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AIと3Dモデリングによる3Dデータの活用法とデジタル・ファブリケーションの実践!

なんでも自分たちで作るデジタル・ファブリケーション到来!観るから創るへ安価に誰もができる時代に。最新動向のまとめ。

2015年もさらに高性能で低価格化が加速か?!最新鋭低価格3Dプリンター続々登場!!

2015年10月30日 | 3Dプリンタ


(ここで紹介する低価格3Dプリンターの基準は国内販売されている20万円以下のモデル)

2015年もさらに高性能で低価格化が加速か?!
最新鋭低価格3Dプリンターの登場に期待!!


014年は低価格でも高性能な機種がたくさん登場して
3Dプリンターの話題が尽きませんでしたね。

 ※ブログ内関連記事
 2014年最新鋭低価格3Dプリンター続々登場!高性能で低価格化が加速!!
 http://blog.goo.ne.jp/t2com1230/e/9213d3b19adf6540b2e2b37d5c414725

10万円を切るのはあたりまえになって、一般家庭でも
買えるレベルになってきた。

2015年は3万~10万円あたりの新機種が一般市場を取り合いそう。

でに発表されているモデルやクラウドファンディングを
獲得されたモデルが登場してくると思われる。


世界は、低価格3Dプリンタの普及で B to C から C to I へ!
 (Community:コミュニティ、Individua:個人)

個人が自分でものづくりをする Self‐Sufficiency 自給自足の時代に突入。

れからはデータを共有して欲しいものはMakerBot Thingiverseなどの
無料投稿サイトで自由に手に入る時代。
個人の投稿アイデアがさらにアイデアを生む。
コミュニティの活性化で個人のレベルもアップされつつある。

2015年は一般家庭への普及によってそれがさらに加速されるだろう。



速インパクトがあるモデルが登場してきたので
改めて2015年期待の低価格モデルをまとめていこう。

家電のようにデザインも選択支の一つになってきそうだ!

食べ物をプリントできるXYZプリンティング
3Dフードプリンタが2000ドル以下で
今年発売予定だそうです。素晴らしいですね!(CES 2015)



三井食品フードショー 2015(2015年7月22日~23日)に
3Dフードプリンタ「XYZ Food Printer」を国内初参考出展!

XYZプリンティングジャパン
http://www.xyzprinting.com/jp_ja/NewsContent/229

engadgetjpレポート記事
クッキーや和菓子が作れるフード3Dプリンタが日本初公開、試食してみました
http://japanese.engadget.com/2015/07/22/3dfoodprint/



 2015年最新の3Dプリンター関連の展示会が開催!
 

 「3D Printing 2015 Additive
     Manufacturing Technology Exhibition」

  2015年1月28日(水)-30日(金)
  東京ビッグサイト 東6ホール&会議棟
  http://www.3dprintingexpo.jp/outline.html
  入場料:3,000円 → Webサイトで事前登録で入場無料


    

     
  MUTOH製とNIPPO製の違いはヘッド部分のみのようだ(MUTOH製は自社ヘッドで空冷ファン付)

    
  ニンジャボットの開発中モデル。ヘッド部分がメカニック的でかっこいい!

    
  BS01とidbox!の違いはベットテーブル部分のみ、他は同じ規格のようだ。

  
  ふにゃふにゃのやわかい素材が面白い!

 ※詳しく様子がわかるサイトがありました! 
  3DSHOUT
  【画像多数】3Dプリンティングの展示会「3D Printing 2015」のまとめ
  http://www.3dshout.jp/blog/20150204_3d-printing-2015_matome/




○国内販売開始!5万円以下の低価格家庭向け
 普及型3Dプリンター「da Vinci Junior」登場!

 無線LAN対応「ダヴィンチ Jr. 1.0w」10月30日登場!5万9800円(税込) 
 
 
 XYZプリンティングジャパン
 http://jp.xyzprinting.com/jp/Home

 価格:4万9800円(税込)[参考:US 349ドル] ※4月27日より出荷予定
    初期ロットでのカラー選択はあるのかは?
    フィラメントはダヴィンチJr.専用、
    600g巻 3280円(税込)

 

 カラーバリエーションが3タイプある!機能別か?
 CES 2015 http://cesjapan.org/

 ○仕様
 ・造形方式:FFF
 ・造形エリア:150mm x150mm x 150mm
 ・積層ピッチ:最小0.1mm
 ・造形材料:PLA専用、イエロー、グリーン、クリアの3色
 ・ヒートベット:なし
 ・メディア:SDカードスロット装備
 ・寸法::420mm x 380mm x 430mm
 ・重さ:12Kg
 ・消費電力:75W


改良モデル!6万円以下家庭用3Dプリンター「キュービス CUBIS 1.5」
 
 プリンタス株式会社
 3D プリンタ専門ショップ プリンタス 3D ストア
 http://www.printus.jp/
 http://www.rakuten.co.jp/printus/

 価格:完成品 59,800円(税込)

 ☆庫内LED照明、冷却ファンを追加
 ☆積層ピッチは、最少で0.15mm。
 ☆プリンタヘッドを支えるシャフト、およびシャフトの軸受けには、
  静音かつ高精度の igus® 社製を採用。
 ☆ガラス製ヒーテッドベッド標準でABS樹脂とPLA樹脂対応。
 ☆SDカードスロットで単独プリントが可能。
 ☆液晶コントローラー標準装備。
 ☆造形エリア幅185mm × 奥行き140mm × 高さ125mm。

○仕様
・ノズル詳細:出力層 0.15-0.4mm
・ノズル径:0.4mm
・造形温度:ノズル 200-240度
・ヒーテッドベッド:100-120度
・位置精度:±0.2mm/100mm
・出力素材:ABS、PLA
・選択可能フィラメント色:13種類
・造形速度:20-120mm/s
・出力可能サイズ:185×140×125mm(幅x奥行x高)
・対応電源:AC INPUT 100-120V AC/6.5A 200-240V AC/4.0A 20-60Hz
・印刷データ形式:STL
・対応OS:Windows XP/Vista/7/8、Mac OS X v10.6以降
・付属品:電源ケーブル、USB ケーブル、SD カード、USBメモリー、
 金属ブラシ、プラスドライバー、六角レンチ(1.5mm)、六角レンチ(2mm)
・本体寸法:400x431x376mm
・外箱外寸:520x450x470mm(長さx幅x高)
・外箱内寸:510x440x450mm(長さx幅x高)
・重量:13.2kg


○atom後継機の新型FFF方式3Dプリンタ「Lepton」
 
 Genkei
 http://genkei.thebase.in/items/1798465

 価格:14万400円(税込)
  100台限定で12万9600円(税込)で予約販売開始。
  発送は8月末~9月上旬以降順次。

 ☆高温対応新型ノズル
 ☆LCDコントロールパネルによる独立起動可能
 ☆プリント可能素材豊富
 ☆atomと違いオープンソースではない

 ○仕様
 ・プリントエリア:195mmx200mmx200mm
 ・積層ピッチ:0.3(0.4mmノズル時)~0.025mm
 ・プリントスピード:5~120mm/s
 ・プリント可能素材:PLA、PolyPlusPLA、PolyMaxPLA、TerramacPLA、導電性PLA、Flex PLA(ゴムライク)、ABS、SmartABS、Nylon、各種金属樹脂、石膏ライク、熱変色性PLA、PET、T-Glase、HDGlassPET、スポンジ、HIPS、カーボン、ワックス樹脂、Co-polymerXT、木材樹脂、PVA、ポリカーボネート(高難易度)、ゴム素材(高柔軟材は不可)
 ・標準搭載:高温対応新型ノズル、LCDコントロールパネルによる独立起動可能
 ・本体サイズ:350mmx350mmx430mm
 ○追加可能オプション:
 ・ヒーテッドベッドプラットフォーム
 ・アクリルカバー
 ・新型2射出機構搭載可能
 ・Simplify3Dソフトウェアフル対応
 ・超静音化キット


○組み立て5万円以下のデルタ型3Dプリンター「SD-1 パーツセット」が登場!
 
