兵庫県宝塚市:花粉症・アトピー性皮膚炎・アレルギー過敏症などの専門院 たからづか自然療法院の院長のblog

オステオパシー、カイロプラクティックといった手技療法、アレルギー除去療法、発達障害児への改善療法など

こんな時どこへ掛かれば良いの?

2007年04月19日 | 健康情報
慢性的に腰が痛む。
首や肩がコル。
頭痛。
手や足が痛い。
手や足がしびれる。
婦人科疾患で困っている。

などなど。。。

1.整形外科
2.接骨院(整骨院)
3.鍼灸院
4.あんま・マッサージ
5.手技療法(カイロ、オステオパシーなど)


 
 実はそれぞれ専門の症例、対応できる症状があるんですよ。
今後の参考までに、それぞれの専門分野を記しておきますね。

1.整形外科
 →骨折・脱臼、外傷、痛み、しびれ、病気 など
(ただし、筋肉に関しての疾患の概念が乏しい)
  手術を必要とするものなど。
  健康保険適用

2.接骨院(整骨院)
 →急性外傷のみ : ex)「骨折・脱臼」の応急処置(施術には医師の同意が必要)と、「捻挫・打撲」などの処置
  肩こりや慢性的な腰痛など、慢性疾患は柔道整復師として診られません
  健康保険療養費適用(上記症状にのみ)

3.鍼灸院
 →急性症状(急な痛みやしびれ など)。
  慢性の諸症状(こりや痛み、不調 など)。 
  健康予防 など
  医師の同意書があれば症状によっては健康保険療養費適用(その他は実費)

4.あんま・マッサージ(医療としてのもの限定、慰安は除く)
 →機能回復訓練
  医師の同意書があれば症状によっては健康保険療養費適用

5.手技療法(カイロ、オステオパシーなど)
 →急性症状
  慢性症状
  機能回復
  健康予防 など 
  実費施療費が必要
  国内国家資格が無い為、施術者、所選びがシビア。

といったところです。
どうぞご参考まで~。


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ぎっくり腰と牛乳の関係

2007年04月16日 | 健康情報
6、70歳代の方々から「膝の痛み」をよく伺います。

その方々は病院に行くと軟骨がすり減る変形性膝関節症や骨粗しょう症、使い痛みなど“カルシウム不足が原因なので牛乳を飲みなさい”と言われるそうです。         

そして「10年経っても治らないなぁ」と思われながらも、嫌いでもまじめに飲み続けている方もいらっしゃいます。 

         
確かに牛乳は含まれるカルシウムの60%程が体内に吸収出来る優れた食物ですが、反面、脂肪分が仇になるのです。                                  

体のメカニズムでいうと、脂肪を分解するためには胆汁が必要で、その貯蔵庫になっている胆のうの働きが過剰になります。

その結果、胆のうだけが疲れるのではなく、関連する筋肉“膝窩筋(しっかきん)”も反射的におかしくなります。                                            

その“膝窩筋”こそ膝を裏から安定させる筋肉なのです。     

              
そのまま脂肪を摂り続けると、足首や腰までも痛めてしまう可能性があるので注意して下さい。


そして、梅雨時に多くなる「ギックリ腰」も「膝の痛み」と同様、胆のうなど内臓の機能低下との関連も考えられます。                                           

構造上、腰の骨は首と違い、動く範囲が狭いかわりに安定度が高い部分なので、急にくるほどやわなものではありません。 

腰を屈めたり、軽い荷物を持ち上げたりする程度で傷めるものではないのです。                                

すなわち、「ギックリ腰」はなる前から「コップに水が満タンになっている、爆発寸前の状態」で、動作はあくまで引き金を引いてしまっただけなのです。

これもギックリ腰の一つの原因になっているというお話。


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低気圧とションボリさんの関係

2007年04月13日 | 健康情報
 はじめに、気圧ってなにか。
それは簡単。
空気の圧力のことです。
目に見えない空気にもちゃんと重さがあって、その重さのことを言うんですよ。
よく「台風の中心気圧○○ヘクトパスカル」っていう、あれのことです。
地球上で一番低いところは海面なので、そこを基準にしているようです。
すると、海面とエベレスト山の頂上とでは、上に乗っている空気の量が違うのはお分かりでしょうか?
大気圏の高さが同じとすれば、地面が低いとそれだけ距離が長いし、その分空気の量も多い訳です。
つまり、低い地面のところは高いお山のてっぺんよりも空気が多いので、気圧が高い訳です。
それだけで気圧の違いが出るわけではないのですが、簡単な例とすればそんな感じです。

