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【コラム】人類はAIによって滅亡するのか?──今、私たちが考えるべき未来の話

2025年04月26日 | 人工知能

人類はAIによって滅亡するのか?──今、私たちが考えるべき未来の話

SF映画や小説では、AIが人類を支配する世界がよく描かれます。

「AIによって人類が滅びる日が来るのか?」という問いは、もはやフィクションの中だけの話ではなくなってきています。

果たして、AIは人間にとって「脅威」なのか?それとも「パートナー」なのか?

 

■ シナリオ1:AIによる“直接的な”滅亡

これはいわゆる「AI反乱」のようなものです。

 

    • AIが軍事システムやインフラを制御して暴走
       
    • AIが人類を“非効率な存在”とみなして排除を選ぶ
       
    • AI同士の競争がエスカレートして、結果として人間が巻き込まれる

 

これは極端に聞こえますが、AIに「意思決定の権限」を渡しすぎることのリスクを示しています。

 

■ シナリオ2:AIによる“間接的な”滅亡

もっと現実的で深刻なのは、「人類が自らの能力を失っていく」パターンです。

       
    • すべてAIが考えるから、人間が考えなくなる
       
    • 仕事も教育もAI任せで、創造力や判断力が衰えていく
       
    • AIの言うことが正しいと信じる人間ばかりになる

 

これでは、AIが暴れなくても、人類は“主体性”を失って静かに滅びていくかもしれません。

 

■ それでも未来を選ぶのは「人間」

AIは、人間が作り、人間が育てているものです。

つまり、**私たちがどのようにAIと付き合うか次第で、未来のかたちは変わる**のです。

● 依存するか、活用するか

便利だからといって思考を放棄せず、「AIをどう使うか?」を自分で判断することが大切です。

● 自分の価値を手放さない

感情、共感、倫理、問い続ける力――AIには持てない人間の強みを育てていくことが、滅びを防ぐ鍵です。

 

■ おわりに

「AIが人類を滅ぼす」というのは、決して遠い未来の話でも、映画の中の出来事でもありません。

もし人類がAIによって滅びるとしたら――それは、AIのせいではなく、人類が“考えること”をやめたときです。

今のうちに、私たちは問いかけなければなりません。


AIが進化し続ける時代に、人間らしく生きるとはどういうことか?

この問いを忘れない限り、人類はきっと滅びないと、私は信じています。



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