 システック
 http://www.3d-printer.nagoya/product/product21/sd-1.html

 価格:49,800円(税込)

 ☆オートベッドレベリング機能を標準装備
 ☆垂直キャリッジはV溝樹脂ローラー4個を使用
 ☆ローラー間の距離が長くねじれが少ない
 ☆強力ネオジム磁石を利用した高精度ボールジョイント
 ☆エクストルーダーは金属製のダイレクト駆動タイプを採用

 ○仕様
 ・印刷範囲:直径160mm×高200mm(円柱)、四角柱の場合の最大寸法は113mm×113mm×高200mm
 ・プリントノズル穴径:φ0.4mm
 ・プリントヘッド数:1個
 ・適用樹脂:ABS φ1.75mm  PLA φ1.75mm 標準設定温度:ABS 230℃ PLA 185℃
 ・印刷ベッド温度制御:有り、設定可能範囲:室温+10~110℃、標準設定温度:ABS 110℃ PLA 60℃
 ・オートベッドレベリング:標準装備
 ・ベッドの高さと傾きを自動的に調整します。
 ・CPU:Arduino MEGA 2560(互換ボード)
 ・コントローラー:RAMPS 1.4(互換ボード)
 ・ファームウェア:Marlin
 ・コントロールソフト:Printrun
 ・インターフェイス:USB
 ・対応OS:Windows XP/Vista/7/8/8.1
 ・電源:AC100V 50/60Hz
 ・消費電力:待機時 4W  運転中 30~180W
 ・付属品:ガラス板、幅214×奥行206×厚3mm 1枚、ダブルクリップ 4個
 ・USBケーブル(長さ3m)1本
 ・外形寸法:フレーム寸法 幅360×奥行325×高700mm
 ・最大寸法:幅380×奥行400×高700mm
 ・重量:約8Kg


○Kickstarterで破格2万円で話題になった小型3Dプリンター「The Micro」
 いよいよ国内販売も開始!

 
 M3D LLC
 http://printm3d.com/themicro/
 ($349)

 スマートライフ研究所(国内正規代理店)
 http://www.3d-micro.com/
 価格:69,800円(税別送料込) → 59,800円(税別送料込)
    初回予約注文した場合の早割特価。完全予約。


 ドゥモア・ショップ(並行輸入販売)
 http://domore.shop-pro.jp/?pid=88278873
 価格:60,000円(税別送料込) → 50,000円(税別送料込)
    4/6までに予約注文した場合の早割特価。完全予約。


 ☆コンパクト設計で抜群のスペース効率デザイン
 ☆マイクロモーションチップによる自動平衡調整機能
 ☆カーボンファイバー(炭素繊維)製フレーム
 ☆5色から選べる本体カラー
 ☆市販フィラメントロールも使用可能でランニングコストを低減
 ☆新しいフィラメント材料であるカメレオンPLAにも対応
 ☆交換可能なプリントベッド

 ○仕様
 ・造形方法:FDM(熱溶解積層)方式
 ・縦横(XY)精度:15ミクロン
 ・積層(Z)精度:50~350ミクロン
 ・基礎造形サイズ:113(W)×109(D)×74(H)ミリ
 ・最大造形サイズの高さ:116(H)ミリ(最大91(W)×84(D)ミリ)
 ・造形ベッドサイズ:128×128ミリ
 ・造形材質:ABS/PLA/ナイロン/カメレオンPLA
 ・造形材料:市販1.75mm標準フィラメントロール/独自フィラメントロール
 ・本体サイズ:18.5×18.5×18.5センチ(立方体)
 ・本体重量:1キロ
 ・本体カラー:ブラック/シルバー/ブルー/グリーン/オレンジ
 ・対応パソコン:Windows/Mac/(Linux対応予定)
 ・接続:USB
 ・付属アプリ対応ファイル形式:STL/OBJ
 ・保証:90日保証(初期不良交換、無料修理、無料交換対応。保証期間終了後は有償。)

 最新情報はここが詳しい!
 CGchips
 【3Dプリンター】低価格FDM方式3Dプリンターの大本命『The Micro』の最新情報!
 http://cgchips.com/3dprinter-the-micro-latest-info-vol7-5883.html

 想七日 ~ そーなのかー ユーザーレビュー樹脂比較
 http://www.sonanoka.com/archives/category/3d%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%BF


○3Dプリンター「da Vinci 1.1 PLUS」機能アップバージョン! 
 
 XYZプリンティングUSA(リリース情報)
 http://us.xyzprinting.com/us_en/Product/da-Vinci-1.1-Plus 
 XYZプリンティングジャパン
 http://jp.xyzprinting.com/jp/Home

価格:11万9800円(9/3国内発売開始)

 ☆Wi-Fi/有線LAN接続対応
 ☆モニタカメラ
 ☆カラータッチパネルディスプレイ
 ☆単体での稼動が可能
 ☆タブレット対応

 ※機能アップ機を刻んで出してきましたね。

 ○仕様
 ・印刷方式:FFF/熱溶解フィラメント製法 (Fused Filament Fabrication)
 ・最大ワークエリア:20 cm x 20 cm x 20 cm
 ・積層ピッチ解像度:0.1~0.4mm
 ・プリントヘッド数:シングルヘッド
 ・フィラメント直径:1.75 mm
 ・プリントノズルの直径:0.4 mm
 ・印刷材料:PLA/ABS
 ・本体表示:5” FSTN LCM液晶表示カタカナ(日本語)
 ・転送形式:USB 2.0 / USB drive / WIFI / LAN
 ・ソフトウェアサポートOSPC:Windows 7 以上/Mac: OS X 10.8 (Mountain Lion) 以上
 ・サポートファイル:.stl , XYZ Format
 ・外型サイズ:幅46.8 cm 高さ 51cm 奥行 55.8 cm
 ・製品重量:27kg


○純国産のこだわりの低価格3Dプリンター「Bellulo」
 
 システムクリエイト
 http://www.systemcreate-inc.co.jp/products/3dprinter/bellulo.html

 価格:230,000円(税込)

 ☆純国産
 ☆ボーデン式ヘッドで軽量化
 ☆日本製の部品にこだわった静音設計
 ☆ヒートベット標準装備
 ☆SDカードスロット標準装備
 ☆有償プリントソフト「SIMPLIFY3D」付属。

 ○仕様
 ・造形方式:熱融解方式
 ・ヘッド数:2(デュアルヘッド)
 ・造形サイズ XYZ(mm):200×200×200(両ヘッド使用時 x:172)
 ・積層ピッチ(mm):0.05~0.35
 ・ノズル径(mm):0.4
 ・最大XY移動速さ(mm/s):500
 ・位置決め精度(mm):0.03
 ・本体サイズ(mm):370×425×500
 ・本体重量(kg):17kg
 ・入力電源:100V 400W
 ・テーブル標準:加温式テーブル(オプションで多孔タイプを選択可)
 ・テーブル最大温度 (℃):110
 ・データ入力形式:STL
 ・データ転送方法:USBケーブル / SDカード
 ・付属ソフト:SIMPLIFY 3D(サポートデータ作成等)
 ・付属ソフト 対応OS:Windows Vista,7,8(各32bit/64bit)・MacOS X ・ Linux
 ・材料:PolyPlus PLA(PLA)、PolyMax PLA(ABSライクPLA)、PolyFlex(軟質PLA)
     ※ABSは???


○「da Vinci 2.0 Duo」後継機の完全PLA対応3Dプリンター「da Vinci 2.0A Duo」
 
 XYZプリンティングジャパン
 http://jp.xyzprinting.com/jp/Home

 価格:89,800円(税込)

 ☆より硬く温度変化による変性の少ないPLA樹脂にも対応
 ☆PLA材料でも2色対応
 ☆出力の品質も向上
 ☆使いやすさもアップ

 ○仕様
 ・印刷方式:FFF/熱溶解フィラメント製法 (Fused Filament Fabrication)
 ・最大ワークエリア:15 cm x 20 cm x 20 cm
 ・積層ピッチ解像度:0.1~0.4mm
 ・プリントヘッド数:デュアルヘッド
 ・フィラメント直径:1.75 mm
 ・プリントノズルの直径:0.4 mm
 ・印刷材料:PLA/ABS
 ・本体表示:2.6” FSTN LCM液晶表示カタカナ(日本語)
 ・転送形式:USB2.0
 ・ソフトウェアサポートOSPC:Windows 7 以上/Mac: OS X 10.8 (Mountain Lion) 以上
 ・サポートファイル:.stl , XYZ Format
 ・外型サイズ:幅46.8 cm 高さ 51cm 奥行 55.8 cm
 ・製品重量(梱包材を含む):27.5kg

 デュアルヘッドでPLAも!
 筐体は「da Vinci 1.0 AiO」継承でダークブルーがカッコイイ!


