文化財ウィーク －その５－

市長公舎見学で横浜巡りに勢いづいたLOGGYは、
馬車道の歴史的建造物を一般公開するイベント、
オープンヘリテイジイン馬車道に参加。
旧横浜正金銀行（現県立歴史博物館）等４箇所
の建物（非公開部分含む）を見学してきた。

今回はイベントの目玉である旧横浜正金銀行のレポ。
見学は参加者約２０名ずつ２班に別れ、地下金庫室と
屋上ドームを博物館学芸員さんの説明付きで巡る。



この建物は１９０４年、赤レンガ倉庫の建設で知られる
妻木頼黄の設計により建てられたが、関東大震災で
内装と屋上ドーム部分が消失。
現在のドームは１９６７年に再建されたものだ。


今回はこのドーム内部も見学できるそうで、期待に胸躍る。
「でかい！」「すごい！」参加者から思わず声がもれる。
八角形のドームにはまるでシャチホコのような「ドルフィン」
の装飾が！西洋では海にちなんだ建物でよく見られるそうで、
ウロコがついていても「ドルフィン」なのだという。


さて、一同はいよいよドームの中へ。身を屈めてようやく
入れる狭い入口から１人１人入っていく。
何と裏側は木造だった！雨の日にはかなり雨漏りがするそうで、
小雨が降るこの日の見学会も実はかなり公開が微妙だったそうだ。
参加者は皆カメラを手に手に写真を写しまくる。
学芸員さんの英断に感謝だ。


ドーム見学前に地下金庫や接待用の装飾階段等も見たのだが、
生憎こちらは撮影禁止。たまたま１階の廊下にその場所が
写真パネルで紹介されていたので、そちらでじっくり再鑑賞。


その後は博物館の常設展と竹と民具の特別展を自由見学し、
情報量的にかなりお腹いっぱいになった二人でした。