 では、気圧と身体の関係です。
「高気圧=空気の量が多い=酸素が多い」
こういう図式が成り立ちます。
酸素が多いと動物は、呼吸が活発になって身体に取り入れる酸素の量も多くなります。
そうなるとエネルギーも沢山生産出来るので、活発に活動出来るようになる訳です。
交感神経が活発になるのです。
お天気には元気になることで納得していただけると思います。
その逆に低気圧では、酸素を取り入れる量も減ってしまいます。
そのため、呼吸もゆっくりしてエネルギーの代謝を抑えるようにします。
副交感神経が優位に働きます。
活発に活動するよりも休息する方へスイッチする訳です。
 この副交感神経の働きが高まっている時ほど活動はのんびりとし、気分的にもゆったりし、高まりが強いとションボリとなりやすい訳です。
雨の日にはなぜか気分が滅入るのはそのためです。
 悩み事などがあると、そのストレスに対抗するために交感神経優位から副交感神経の働きを高めようとします。
そのため、落ち込みやすくなります。
そういう時と雨の日が重なったりすると、ドカーンと気分が滅入ってしまったりする訳ですね。

 気分が落ち込んだときには海へ行き波間を漂う水鳥を眺め、イライラする時には山で滝や水辺にたたずむのは理にかなっているんです、きっと。
理由があるんです!


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偏頭痛で困ったら

2007年04月09日 | 健康情報
「私、頭痛持ちなのよね…」、「肩が凝ってくると頭痛が…」などなど、よく聞かれます。

頭痛といっても種類があり、それぞれ原因や発症過程が違っているのですよ。

”ズキズキ、ガンガン”と痛くなるものや、絞めつけられるように痛むもの、どーんと重い感じが続くものなど様々です。

その中でも”ズキズキ、ガンガン”と痛む偏頭痛について今回はお話します。


さて、この偏頭痛、どのような時に起こっているでしょうか?

偏頭痛持ちだという方は、ちょっと思い起こしてみてください。

バリバリと仕事をしている真っ最中や、家事に追われている時でしょうか?

それとも激しくスポーツをしている時?

きっと返って来る答えは「NO!」ではないでしょうか?

偏頭痛は夢中で何かを行っている時には起こりません。

逆に夢中で何かを行った後、つまりバリバリ仕事をして帰宅した直後であったり、その休憩中であったり、忙しい家事の合間のひと時であったり・・。

そんな時に起こります。

いかがですか、当てはまっているでしょう?


では、なぜそのような時に偏頭痛は起こるのか。

それは、偏頭痛というのは”血管拡張性頭痛”といわれ、血管が急激に拡がることによって血液の流れが増えることから起こります。

ですから、”ズキズキ、ガンガン”という痛みと脈拍は一致しています。

お気づきですか?

動脈血管の径の伸縮は自律神経の”交感神経”によって支配されています。

この交感神経が作用している時には、体表の動脈、つまり手で脈を触れられるような場所の動脈をギュッと絞り体表へ流れる血液を減らします。

そうすることで、もっと酸素や栄養分を必要とする体の部分へ血液を多く流そうとする訳です。


通常この自律神経の機能は、滑らかなシーソーのような関係にあります。

身体を活発に働かそうとする”交感神経”と、身体を休めようとする”副交感神経”がシチュエーションによって切り替わるのです。

ですが、この自律神経の働きが乱れてくると、滑らかな切り替わりが出来なくなります。

常に”交感神経”が働きすぎている状態、つまり忙しい仕事が長期間継続していたり、日々家事に追われてたり、ストレスフルな生活によることが多いものです。

それによって”副交感神経”への切り替わりが急激に起こる場合、仕事や家事の休憩時間や終了時などに収縮していた血管が一気に拡がり、血液の流れを急激に増やしてしまい”ズキズキ、ガンガン”という脈打った痛みを引き起こすのです。