○国産MF-1000の後継機3Dプリンター「MF-1100」
 
 ムトーエンジニアリング
 http://www.mutoheng.com/~drafter/device/3d.html

 価格:220,000円(税別)

 ☆高い剛性の筐体
 ☆積層ピッチ50μm
 ☆造形物の反りや収縮を押さえるヒーター付き成形テーブル
 ☆ヘッド部分のダブル冷却ファンで
  ブリッジやオーバーハングの厳しい形状を補助材なしで造造形
 ☆樹脂マテリアル吐出を高精度にコントロール
 ☆内製ヘッドでバリや返しが出ない高精度な造形
 ☆樹脂の急激な温度変化による収縮と反りを抑える仕組みが搭載
 ☆LEDライト(内部照明)が標準搭載

 ○仕様
 ・造形方式:熱溶融積層(FDM)方式
 ・ヘッド数:1個(内製ヘッド)
 ・成形テーブル:ヒーター付
 ・冷却ファン:ダブル
 ・最大造形サイズ:200×200×170mm
 ・Z軸解像度:最小積層ピッチ 0.05mm(条件付)
 ・最大積層ピッチ:0.5mm
 ・使用材料:ABS/PLA(直径3.00mmが標準) ※ヘッド交換により直径1.75mmも使用可
 ・サポートOS:Windows7, Windows8, Windows8.1
 ・ソフトウエア:制御ソフトウエア:日本語Pronterface, スライサーソフト:日本語Slic3r
 ・入力データ形式:STL
 ・データ転送:USB接続、MicroSDカード
 ・本体重量:17kg
 ・外形寸法:L×W×H 500×550×530mm
 ・本体色:側面ブラック-扉ブラック
 ・内部LED照明:標準搭載
 ・入力電圧:AC100V 50/60Hz
 ・消費電力:200W
 ・付属品:フィラメント1巻、USBケーブル(1.5m)、保証書、チュートリアル、座屈防止チューブ


○超高精度 最小ピッチ25ミクロン
 光造型3Dプリンター「Nobel 1.0(ノーベル1.0)」

 
 XYZプリンティングジャパン
 http://jp.xyzprinting.com/jp/Home

価格:22万9800円(税込) ※3月上旬発売 CES 2015 http://cesjapan.org/
  専用レジン(500g入り 2本):1万5800円(税込)
  専用レジンタンク:7200円(税込)

造形方式:SLA(光造形装置)
造形エリア:128mm x 128mm x 200mm
解像度・積層ピッチ:X / Y軸分解能:0.3mm/ Z軸:0.025mm
造形材料:Photopolymer Resin 光硬化樹脂
寸法:280mm X 345mm X 594mm
重さ:9Kg


○デアゴスティーニ「週刊マイ3Dプリンター」ついに創刊!

 
 デアゴスティーニ 週刊マイ3Dプリンター
 http://deagostini.jp/mtpmt/
 全国にて2015年1月5日より創刊。
 プリンタ名称: idbox!(アイディーボックス)
 リリース数:全55巻、発売期間:1年間
 創刊号特別価格:999円(税込)、第2号以降価格:1,998円(税込)

 ・最大造形サイズ:W150×D130×H100mm
 ・ノズル径:0.4mm
 ・積層ピッチ:0.1mm
 ・造形スピード:100mm/s
 ・素材(フィラメント):PLA、ABSで各1.75mm径
 ・対応OS:Windows 7以降およびMac OS X
 ・本体サイズ:W250×D250×H270mm
 ・重量:約5.04kg
 ※ヒートベットなし

 ・関連情報サイト

  解説動画素材ダウンロード(週刊マイ3Dプリンター公式)
  http://deagostini.jp/site/mtp/pretop/download/index.html

  コミニティBBS(週刊マイ3Dプリンター公式)
  http://deagostini.jp/community/mtp_bbs/list.php

  BS01 WIKI(idbox!含む)
  http://bs01.3dprinterwiki.com/

  週刊マイ3Dプリンター申し込んじゃった結果
  http://dea-3dp.blogspot.jp/

  3Dプリンタを使い倒す!!(メルマガ)
  http://archive.mag2.com/0001645852/index.html

  ユキノフ模型製作所 
  週刊 マイ3Dプリンター idbox!
(組み立てレビュー)
  http://yukinov.blogspot.jp/

  マイ3dプリンター非公式Facebookコミニティ 
  https://www.facebook.com/my3dprinter.idbox

 
○「da Vinci 1.0」後継機の完全PLA対応3Dプリンター「da Vinci 1.0 A」
 
 XYZプリンティングジャパン
 http://jp.xyzprinting.com/jp/Home

 価格:69,800円(税込)

 ☆より硬く温度変化による変性の少ないPLA樹脂にも対応
 ☆デザイン統一
 ☆出力の品質も向上
 ☆使いやすさもアップ

 ○仕様
 ・印刷方式:FFF/熱溶解フィラメント製法 (Fused Filament Fabrication)
 ・最大ワークエリア:20 cm x 20 cm x 20 cm
 ・積層ピッチ解像度:0.1~0.4mm
 ・プリントヘッド数:シングルへッド
 ・フィラメント直径:1.75 mm
 ・プリントノズルの直径:0.4 mm
 ・印刷材料:PLA/ABS
 ・本体表示:2.6” FSTN LCM液晶表示カタカナ(日本語)
 ・転送形式:USB2.0
 ・ソフトウェアサポートOSPC:Windows 7 以上/Mac: OS X 10.8 (Mountain Lion) 以上
 ・サポートファイル:.stl , XYZ Format
 ・外型サイズ:幅46.8 cm 高さ 51cm 奥行 55.8 cm
 ・製品重量(梱包材を含む):26 kg

 これでPLAも!
 筐体は「da Vinci 1.0 AiO」継承でダークブルーがカッコイイね!


○デザイン一新!UP!PLUS2の後継機!!
 新型デスクトップ3Dプリンター『UP BOX』

 
 UP BOX
 http://www.up-box.jp/
 Beijing Tiertime Technology(中国)
 http://www.tiertime.com/en/
 
 価格:340,000円 ※税別(2015年2月出荷予定)

 ☆完全自動プラットフォーム調整
 ☆加熱臭いの空気フィルターシステム搭載
 ☆光パルス機能的LED、ムード照明
 ☆プリントエリアW255×H205×D205mm大幅拡大
 ☆造形速度「30%」アップ!

 ○仕様
 ・造形方式:MEM(溶融物押出製造法)
 ・使用部材:ABS樹脂・PLA樹脂等
 ・プリントエリア (mm):255 x 205 x 205 mm (W x H x D)
 ・積層ピッチ:(mm) 0.10 / 0.15 / 0.20 / 0.25 / 0.30 / 0.35 / 0.40 (使用時選択可能)
 ・プリントヘッドタイプ:シングルヘッド
 ・ブロック化によりスムーズな交換が可能
 ・稼働中騒音:51.7dB
 ・高級機能:空気フィルターシステム搭載、光パルス機能的LED、ムード照明
 ・ボディー:金属フレーム及び強化プラスチックケース
 ・製品寸法 (mm):485(W) x 520(H) x 495(D)mm
 ・重量:20Kg / 44LB
 ・電源:110.5-240VAC,50-60 Hz,180W
 ・対応 OS:Windows XP、Vista、Windows 7、Windows 8、Mac OS
 ・造形プレートタイプ:ヒーターベッド式+セルボード式
 ・入力フォーマット:STL、UP3、UPP
 ・データ転送方法:USB2.0ケーブル(プリント開始後はパソコンとの接続は不要)

○「da Vinci 1.0 AiO」の2色造型、スキャナー搭載
 3Dプリンター「da Vinci 2.1 Aio」

 
 XYZプリンティングジャパン
 http://jp.xyzprinting.com/jp/Home

 ※国内発売時期は未定

○2色造型、WiFi、スマホ連携、モニタリングカメラ搭載
 てんこ盛りの3Dプリンター「da Vinci 2.1 Duo Plus」

 
 XYZプリンティングジャパン
 http://jp.xyzprinting.com/jp/Home

 ※国内発売時期は未定


※随時更新予定

 




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Autodesk Fusion360以外の無償CAD関連ソフトも超簡単で面白いことになっていた!【2015年最新情報まとめ】

2015年10月23日 | 3DCAD


Autodesk Fusion360を使うようになってから他の無償CADはあまり使わなくなったのですが
他の無償CADも何気にバージョンアップしていてよくなっていたので最新情報をまとめてみました。

 「Autodesk Tinkercad」日本語対応 2017/1/17リリース! 

 「Autodesk 123D Design」開発サービス終了 2017/3/31終了!オフラインでは継続使用可能 

 「Autodesk Meshmixer 3」新機能アップデート 2016/1/19リリース! 

 「Autodesk 123D Design 1.8」日本語版11/5リリース!

