今回は散りゆく桜を惜しみつつ巡った2ヶ所をご紹介。
まずはグランドプリンスホテル高輪の貴賓館と日本庭園を見学。
この建物は竹田宮の邸宅として1911年(明治44年)に宮内省内匠寮の設計で建てられたネオ・バロック様式の宮殿である。外観正面のフランス式マンサード屋根とドーマ窓が当時の華やかな雰囲気を物語っている。
内部はルネッサンス様式で豪華な装飾が施されているそうだが、
現在は主としてウェディ . . . 本文を読む
大隈庭園でリフレッシュしたLOGGYは、
都電荒川線に乗って桜の名所飛鳥山へ。
久しぶりに乗る都電は新型車両が走っていて
何か外国の路面電車のような雰囲気だ。
早稲田から飛鳥山まで約20分。
車窓からはどことなく懐かしい昭和的な景色が楽しめる。
神田川沿いの桜も何とか写真を撮る事ができた。
飛鳥山に着くと、予想通り人・人・人の大混雑。
広場では和太鼓のパフォーマンスが行われており、
花 . . . 本文を読む
所用がてら早稲田まで来たので、
桜咲く早稲田大学を見学。
まずは大隈記念講堂の外観から。
この建物は1927年(昭和2年)、佐藤功一と佐藤武夫の設計により建てられた。
ちょうど早稲田高等学院中学部の入学式が行われており、
やや遠慮気味に撮影。
構内に入ると左手にストックホルム市庁舎をモデルとしたといわれる
會津八一記念博物館(図書館)の建物が見えてくる。
1926年(大正15年)内藤多仲 . . . 本文を読む
桜に誘われて麻布界隈を散策してみた。
地下鉄南北線麻布十番駅から西へ歩いて行くと、
一本松坂という急な坂道がある。坂を登りきったところに聳え立つのが
森ビルが開発した高級マンション元麻布ヒルズフォレストタワー。
今やこの辺りのランドマークだが、江戸時代は坂の名の由来となった
一本松がランドマークだった。(現在の一本松は写真右)
すぐ隣にある氷川神社の境内から桜越しに見上げるフォレストタワーは . . . 本文を読む
以前四谷三丁目界隈を巡った時、
時間が足りずに行けなかった新宿歴史博物館に行ってきた。
今回は都営新宿線曙橋駅からブラ歩き。
博物館に行く途中に偶然発見したのが「津の守弁財天と策の池」。
この辺りは江戸時代松平津守の大名屋敷があり、徳川家康が鷹狩りの時に
策(むち)を洗った井戸があり、その井戸の水が滝になって池に注いでいた事から
策の池と呼ばれるようになったそうだ。
明治に入り、池のほとりに茶 . . . 本文を読む