ネパールのバスは天井にも人が乗ります。
ネパールのバスはクラクションが多彩です。
昔の(?)暴走族みたいな音を奏でながら山道を爆走します。
ネパールのバスはドライバーのほかに乗務員がいます。
乗客が乗り降りするたびドアの開け閉めをしたり、
途中でお客を拾ったり、
時々ドライバーの話し相手をしたりします。
つまり
ネパールのバスは天井にも人を乗せ、
暴走族のようなクラクションを鳴らして前方の車をあおりつつ、
曲がりくねった山道を時々脇見運転しながら爆走します。
ちなみにバスの天井はフィットする場所を見つけないとお尻が痛いです。
迫り来る枝や電線をよけないといけません。
常に前を見て乗りましょう。
(ちゃんと座席に座って)バスに揺られること数時間。
湖畔の町ポカラへやって来ました。
この町自体に見所はなく、
トレッキングの拠点にする人。
ゆったりと過ごす人。
隣国インドへ向かう人などが立ち寄る場所です。
自分はビザの期限が迫っていたので数日間のみの滞在。
町は大きくレイクサイドとダムサイドに分かれていますが
歩いても30分もあれば主なところは見て回れる程度の広さ。
メインストリートこそお店やレストランが並んでいるものの
一歩路地へ入れば何にもないのんびりとした田舎町です。
旅行を始めてもうすぐ半年。
海外旅行で絶対に必要なものはパスポートとお金のみ。
強引な言い方をすると残りは全てあれば便利ってものばかり。
今後物価は上がっていく一方なので、
ここで「あれば便利」なものを購入することにしました。
●今回買ったもの
・パックパックカバー ・・・穴があいてしまったので交換
・ヘッドランプ ・・・停電対策
・スポーツタオル ・・・前から気になってたので
・カメラの肩ひも ・・・隊長のカメラを見て交換
・ポーチ ・・・おみやげ
・ジャケット ・・・衝動買い
今まで「買い物をする→荷物が増える→移動が大変」
ってことで買い物は控えていたんですが
一度買い物を始めると加速がついてしまい衝動買いまでしておりました。
寒い国はもう少し先なのに...
次は汚い・くさい・うざい・うるさい...でも気になる。
全てにおいて濃ゆい国、インドへ向かいます。
中国との国境は川に架かる橋が1本。
中国側税関の執拗な荷物チェックにうんざりしつつ、
橋を渡るとそこは再び違う世界。
褐色の肌、ほりの深い顔立ち、七色のサリーを纏った女性、砂埃を巻き上げ走るトラックやバス。
国境からバスに揺られて到着したのは
南アジアの小国ネパールの首都・カトマンズ。
自然しかなかった世界から人とモノが溢れる世界へ。
カトマンズまで来たことでチベットツアーも無事終了。
一緒に歩いたメンバーともひとまずここでお別れ。
カトマンズ初日の夜は日本料理で打ち上げ!!
というのもネパールは何故か日本料理がおいしい事で有名。
店に入り、通された席は座敷!
居酒屋風の内装もあってテンションは急上昇!!
「すいませ~ん、とりあえずビール!!」
店員さんは全員ネパール人。でも日本語が通じてこれまたびっくり。
で、出されたビールは『エベレスト』
自分は久しぶりの日本のごはんと好物のとんかつを食べて大満足!
ただ、おいしいとはいえ日本食は高い!
(1食250ルピー、300円くらい)
普段はこの「ダルバート」を食べていました。
これは一枚のプレートにごはんと豆スープ、おかずが乗せられたネパールの定番料理。
ローカルの人は右手だけを使って上手に食べてました。
味は正直微妙なんですが
ごはんだけじゃなく、おかずも全品おかわり自由!
これのおかげで随分食費を浮かせることができました。
(1食40ルピー、50円弱くらい)
翌日からは街を散策。
宿をとったのはツーリストエリアのタメル地区。
ここにはホテル、銀行、両替、食堂、コンビニ、レストラン、バー、おみやげetc
旅行者が必要なものは全て揃っています。
あとはエベレストをはじめとするヒマラヤ山脈に登る人が多いため、アウトドアショップが充実!
置いているものはほぼ100%偽物ですけど。
カトマンズにはビザ取得のため1週間ほど滞在。
滞在中ナガルコットへミニトレッキングに行ったりしましたが、
ほとんどの時間をタメル地区で過ごしていました。
ひとつ国境を越えるたび、世界が変わる。
「ナマステ~」の国の始まりです。
次はネパールのほぼ中央、ポカラの町を目指します。
<おまけ>
憲武珈琲のおやじさん、日本人限定のローカル有名人です。