 「Autodesk 123D Catch」日本語対応済!、「Tinkerplay」日本語対応済!、
 「Meshmixer」10/21日本語対応済!も
 ぞくぞく日本語化されました。ますます楽しくなりますね!


  MONOist記事:「Autodesk 123D Design」が待望の日本語対応へ 
  http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1510/23/news088.html


○今Autodesk 123Dファミリーが面白い!

 定番初心者向け無償CAD 「Autodesk 123D Design 1.8http://www.123dapp.com/design

 超簡単初心者向けクラウド無償CAD 「Autodesk Tinkercad (2015)」 https://www.tinkercad.com/

 定番無償メッシュ編集ソフト 「Autodesk Meshmixer 3.xhttp://www.123dapp.com/meshmixer
https://www.meshmixer.com/japanese.html
https://www.meshmixer.com/

※Meshmixerは、2021年にサポート終了しました!
クラウドは廃止されましたがスタンドアロンでは使えます。

各バージョンのダウンロード先の直URLを貼っておきます。

Meshmixer V3.5 Windows&Mac
https://www.meshmixer.com/downloads/Autodesk_Meshmixer_v3p5_Win64.exe
https://www.meshmixer.com/downloads/Autodesk_Meshmixer_v3p5_MacOS.pkg
https://www.meshmixer.com/downloads/Autodesk_Meshmixer_v3p5_Win64_JP.exe
https://www.meshmixer.com/downloads/Autodesk_Meshmixer_v3p5_MacOS_JP.pkg

Meshmixer V3.3 Windows&Mac
https://www.meshmixer.com/downloads/Autodesk_Meshmixer_v3p3_Win64.exe
https://www.meshmixer.com/downloads/Autodesk_Meshmixer_v3p3_MacOS.pkg
https://www.meshmixer.com/downloads/Autodesk_Meshmixer_v3p3_Win64_JP.exe
https://www.meshmixer.com/downloads/Autodesk_Meshmixer_v3p3_MacOS_JP.pkg

Meshmixer V3.1 Windows&Mac
https://s3.amazonaws.com/meshmixer.release/Autodesk_Meshmixer_v3p1_Win64.exe
https://s3.amazonaws.com/meshmixer.release/Autodesk_Meshmixer_v3p1_macOS.pkg
 
 
 関節ロボットフィギュア作成無償ソフト 「Autodesk Tinkerplay (2015)」 http://www.123dapp.com/tinkerplay

※Tinkercadが、2017年1月17日に14ヶ国語に対応して日本語でも使えるようになりました! 

切り替えは右最下位にあるリストから選択。



これらのAutodesk 123Dファミリー達はAutodesk 123Dクラウドを中心に3Dデータと
3Dプリントの連携がしやすくなってます。
各ソフトの特徴を生かして使えば超簡単にモデリングから3Dプリントまでできてしまいます。

まずは、Autodesk 123D Designの最新情報から。
2015/09/22にバージョン1.7台にバージョンアップして新機能が追加されました。
※11/5日本語対応しました!

※123D Designは、2017年にサポート終了しました!
クラウドは廃止されましたがスタンドアロンでは使えます。
V2.2.14最終バージョンのダウンロードURLも今のところまだ残っています。

 123D_Design_R2.2_WIN32_2.2.14 32ビットWindows版ダウンロード
 http://labs-download.autodesk.com/us/labs/trials/worldwide/123D_Design_R2.2_WIN32_2.2.14.exe
 123D_Design_R2.2_WIN64_2.2.14 64ビットWindows版ダウンロード
 http://labs-download.autodesk.com/us/labs/trials/worldwide/123D_Design_R2.2_WIN64_2.2.14.exe
 123D_Design_R2.2_MAC_2.2.14 64ビットMac App Store版
 https://itunes.apple.com/us/app/123d-design/id566042322


1.複数のオブジェクトの[Align](整列や接点移動)がしやすくなった。

2.完成したオブジェクトでも[Smart Scale]でXYZ軸のサイズ長を指定して
  自由に大きさを変えられる。

3.メッシュオブジェクトからソリッドオブジェクトに[Convert Mesh To Solid]
  変換できるようになった。(複雑な形状は無理)

4、メッシュオブジェクトの断面のスケッチが[Export as 2D SVG]で取れるようになった。

5、保存できるファイル形式で有償だったSTEP/SAT保存の[Export as 3D STEP/SAT]が無償機能になった。



[Smart Scale]はいいですね。パラメトリックモデリングやメッシュ編集ソフトでは当たり前の機能ですが
あとでちょっとサイズをピッタリ合わせたい時に便利です。メッシュオブジェクトでもできます。
例えば、すでにあるSTL形式のメッシュオブジェクトを指定サイズにピッタリ合わせられます。
  

[Export as 2D SVG]もいいですね。オブジェクトの断面(基本平面に接している部分)からスケッチ(SVG)が取れます。
 
 

そのスケッチ(SVG)をつかってモデリングができます。
 
3Dスキャンしたメッシュオブジェクトの断面のスケッチも取れるので
輪切りに取った複数のスケッチから[Sweep]でソリッド形状をつくることにも使えそうです。

[Convert Mesh To Solid]は、Fusion 360にも元々ありますが123D Designにも追加されたのは
超初心者向けCAD Tinkercad との連携が要因だったようです。
Tinkercad はフィレットをつけるとか細かなモデリング機能はありません。保存ファイル形式も
STL等のメッシュオブジェクトにしか対応していません。
そこで123D Designに取り込んでソリッドに変換すればマッシュアップが行えるというわけです。
 
 
マテリアルのレイトレーシング(視光線処理)が綺麗になったような気がします。


Meshmixer もAutodesk 123Dクラウドと連携ができます。
 

2015/08/19のバージョン2.9.2からパーツリストに関節ロボットフィギュア作成ソフト Tinkerplay と同じ
関節パーツが追加になって面白いパーツもメッシュオブジェクトから簡単に作れるようになりました。
 

 
2015/10/21のバージョン2.9.3から待望の日本語対応しました!
さらにAutodesk 123D Designに直接送信する機能で簡単に連携できるようになりました。



Tinkercad にもTinkerplay のパーツがあります。

Tinkerplay もパーツのマッシュアップがしやすくなってきたので今後の発展が楽しみです。
まだ英語版しかないのでわかりにくいですが、Tinkerplay使い方のメモショット。
日本語対応しました!
 
組立の画面で右上の半円部分が使える各パーツ一覧で頭部から足先、装飾部位をドラッグして繋げていきます。
右下の半円部分では色や表面加工するなどパーツの編集ができます。
左下の半円部分では背景をいろいろ替えられます。
繋がっているパーツ部分をドラッグしながら引っ張ると外れます。
 
パーツをクリックすると向き調整や類似パーツの交換、複製、パーツ加工、削除などのパーツ編集切り替え画面になります。
組立と編集が完成したら真ん中下の緑色のプリントボタンを押します。
 
日本語対応しました!
 
プリントパーツの確認画面の右端のギアマークのアイコンをクリックすると出力先の設定画面になります。
出力先名をクリックすると選択できる一覧が出るので[Save to Folder]を選択し[Choose Pass]で保存先を指定します。
 
再度真ん中下の緑色のボタンを押すと実行され保存されます。
また、出力先を[Autodesk 123D]にした場合はアカウントのクラウドに保存されます。
 
 


各ソフトを組み合わせて活用すればいろいろ面白いことができそうですね。


○Tinkerplayでつくられた3Dプリントできる面白いモデルデータ紹介

 Raspberry Pi Articulated Camera Mount by Morgul
 
 http://www.thingiverse.com/thing:787683
 可動式アーム部品に使ってます!

 movable nozzle for cooling by Freischwimmer
 
 http://www.thingiverse.com/thing:758012
 可動式エアーノズルの部品に使ってます!

 Robo Shark exoskeleton by gpvillamil
 
 http://www.thingiverse.com/thing:771929

 Tinkerplay Skeleton by shiuan
 
 http://www.thingiverse.com/thing:914572

 Tinkerplay Velociraptor by shiuan
 
 http://www.thingiverse.com/thing:995075

 Mecha Sentinel - Tinkerplay Toy 02 by Suaquin
 
 http://www.thingiverse.com/thing:948101

 Tinkerplay Dragonfly Pixie character for dual material printing by gpvillamil
 
 http://www.thingiverse.com/thing:954192


 その他にもたくさんあるので探してみよう!
 Thingiverse
 http://www.thingiverse.com/search/prolific/things?q=Tinkerplay



○Autodesk 123Dファミリー番外!

