兵庫県宝塚市:花粉症・アトピー性皮膚炎・アレルギー過敏症などの専門院 たからづか自然療法院の院長のblog

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金環日食 その2 ~事故防止策~

2012年05月12日 | Weblog

世紀の天体ショーまであと9日というところで、気になる記事を見つけました。

TVのニュースでも取り上げられていましたが、まず目を通してみてください。

以下その記事の一つをペーストしてみました。


専門家や天文ファンらで構成する日本天文協議会が、21日の金環日食で懸念される事故の防止策が不十分な学校が多いとして、改めて注意喚起する記者会見を11日開いた。

 理科教育にかかわる学校関係者らに対し、電子メールでアンケートを行ったところ、4日間で67人から回答があり、3割が「子どもに事前指導する予定はない」と答えた。事故の防止策を促した文部科学省の通知を「見ていない」との回答も2割あった。

 また、市販されている「日食観察用サングラス」を日本天文協議会が調べたところ、目を傷める可能性の高い商品もあったという。危険なのは、〈1〉室内の蛍光灯の形がはっきり見える〈2〉ひび割れや穴がある――といった商品。安全な日食めがねの目安は、可視光線を0・003%以下、赤外線を3%以下に抑えるものだという。

出典:YOMIURI ONLINE



我々大人たちもさることながら、子供たちにとっても一生に数回出会えるかどうかの金環日食ですから胸躍らせていることでしょう。

ですが、太陽の光には危険な光線が含まれており、それらが十分に遮断されないまま太陽を見てしまうと、最悪失明の危険があり観測には注意が必要です。

にもかかわらず、それら危険性を「子供たちに指導していない、する予定が無い」「文科省の通知を見ていない」とする理科教育に関わる学校関係者が半数を占めていることには驚きだ。

家族で観測を楽しもうとされているお父さんお母さんがこのブログを読んでくださっているならば、どうかその危険性を避けるためにも安全基準をクリアした日食グラスを使用することを徹底してあげてください。

上記記事にもあるように市販されている日食グラスの中には危険な粗悪品も少なくないとのこと、今一度お持ちの日食グラスをご確認いただきたい。

安全の基準となる目安は以下のとおり

 ・可視光線を0・003%以下に抑え、赤外線を3%以下に抑えるもの

精度を記した書類が見当たらない場合は、以下の項目を参照してください。

明らかに危険なもの

 ・室内の蛍光灯の光(形)がはっきり見える
 ・ひび割れや穴がある
 ・フィルター部分が黒いもの(赤外線は通すPVCの可能性大)


ひび割れや穴があるのはもってのほかですが、意外と気付かないのが「室内の蛍光灯の光(形)がはっきり見える」という点。

規格をクリアした日食グラスでは蛍光灯の光はほとんど分かりません。

もしお持ちの日食グラスで室内で点灯させた蛍光灯を見てみてその光の形状が確認出来るならば、その日食グラスを使用しての日食観測は非常に危険ですからお止めください。

例えばこういった↓基準をクリアした日食観測グラスをどうかご使用ください。
 金環日食観察グラス SUN CATCHER-XII (日本製 高品位遮光プレート使用 JIS規格準拠)
下部にはその他の注意事項も丁寧に記載されていますので、是非ご参考にしてください。

お子さん用には以下のもの↓も可愛くて良いかも知れません。
太陽観察専用ソーラーグラス パンダグラス(子供専用)






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