TOKI : LOG

LOGGYと竹坊の物見遊山

信濃町~千駄ヶ谷界隈

2013-02-22 | 建築散歩
佐藤美術館の富田菜摘展を満喫したLOGGYは、
信濃町から千駄ヶ谷にかけての建物を巡る事に。

まずは信濃町の慶応病院の裏にある2つの建物。
・慶応義塾大学北里記念医学図書館(信濃町メディアセンター)



この建物は、1937年(昭和12年)、和田順顕の設計で建てられた。


3連アーチの格調高い建物。アーチをくぐると天井の高いホールに
なっており、その奥が見たいのだが関係者以外は入れない。

建物側面にはステンドグラスの窓もあった。

・慶応義塾大学予防医学校舎


この建物は、1929年(昭和4年)、曾禰中條建築事務所の設計で建てられた。
慶応マークのテラコッタが玄関中央に位置するアールデコ調の建物だが、
かなり老朽化が著しい。入口の木の扉が良い味を出していたので、
撮影していたら、中から白衣を着た女性が台車にいっぱい物を載せて
出てきたので、邪魔にならぬよう即退散。正面からの写真を撮りそびれてしまった。

・新宿御苑東門


開かずの門の為、ほとんど情報が無い。
2004年頃まで木の門だった気がする。

・国立競技場メインスタジアム(国立霞ヶ丘陸上競技場)


1958年(昭和33年)、片山光生の設計で建設された。
1964年(昭和39年)に開催された東京オリンピックの
メインスタジアムとして使用されることとなり、
これにあわせてスタンドの増築が行われた。
2020年開催のオリンピック招致に伴い、新国立競技場のデザインコンペで
イギリスのザハ・ハディド・アーキテクトのデザインが最優秀賞となった。
東京での開催が決定すれば、現在の競技場は2014年7月から2015年10月にかけて解体され、
2015年10月から「新国立競技場」の建設を開始、2019年3月までに完成する予定との事。
見るのなら今のうち?

・東京体育館

最初の建物は、1954年(昭和29年)に建てられたが、老朽化の為解体され、
1990年(平成2年)幕張メッセの設計で知られる槇文彦の設計でリニュアルされた。

ここで待ち合わせをしていた竹坊と合流。
一緒にある場所へと向う事になった。

・千駄ヶ谷駅


ホーム中央にある水飲み場には
日本将棋連盟本部所在地に因み、
将棋の王将の駒が飾られている。
今回初めて気がついたLOGGYである。

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