とくにバージョンアップもされていないのですが、簡単に使えるものなので
忘れ去られないようにメモ。
 
 簡易アクセサリー作成ソフト 「Charmrhttp://apps.123dapp.com/charmr/

 
 幾何学的形状作成ソフト 「Shapeshifterhttp://shapeshifter.io/




※Fusion 360の購入はこちらから。



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初心者は無料の凄い3DCAD「Autodesk Fusion360」のワンポイント情報のまとめ【モデリング編】

2015年10月18日 | 3DCAD


 ※もとの記事ページの編集が限界を超え追記ができなくなったので
  日本語対応も兼ねて分野別にワンポイント情報の内容を分けました!


  具体的なモデルングノウハウについて知りたい方のための
  おすすめ日本語サイト紹介はこのページの最後尾にあります! 
  目的別モデリングチュートリアル動画も紹介してます。
 

 Autodesk社 Fusion 360日本語サイト(フュージョンスリーシックシティ)
 日本語公式サイトができました!
 http://www.autodesk.co.jp/products/fusion-360/overview

 公式Fusion 360日本語フォーラム
 http://forums.autodesk.com/t5/fusion-360-ri-ben-yu/bd-p/707

 ※ブログ内関連記事

 初心者は無料の凄い3DCAD「Autodesk Fusion360」のワンポイント情報のまとめ【インストール環境編】
 http://blog.goo.ne.jp/t2com1230/e/65b0b0faf6e2047c109d54dda19f25a7

 初心者は無料の凄い3DCAD「Autodesk Fusion360」のワンポイント情報のまとめ【モデリング編】
 http://blog.goo.ne.jp/t2com1230/e/1842e77879c3791e89eb0b0715af881f

 初心者は無料の凄い3DCAD「Autodesk Fusion360」のワンポイント情報のまとめ【レンダリング編】
 http://blog.goo.ne.jp/t2com1230/e/c122c6cee92f4784b5f3cbb1fbd0aa95

 初心者は無料の凄い3DCAD「Autodesk Fusion360」のワンポイント情報のまとめ【その他付属機能編】
 http://blog.goo.ne.jp/t2com1230/e/e6391d0b28271a737242e6388314fb5f

 初心者は無料の凄い3DCAD「Autodesk Fusion360」のワンポイント情報のまとめ【API&コマンド編】
 http://blog.goo.ne.jp/t2com1230/e/e023e84d96981db7f9190909f9a069d0

 CNCフライス加工にも使える実質無料の「Autodesk Fusion360」のCAM機能を使い倒してみたまとめ
 http://blog.goo.ne.jp/t2com1230/e/961590bb3230e7babb6ee6b8c6bf7c2b

 実質無料の3DCAD「Autodesk Fusion360」の新機能ワンポイント情報のまとめ【メッシュモード編】 
 http://blog.goo.ne.jp/t2com1230/e/034388c799e1e3cd83ebc3c533717e80
 
 実質無料の3DCAD「Autodesk Fusion360」の使い方を無料で学べるオススメ解説動画サイトのまとめ 
 http://blog.goo.ne.jp/t2com1230/e/52e2b3dd2e68c21f41cc19746f366174
 
 時代は切削か!?MODELA MDX-15/20をFusion 360 CAMで使い倒す!趣味のCNCをしよう!【導入編】 
 http://blog.goo.ne.jp/t2com1230/e/03a6f11f882d947f7baceacbe5bd7de6





○Autodesk Fusion360 ワンポイント情報【モデリング編】


 Fusion 360でのパラメトリックモデリングについて ※重要
    Fusion 360では形状とともに距離や方向、接続条件、手順など形状を
    成立させる情報を履歴として保存しながら行うパラメトリックモデリングができる。
    大きさや位置を後で変更したいときにやり直しをすることなくパラメータの変更だけで
    形状を変形する修正ができるので効率のよいモデリングが可能。
    
      日経テクノロジー記事:
      パラメトリック・モデリングとダイレクト・モデリング

      http://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20130705/291110/?rt=nocnt
     ※ポイント
     ・パラメトリック (ヒストリー型/手順を記録する)
       多くの有償3DCADはこの方式を採用。
       寸法の値や直角、平行などの図形同士の関係を定義するパラメータと
       ヒストリーをうまく利用することで高い生産性を発揮。
       しかし、設計意図を把握するスキルが必要で習得は簡単ではない。
     ・ダイレクト (ノン・ヒストリー型/手順を記録しない)
       粘土感覚で形状を編集できる。無償3DCADではこの方式が多い。
       常に結果の形状のみ保存しているだけなので
       設計意図に依存せず自由に編集が行える。
       フィーチャの履歴は保持されている場合であれば
       遡って編集も可能。(編集のやり直し)

       それぞれ特徴があるので、有償3DCADでは
       ダイレクトモデリング機能も搭載しているものが多い。

    その反面、手順やパラメータの値に矛盾が発生するような状況では
    エラーとなり思うようにモデリングが進まなくなる場合がある。
    結局作り直さないといけない状況になってしまうので
    将来変更するところと変更はしないところをしっかりと把握して
    モデリングしていく必要がある。

    そのためパラメトリックモデルの場合には自由にコピー&ペーストしたり
    柔軟に形状をつくってことは許されていないので(スケッチも含む)
    はじめ悩むことが多い。(特にコピーCopy、貼り付けPaste、移動Moveなどが自由にできない)

    細かいことを気にせずに自由にモデリングしたい場合には
    パラメトリックにしないでモデリングしていくと良い。(初心者におすすめ)

    
    切り替え方
    通常は画面下にパラメトリックの手順履歴が表示されていくが
    右端にあるギアアイコンをクリックした中の
    「デザイン履歴をキャプチャしないDo not Capture Design History
    を選択するとパラメトリックを無効にできる。
    ブラウザの一番上の階層にあたるコンポーネント名を右クリックしたときの
     メニューの一番下にある[デザイン履歴をキャプチャしない]でも可能。
     逆に履歴を管理したい場合はここが[デザイン履歴をキャプチャ]になるのでこれを選ぶ。
    (他フォーマットのモデルをインポートで新規作成した場合は
     初期値は[デザイン履歴をキャプチャしない]になっているのでここで切り替えられる)


    
 スケッチの拘束方法
   ・固定/固定解除Fix(Unfix)を使う (fix/unfix
   ・スケッチ寸法Sketch Dimensionを使う (Making length constraints Using dimensions to position sketch entities動画
    ※パラメータChange ParameterのモデルパラメータModel Parameterに変数として自動登録される
   ・拘束Constraintsを使う (Sketch Palette
   ・Σパラメータを変更Change ParameterΣ [ユーザパラメータUser Parameter] を使う (Change Parameters dialog box
    ※寸法指定の時に数値ではなく変数名や変数名を使った数式も使える
    ※スケッチ寸法Sketch Dimensionで自動登録されたモデルパラメータModel Parameter(d1、d2とか)も使える
    ※変数値によって連動的に寸法が変わる設定のしかたも可能になる



 スケッチパレットについて
    スケッチがアクティブなときスケッチパレットが表示される。
    各スケッチオプションおよびスケッチの制約の説明。
    スケッチパレットSketch Palette
    http://knowledge.autodesk.com/support/fusion-360/learn-explore/caas/CloudHelp/cloudhelp/ENU/Fusion-Form/files/GUID-4183A4B7-E002-4396-AD5A-7FF3C8B2F33A-htm.html
    → Google日本語翻訳

    ※補足:スケッチの時に接点をポイントした後に、Shiftキーを押したまま
        マウス移動させると最適な接点の移動指定が可能。

    下の各アイコンをクリックで少し詳しい公式チュートリアル翻訳ページへ。
    (Inventorサイトでの類似説明、但し△MidPointだけリンク先なし)

             


 標準で使えるショートカットキー(ホットキー)のキー一覧
    標準ではFusion 360用のショートカットキーが設定されている。
     Hot keys and clicks in Autodesk Fusion 360
     http://knowledge.autodesk.com/support/fusion-360/learn-explore/caas/CloudHelp/cloudhelp/ENU/Fusion-GetStarted/files/GUID-F0491540-0324-470A-B651-2238D0EFAC30-htm.html
     → Google日本語翻訳     
     
    アカウント名をクリックすると出てくるメニューの基本設定Preferences
    一般General 内にある [画面移動、ズーム、オービットのショートカットPan,Zoom,Orbit shortcuts] の選択項目で
    Inventor や SolidWorks など好きなモードにも変えられる。
    
  新たにコマンドのキーボードショートカット機能が追加されました!
    
