TOKI : LOG

LOGGYと竹坊の物見遊山

四谷荒木町界隈と新宿歴史博物館

2012-04-11 | 博物館・美術館
以前四谷三丁目界隈を巡った時、
時間が足りずに行けなかった新宿歴史博物館に行ってきた。
今回は都営新宿線曙橋駅からブラ歩き。
博物館に行く途中に偶然発見したのが「津の守弁財天と策の池」。

この辺りは江戸時代松平津守の大名屋敷があり、徳川家康が鷹狩りの時に
策(むち)を洗った井戸があり、その井戸の水が滝になって池に注いでいた事から
策の池と呼ばれるようになったそうだ。

明治に入り、池のほとりに茶屋ができ行楽地として栄え、花街に発展。
昭和50年代までこの界隈を華やかな「津の守芸者」が行き交ったという。

現在も高級料亭らしき建物を何軒か見かけた。この辺りは地形がすり鉢状に
なっており、ちょうど池のある場所が窪みの中心になっている。
古い階段の先には防衛省の通信鉄塔が、住宅街の真ん中に聳え立っており、
東京スカイツリーも顔負けの光景である。

さて、ようやく辿り着いた新宿歴史博物館。
区の施設としてはかなり豪華な建物だ。
庭にはちょうど見ごろの桜が咲いていた。
地下1Fのエントランスホールには小田急線初代ロマンスカー運転席の
復元展示があり、LOGGYとしては早くも好感触。
常設展示も時系列に新宿発展の様子がわかるよう工夫されていた。




休日だというのにLOGGY以外の訪問者は数名しか見当たらなかったのが
非常に勿体ない感じもしたが、その分じっくりと展示物を鑑賞できて満足であった。

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