンミン)→下関(シークワン)→大理(ダーリー)


これを一気に行きます!

狭い路地に商店、人、バイクがひしめくベトナムの首都・ハノイを夜行バスで抜け、
国境の町ラオカイへ。

このバス3列シートのフルリクライニングでとってもゆったり。
飛行機のビジネスクラスと同じ位スペースもあったんですが、
とにかく怖かった!


飛び出すバイク、
ウインカー無しで車線変更する車、
そしてパッシングと幅寄せで対抗するバス...

急ブレーキ、急ハンドルで前後左右に揺れる、揺れる。
相変わらずベトナムの道おっかねぇ。



なんとか事故る事無くラオカイへ到着。
バイタク30000ドンってぼったくりを無視して、
徒歩で国境を越えて中国・河口(ヘーコウ)へ。
早速バスターミナルへ行き、昆明行きの長距離バスのチケットを購入。

出発まで町をぶらついた後、ターミナルへ戻るとバスが無い!
「何やってんだ!もうバスでちゃったぞ!!」

!!

時差が変わるの知らなんだ...
完全にボケてた。

結局やたら高い手数料を払って夜行バスへ変更。
な~んにもない町でバックパックを背負ったまま歩く自分は相当情けなかった。



河口(ヘーコウ)→昆明(クンミン)は寝台バス。
外国人は自分ひとり。

席に着くと周りのおやじどもが服を脱ぎだし、いきなり上半身裸。
んなストリップショー見たくないわ!
ぽっこりお腹に囲まれながらバスは昆明へ。



昆明、大都市です。
高層ビルめっちゃ建ってます。

バスを降りると、いきなり客引きに囲まれめちゃめちゃ話しかけられます。
が、オンリー中国語!
全く分からん!!

「我要去大理古城 公用汽車多少銭?」
って書いて見せまくりなんとかチケット購入!



バスは5時間かけ大理のそば下関(シークワン)へ到着。

が、手元のガイドブックと実際の地図が一致しない!
当然ガイドブックに乗ってる路線バスのバス停も無い。
そしてここでも誰も英語を話せない...

しばらく迷子になり、ホテルのフロントに相談するも英語ダメ...
結局同じメモを使い、ようやくバス乗り場を発見。
大理に到着したのでした。


今まで回った国は観光地だと英語が通じてそれで動けました。
が、中国は違った...
誰一人として英語を話せず、無愛想で、そこいら中にタンを吐く...

それでも雲南省はまだいい方らしい。
さて、こっから先どうなりますやら。