常に緊張状態が続いている、自律神経の働きが乱れてしまっている方に起こる疾患と言えますね。


最後になりましたが、偏頭痛に対する対処法をお伝えしておきます。

まず予防策として、「ON」「OFF」をハッキリとつけないこと

これは「バリバリ仕事・家事に追われる」→「休憩」という過程の中で、”交感神経ギンギン”→”副交感神経”ドッカーンの切り替わりを急激にしないためです。

言葉は古いですが、「ファジー」が良いのです。

ですから、「バリバリ仕事・家事に追われる」→「夢中になれる趣味、楽しみ」→「休憩」というように”交感神経ギンギン”→”LOW交感神経”→”副交感神経”というように徐々に切り替われるようにすると随分安定して来ます。

次に偏頭痛が起こった場合の対処法ですが、”ズキズキ、ガンガン”と痛んでいる部分、すなわち「拍動の強くなっている動脈」を見つけてください。

これは痛んでる辺りにそっと手を当ててみると分かります。

そして、その「拍動の強くなっている動脈」を上から軽く圧を掛けて押さえてください。

すると徐々に血液の流れが弱くなって来ます。

強い拍動を感じなくなったら押さえるのをやめてみましょう。

”ズキズキ、ガンガン”という頭痛は消えているか、かなり緩和されているはずです。

是非試してみてください。


最後に補足ですが、「首や肩がコって来たから偏頭痛が起こる」と言う方がいますが、実際のところそれらが原因で偏頭痛は起こっていません。

恐らく、ストレスフルな生活の中で”緊張状態”が起こり、”交感神経”が過剰に働くことで筋緊張が強くなり首や肩のコリを起こしているのだと思われます。

”交感神経”過剰時には、当然体表の動脈も収縮していますからね。


あまり常習のように偏頭痛が起こってしまうようでしたら、自律神経に対する治療が必要になって来ます。

自律神経に対しては、鍼灸院やカイロプラクティック院、オステオパシー院などで施術を行っています。

信頼のおける専門機関で治療を受けられるのが良いでしょう。



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健康の条件

2007年04月07日 | 健康情報
プロの中でも第一線で活躍する一流のスポーツ選手。
そのずば抜けた素質や並々ならぬ努力は一般的によく挙げられています。
ですが、それ以上に一流の条件として最も大切とされているのが“故障しない”ということ。
普通では考えられないレベルで筋肉や関節を動かしても壊れないといった先天的な条件もありますが、怪我をしないために彼らは日々体に気を配り、メンテナンスすることを怠りません。

それは一般の方にも当てはまること。
例えば、椎間板ヘルニアが完治した後、放ったらかしの人と、再発しないように定期的にメンテナンスしている人を比べた場合、前者が半年後で再発が8割、後者だと3年経っても再発はほとんど無しといったデータも学会で報告されています。
特に“仕事上重い物を持つので、治ってもまた症状が出る”といった生活習慣性の方やご高齢の方は気を付けてください。
体に気を配り日ごろからメンテナンスをしておくことが、いつも健康であるための絶対条件ですよ。


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子供の側弯症(そくわんしょう)

2007年04月03日 | 健康情報
“背中にものさし”など畳生活の時代には子どもの姿勢を注意する方も多く見られましたが、椅子文化の現代は、姿勢に気付かなかったり、気にしない方も増える傾向です。 

皆さんは最近の子どもに多く見られる“側弯症”をご存じですか?

これは、背骨がゆがむ病で原因の多くは「悪い姿勢」。

症状は非構築性と構築性の2つに分かれます。                        

非構築性の場合、背中を丸めて診る側弯検査では判定できませんが、普段はズレにより背骨が曲がった状態になっています。

また「まだ3歳なのになぜ背骨がゆがんだの」などの質問もありますが、この原因の多くには出産があります。                                         

産道を通る際や、吸引の際に頚椎や頭蓋骨を歪めるのはとても多いケースです。

ここまでは施術で完治も可能。                                   

ですが、奇形や構造上の問題なども含め構築性の場合、外科手術や身動きが取れない矯正コルセットを使用するケースもあるほどで、進行を止める、痛みを和らげる、症状を軽減する施術は可能ですが、完治はできません。                       

また、注意すべきなのは非構築性も放っておくと構築性になることもあること。      

それだけに成長期を迎える前の早期治療が重要なのです。


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