    

  SCULPTスカルプモードの場合のキーボードショートカット一覧です!
    


 MODEL(BRep)モードとSCULPT(T-Splines)モードのモデルの変換方法
   ・変換Convertコマンドを使う Convert dialog box
    通常はモデルMODELモードで作成されたBRepモデルは
    そのままではスカルプSCULPTモードでは編集できない。
    変換Convertコマンドを使って[選択フィルタSelection Filter]を
    [BRep 面BRep Face]にしてから変換したいBRepモデルの面を選択して
    T-Splinesの面に変換すれば編集ができようになる。


 STLやOBJファイルのMesh面の変換方法
    ポリゴンのMesh面をBRepに変換するには、Meshコマンドの「メッシュから BRep Mesh to BRep」を使う。
    T-Splinesの場合は、変換Convertコマンドを使って[選択フィルタSelection Filter]を
    [メッシュボディMesh Body]にして変換する。この場合は自動的にスムージングされる。
    但し、パフォーマンスPerformanceの「表示モードDisplay Mode」コマンドで表示を変更できる。
     ボックス表示Box:制御点での表示
     コントロールフレームControl frame : 制御点のフレーム付きでスムージング表示
     スムーズSmooth : スムージングのみでの表示

    あえて取り込む前にスムージングしておく必要がないので
    できるだけポリゴン数は最低限に減らしたほうがよい。
    Mesh(ポリゴン)数に応じて制御点が増えて編集がしづらくなり
    処理負荷がかかるので注意。
    ※過大なMesh面の編集には処理が重すぎてむいていない。

    追記: 
    Fusion360にメッシュモデル(stl,obj)を取り込んで変換して編集する方法は2通りあります。

    1.[メッシュからBRep]コマンドでモデルモードで編集できるソリッド(BRep)モデルに変換する

    2.[変換]コマンドでスカルプモードで編集ができるT-Splineモデルに変換する
      T-Splineモデルは確定すればソリッド(BRep)モデルになります。


    BRepとT-Splineでは編集のしかたや目的が異なるのでご注意下さいませ。

    自由曲面にしたいときは、T-Splineに変換して編集するようにして
    自由曲面ではなく単純に形状を置き換えるだけであれば、
    [メッシュからBRep]コマンドを使うのが最適かと思います。

    [メッシュからBRep]コマンドでソリッド(BRep)モデルに変換すると
    面がメッシュと同じ分割された状態なので
    面を結合したい場合はパッチモードの[結合]コマンドを使えばきれいになります。



 T-SplinesモデルをConvertコマンドを使って変換しようとした場合に出る変換エラーの対応
    T-Splinesで自由に変形編集ができるわけだが、制御点や
    面が干渉していると当然不整合とみなされて変換エラーになる。
    エラー内容(またはアイコン)をクリックすると干渉しているところが
    赤く表示されるのでボックスBox表示にして干渉しているところを修正する。
    参考:Handling conversion errors(Autodesk Knowledge Networkより)  


 STLやOBJファイルへのエクスポート方法
    STLファイルへの保存はブラウザのボディBobiesにある
    対象のボディBodyをクリックして右マウスボタンで表示されるメニューの中にある。
    OBJファイルへの保存の場合は、対象がMesh面である必要があるので
    メッシュMeshコマンドでMesh面に変換したあとに選択できるようになる。
     ※参考動画
     How to export to .OBJ in Fusion 360
     http://www.youtube.com/watch?v=Dxjmh8CsI6o

     ※コンポーネントComponentから一括で全体のモデルをSTLに出力も可能。


 Fusion360でエクスポートできるフォーマット以外のフォーマットでエクスポートする方法

    クラウド側のA360の管理画面でもエクスポートができる。
    DWG、DXF、FBXなども可能。


 123D DesignモデルをFusion 360へBRep(ソリッド)としてデータ変換なしでインポートする裏技
    ※最新の123D DesignではSTEP/SAT形式の保存が無償になりました!
    1.123D Designモデルの拡張子を123dx→zipにリネームする
    2.zipファイルとして展開する ※圧縮ファイルだったんですね!
    3.Breps.BlobPartsフォルダ内のsmtの拡張子のファイルを
      satの拡張子にリネームする
    4.Fusion 360でsatファイルとして読み込む(アップロードする)
    
    
    
    
    
    ※参考サンプル:週刊マイ3Dプリンター解説素材モデル
    http://deagostini.jp/site/mtp/pretop/download/index.html

    これで123DのモデルもFusion 360で編集できるようになる!
    実写のようにリアルで綺麗ですね。すばらしい!



 ローカルにあるファイルを直接インポートする方法

  いままでは必ずクラウドに1度アップロードする必要がありましたが
  ローカルにあるファイルを直接インポートできるようになりました。

  左上のファイルFileメニュー内に[ファイルからデザインを新規作成New Design from File]が追加されています。

  ※T-Spline(TSM)やSTLやOBJのメッシュデータは挿入パネルからでも可能です。
  

 サブウィンドウの操作

  サブウィンドウ(子画面)はドラッグして切り離して移動させることができますが
  もとのメインウィンドウに固定するときは、メインウィンドウの左または右の端の境界に
  サブウィンドウをドラッグしてもっていくと境界に縦に線が表示されるので
  そこで離すとメインウィンドウに固定することができる。

 
 ワークスペース画面のスクリーンショットを撮る方法

  ワークスペース画面のスクリーンショットを撮る機能が標準であります。
  左上のファイルFileメニュー内の[イメージをキャプチャCapture Image]から解像度を指定して画像ファイルへの
  保存ができます。
  ※メニューも含め画面全体も撮れるモードがあったらいいですね。


 Y上方向YupになっているモデルビューをZ上方向Zupに変更する方法

  設定の「Z上方向Zup」はあくまでも新規にモデル作成する場合に適用される。
  既存モデルの作業平面(Y上方向Yup)がZupに変換されるわけではない。
  アップロードした場合はデフォルトのY上Yupになってしまう。

  Y上方向YupになっているビューをZ上方向Zupに変えたい場合の対処方法がある。
  右上のビューキューブの設定で変更が可能。

  【手順】

  1.ビューキューブで前(Front)のビューにする。

  2.ビューキューブの前の面をマウス右クリックで表示される
    メニューの[現在のビュー次のように設定Set current view as]の[上Top]を選択して上に変更する。

  3.それでZ軸が上方向(Top)になるがホーム画面の設定が
    もとのビュー位置のままなので、ビューキューブメニューの
    [現在のビューをホームに設定Set current view as Home]の[固定距離Fixed Distance]を選択して一旦解除する。

  4.次にホーム画面にしたいビュー(上、前、右の面が見える角の位置)にして
    [現在のビューをホームに設定Set current view as Home]の[ビューにフィットFit to View]を選択し元に戻して
    現在のビューをホーム画面としてセットする。


 モデルをファイル単位で過去のバージョンに戻す方法

  モデルが保存されるごとに自動でバージョンがふられていくが
  その時々バージョンに戻すことが可能。

  データパネルのモデルが表示されているところの(i)マークをクリック。
  詳細の中にすべてのバージョンの履歴が表示される。
  開きたいバージョンの開くアイコンを選択。
  バージョンの階層移動も可能。最新の状態に差し替えたい場合は
  階層移動で最上位にする。


 重なった選択しにくいオブジェクトの確認や選択しやすくする方法

  重なっていてマウスのクリックで選択しにくいときは、
  選択したいポイントの上でマウスの左クリック長押しをすると
  「深さ・親」の要素の一覧が表示されるので
  そこで各要素にマウスカーソルをあわせると
  その場所がハイライト表示され確認やクリックして選択ができます。



○参考になるおすすめFusion 360 日本語解説サイト

 具体的なモデルング技法について知りたい方にはとても参考になります。

 3DプリンターならMakers Love(メイカーズラブ) Fusion360
 http://makerslove.com/category/fusion360
    
 MONOist記事
 進化を遂げた「Fusion 360」で「ミニ四駆」ボディを設計しよう

 http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1508/12/news001.html

 MONOist記事
 日本語対応した「Fusion 360」で「ミニ四駆」のキャビンをモデリング!

 http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1510/16/news001.html

 Make1010 Fusion360 LEARNING
 http://make1010.com/category/fusion360_learning

 いそっぷ3DCAD塾 Fusion360
 http://www.isopro91.com/archive/category/fusion360

 いそぷろ Fusion360 日本語解説
 http://fusion360.blog.jp/



○参考になるおすすめ目的別モデリングチュートリアル動画紹介 

 サングラス・メガネ

  Designing sunglasses in Autodesk Fusion 360 - Basic setup - 1/3
   https://www.youtube.com/watch?v=uAAR1c-Tzl8
  Designing sunglasses in Autodesk Fusion 360 - Creating the volume - 2/3
   https://www.youtube.com/watch?v=5zRNfzdB0ps
  Designing sunglasses in Autodesk Fusion 360 - creating lenses & detailing - 3/3
   https://www.youtube.com/watch?v=cwLiuGDvW-w

  How to model bends in Fusion 360
   https://www.youtube.com/watch?v=hicToIPxYJI

  My 1st Pair of Glasses Fusion360(スケッチDWGファイル配布あり)
   https://www.youtube.com/watch?v=gYZAuLIo24E

   
 

  Debossing/Embossing a Logo on a Curved Surface in Fusion 360
   ロゴスケッチ曲面に投影する
   https://www.youtube.com/watch?v=WEdbBTQ0qaw

  Flatten a Sculpted Surface
   スカルプで面をフラットにする
   https://www.youtube.com/watch?v=HMvBi6LlfeE




 
 ※随時更新予定。




※Fusion 360の購入はこちらから。



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初心者は無料の凄い3DCAD「Autodesk Fusion360」のワンポイント情報のまとめ【インストール環境編】

2015年10月18日 | 3DCAD


 ※もとの記事ページの編集が限界を超え追記ができなくなったので
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 Autodesk社 Fusion 360日本語サイト(フュージョンスリーシックシティ)
 日本語公式サイトができました!
 http://www.autodesk.co.jp/products/fusion-360/overview

 公式Fusion 360日本語フォーラム
 http://forums.autodesk.com/t5/fusion-360-ri-ben-yu/bd-p/707

 ※ブログ内関連記事

 初心者は無料の凄い3DCAD「Autodesk Fusion360」のワンポイント情報のまとめ【インストール環境編】
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 初心者は無料の凄い3DCAD「Autodesk Fusion360」のワンポイント情報のまとめ【モデリング編】
 http://blog.goo.ne.jp/t2com1230/e/1842e77879c3791e89eb0b0715af881f

 初心者は無料の凄い3DCAD「Autodesk Fusion360」のワンポイント情報のまとめ【レンダリング編】
 http://blog.goo.ne.jp/t2com1230/e/c122c6cee92f4784b5f3cbb1fbd0aa95

 初心者は無料の凄い3DCAD「Autodesk Fusion360」のワンポイント情報のまとめ【その他付属機能編】
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 初心者は無料の凄い3DCAD「Autodesk Fusion360」のワンポイント情報のまとめ【API&コマンド編】
 http://blog.goo.ne.jp/t2com1230/e/e023e84d96981db7f9190909f9a069d0

 CNCフライス加工にも使える実質無料の「Autodesk Fusion360」のCAM機能を使い倒してみたまとめ
 http://blog.goo.ne.jp/t2com1230/e/961590bb3230e7babb6ee6b8c6bf7c2b

 実質無料の3DCAD「Autodesk Fusion360」の新機能ワンポイント情報のまとめ【メッシュモード編】 
 http://blog.goo.ne.jp/t2com1230/e/034388c799e1e3cd83ebc3c533717e80

 実質無料の3DCAD「Autodesk Fusion360」の使い方を無料で学べるオススメ解説動画サイトのまとめ 
 http://blog.goo.ne.jp/t2com1230/e/52e2b3dd2e68c21f41cc19746f366174
 
 時代は切削か!?MODELA MDX-15/20をFusion 360 CAMで使い倒す!趣味のCNCをしよう!【導入編】 
 http://blog.goo.ne.jp/t2com1230/e/03a6f11f882d947f7baceacbe5bd7de6





○Autodesk Fusion360 ワンポイント情報【インストール環境編】


 Fusion360の動作環境について 

  公式には下記の通りですが

   対応するオペレーティング システム:
   Apple Mac OS X Mavericks (10.9)以降の製品バージョン
   Microsoft Windows 7 SP1
   Microsoft Windows 8.1
   Microsoft Windows 10
   最小限の動作環境
   CPU: 64 ビット プロセッサ(32 ビットはサポートされていません)
   メモリ: 3 GB の RAM (4 GB 以上を推奨)
   ADSL 以上のインターネット接続速度
   ディスク容量: ~ 2 GB
   グラフィックス カード: GDDR RAM 512MB 以上(Intel GMA X3100 カードを除く)
   ポインティング デバイス: マイクロソフト社製マウスまたはその互換製品、
   Apple Mouse、Magic Mouse、MacBook Pro Trackpad


  実際に快適に使うために重要になってくるのは、CPUとメモリとGDDR RAMです。
 
   最低でも CPU:Core i3 以上、メモリ:8GB 以上、GDDR RAM:2GB 以上

  このぐらいのスペックは必須ですね。メモリは16GBあったほうがいいと思います。

  私のFusion360で使っているメインPCは、
  CPU:Core i7、メモリ:8GB、GDDR RAM:2GBですが
  これでも複雑なモデルやメッシュモデルを扱うときにストレスを感じることもあります。
  なのでメモリを16GBに増やすつもりです。

     メモリを16GBにしました!
     ロボットPepperくんの3Dモデル(メッシュ)のT-Splines(ソリッド)化もここまで挿入すると
     14GBメモリ食ってます!w
     (ちなみにFusion360起動時は3GBぐらいなので11GB使っている計算になります)
     これに両腕を入れるとなるとまだメモリ足りないですね。

     

     ロボットNAOくんの3Dモデルデータ(SolidWorksアセンブリ)を
     Fusion360で開いた状態でメモリ7.5GBです。

     
  

  あとOSですが、
  いままでのアップデートの経緯からWindowsよりもMac OSのほうが障害や不具合が多いです。
  特にグラフィック関連のトラブルに注意して下さい。
  アップデートで動かなくなった場合はクリーンアンインストールして
  再インストールするのがおすすめです!


   ヒント:Fusion 360 の設定を最適化してパフォーマンスを高める方法
   http://knowledge.autodesk.com/ja/support/fusion-360/troubleshooting/caas/sfdcarticles/sfdcarticles/JPN/How-to-optimize-settings-in-Fusion-360-for-performance.html

   ヒント:デュアル グラフィックカードでラップトップで Fusion 360 のパフォーマンスが低下する
   http://knowledge.autodesk.com/ja/support/fusion-360/troubleshooting/caas/sfdcarticles/sfdcarticles/JPN/Poor-Performance-in-Fusion-360-on-laptops-with-dual-graphic-cards.html


 気になった環境設定の項目 

 【基本設定】

  [一般]-[デザイン]
   [線分およびスプラインの3Dスケッチを許可] デフォルト:許可しない
   非平面上に線分やスプラインを作成できるようになる。

  [グラフィックス]
   [最小 FPS] デフォルト:35.00(フレームレート:動きのなめらかさを表す指標)
   この値を下回った時にグラフィック効果を低下させパフォーマンスを維持する。

  [データ収集および使用]
   デフォルトではすべての項目でデータ収集するようになっている。
   ネットワークやパフォーマンスに少なからず影響するので外したほうがいい。

  [プレビュー]
   [スケッチ-拘束ステータスに基いてスケッチジオメトリを色分け] デフォルト:オフ
   完全に拘束されたスケッチエンティティと、自由度があるその他のスケッチエンティティを
   視覚的に区別できまる。(開発過程の新機能の試用)

 【ヘルプ】

  [グラフィックスの診断]
   [最適なパフォーマンスを得るためにすべての効果を制限] デフォルト:制限しない
    ・アンチエイリアシング
    ・アンビエントオクルージョン
    ・オブジェクトの影
    ・影付き
    ・地面の反射
    ・選択の表示スタイル
    ・透過性の効果
   低スペックPCの場合などグラフィックス効果を制限してパフォーマンス優先にできる。

  [ユーザキャッシュデータをクリア]
   キャッシュデータをすべてクリアできる。

  
 Fusion360の日本語化表示について 

  9月25日のアップデート(Ver.2.0.1633)から日本語対応になりました。

  日本語になったことで随分わかりやすくなりました。
  ただ現在のところ翻訳のしかたで見栄えがちょっと気になるところがあります。
  特にボタンの[Cancel]→[キャンセル]が全角でちょっと長いのでフォントによっては
  ボタンからはみ出してしまいます。
  そのほか各翻訳用ファイルの内容を細かく見ていくと翻訳が直訳で違和感があるところもいくつかあります。

  

  個別にフォントサイズの変更は無理なようなのでいっそうのこと翻訳文字を替えてみましょう。
  [キャンセル]→[取消]のほうが好みなので全部[取消]に替えてみます。
  ※翻訳文字の変更(改変)はサポート外なので自己責任でお願いします。

  ・翻訳用ファイルの場所
   C:\Users\[username]\AppData\Local\Autodesk\webdeploy\production\[テンポラリー文字列]\StringTable\ja-JP

  ここにXML形式の日本語翻訳用ファイルがたくさんあります。
  XML形式はテキストファイルなのでテキストエディタのGrep置換機能が使えます。
  各機能ごとに翻訳元テキスト文字と翻訳先テキスト文字の対応関係の構造になってます。
  今回はすべての翻訳用ファイルの文字列[キャンセル][取消]に置換してみました。
  ※オリジナルファイルはフォルダごと必ずバックアップをとっておいて下さい。

  

  差し替えたあとはボタンの見栄えもすっきりしました。

  その他の翻訳文字も同様に行えます。
  [溶接解除→分離]、[溶接→接合]とか気になる日本語訳は差し替えちゃいましょう!
  NaFusionDoc10.xmlの[アイソメ]→[ISO]とかも。

  まだ過渡期なので今後翻訳仕様が変わる可能性もありますのであくまで暫定的な対処です。
  また、アップデート等でフォルダやファイルが入れ替わるので
  アップデート後に再度翻訳用ファイルを差し替える必要があります。
  (→10/19のアップデートでは翻訳用ファイルも引き継がれました!)


  あとフォーラムの投稿で「円形パターン配置」メニューの日本語表記に関して
  「中心点」ではなく「」ではないかとの書き込みがありました。
  どうもNaFusionUI10.xmlの155行目の下記の部分に間違いがあるようです。
    誤:<label commandName="CircularAxis" devLabel="Center Point" translation="中心点" />
    正?:<label commandName="CircularAxis" devLabel="Circular Axis" translation="軸" />
  文言を書き換えてみたら正しく表示できました。
   


  ご参考まで。


 動作環境について
  インストールまではできたが、うまく動かないケースについてのまとめ。

   ・Fusion360の表示がおかしい
    (ご質問を受けて解決したケースが掲示板にありますのでご参考まで)
    しめばら@とものりQ&A広場 http://t2com.bbs.fc2.com/

   ・Windows8以降で、ログインユーザー名が日本語の場合起動できない
    パソコンのローカルアカウントのUserフォルダ名が日本語になっているのが原因。
    別に半角英数字でローカルアカウントを追加してそのアカウントで再度インストール、起動する。
    (どうしても日本語のローカルアカウントで使いたいギークな方は
     下の「インストールフォルダについて」の内容を参考にフォルダを移動して
     環境ファイルのパスの内容を書き換えればできるかも。未検証)

   ・アップデートしたのに起動したバージョンは古いままである
    アップデートではバージョンごとに新しいフォルダにインストールされ、
    デフォルトの起動用ショートカットも上書きされ起動する実行ファイルがあるフォルダ先が変わる。
    1つ前のバージョンのフォルダは残ったままになっている場合があるので、
    起動用ショートカットをコピー等でデフォルト以外の場所で使っているものは
    更新されないのでフォルダ先が古いままになっているため。
    最新のデフォルトの起動用ショートカットを使う。


 再インストールについて
   インストールやアップデートが失敗してうまく出来ない場合の対応のまとめ。

   一度アンインストールしてから
     C:/Users/[username]/AppData/Local\Autodesk
     C:/Users/[username]/AppData/Roaming\Autodesk
    この残っているAutodeskフォルダごと全部削除して
    再度インストールしなおすときれいにデフォルトで日本語になるので簡単です!

    注意事項!
    Fusion360以外のAutodesk製品の設定環境もクリアされるので
    他のAutodesk製品をお使いの方はご注意下さい。

    厳密には下記のフォルダ下にある Fusion360.exe があるインストールフォルダが影響しているので、

    C:\Users\[UserName]\AppData\Local\Autodesk\webdeploy\production\[テンポラリー文字列]

    アンインストール後にも残っている場合は、ここのテンポラリーのフォルダだけを削除して
    再インストールすれば回避できます。

    それでもうまく動かない場合は公式のクリーンアンインストールの方法も参考にしてみてください。
     Autodesk Fusion 360 のクリーン アンインストールを実行する方法
     http://knowledge.autodesk.com/ja/support/fusion-360/troubleshooting/caas/sfdcarticles/sfdcarticles/JPN/How-to-do-a-clean-uninstall-of-Autodesk-Fusion-360.html

    自動クリーンアンインストールツールも公開されました! 
     Autodesk Fusion 360 の自動クリーンアン インストールを実行するには
     https://knowledge.autodesk.com/ja/support/fusion-360/troubleshooting/caas/sfdcarticles/sfdcarticles/JPN/How-to-do-an-automatic-Clean-Uninstall-for-Autodesk-Fusion-360.html


 インストールフォルダについて
   ・インストール先のフォルダの場所(固定)
      C:/Users/[username]/AppData/Local\Autodesk
      C:/Users/[username]/AppData/Roaming\Autodesk
     ※試しにこのフォルダーごと他のパソコンにコピーしても使えた。
       その後に通常インストールするときに使うインストーラーファイルの
       Fusion 360 Client Downloader xxx.exe
       を実行すれば完璧!一時的にネットが使えないパソコンの場合に便利。

   ・起動ファイルや本体がある場所
      C:/Users/[username]/AppData/Local/Autodesk/webdeploy/production/
   ・アカウント情報等の設定ファイルがある場所
      C:/Users/[username]/AppData/Roaming/Autodesk/Neutron Platform/Options/NMachineSpecificOptions.xml
     ※このファイルを削除またはリネームすると初期化できる

     ※基本設定で[ユーザ言語User Language]の項目ができました。
      しかし、日本語はまだ完全対応でないので選択肢にはありませんが、
      英語か中国語にして保存してしまうと、一部日本語対応になっていたところが
      元の設定にもどせなくなるので注意!。その場合は設定ファイルを初期化すればよい。
     ※9月25日のアップデート(Ver.2.0.1633)から日本語対応になりました。



 オフラインモードについて
   ・オフラインモードの切り替え方法
     1.右上のアカウント名が表示されているところをクリック
     2.メニューの[オフラインで作業Work Offline]を選択
     ※最大14日間までオンラインなしで連続使用可能。
     基本設定でオフラインキャッシュ期間(日数)項目ができました。
     デフォルトは15日間。60日間(最大360日間)になりました!
     オンライン時にクラウドへ同期される。

   ・ローカルに置くためのファイルの作成方法(クラウドからのコピー)
     1.[ファイルFile]メニューから[エクスポートExport]を選択
     2.ファイルの種類でアーカイブファイル(* .f3d)を選択
     3.作成する任意のフォルダー場所とファイル名を指定
     4.保存
     ※これでオフラインモードでもデータパネルから選択が可能になる
      データパネルには保存されたファイルのキャッシュされたファイルが表示される
      ローカルキャッシュフォルダの場所の例:C:/Users/[username]/AppData/Local/Autodesk/Autodesk Fusion 360/[Autodesk User Id]/PLM360Cache/a360proue29f56081.autodeskplm360.net
      C:/Users/[username]/AppData/Local/Autodesk/Autodesk Fusion 360/[Autodesk User Id]/W.login

      最新版ではキャッシュフォルダが変わっていました。

      ※作業領域で開いたデザインはキャッシュフォルダに指定期間残っている。
       そのためそのデザインはオフラインになっても使うことができる。

     Autodesk Fusion 360 内でローカルにキャッシュされたファイルを検索する方法
     https://knowledge.autodesk.com/ja/support/fusion-360/troubleshooting/caas/sfdcarticles/sfdcarticles/JPN/How-to-locate-locally-cached-files-in-Autodesk-Fusion-360.html


 基本平面の方向の設定
    標準では上方向がZ軸ではなく3DCADでは一般的なY軸になっていて、
    上面ビューはY軸の上から下方向へ見た視点になる。
    123D Designのように上方向がZ軸になるようにしたい場合は
    アカウント名をクリックすると出てくるメニューの設定(基本設定Preferences)の
    [一般General] 内にある [規定のモデリング方向Defalt modeling orientastioon] の選択項目で
    [Z(上方向)Zup] にすれば変えられる。

    ※すでにY上方向Yupで新規作成したモデルビューをZ上方向Zupに変更する方法は
     【モデリング編】にやり方があります。




 ※随時更新予定。





※Fusion 360の購入はこちらから。



    
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