TOKI : LOG

LOGGYと竹坊の物見遊山

ロシアコレクション古写真展とパレスサイドビル

2014-06-20 | 気になる景色

先日、竹橋・パレスサイドビルの毎日ホールで開催された
「ロシアコレクション古写真展」を鑑賞してきた。


この展覧会はロシア文化フェスティバルのプログラムの1つとして
開催され、入場無料な上に立派な図録まで貰えてLOGGY大感激。

展示されていた古写真は、明治時代に外国人向けお土産として販売
されていたものを主催者が何年もかけて収集したものだという。
まずは、チラシから引用した横浜・弁天通り付近の様子。

屋根より高い大きな鯉のぼりが泳いでいる。
この場所が弁天通りのどの辺りなのかは不明だが、
Googleストリートビューで検索した弁天通りの今の様子は
↓こんな感じ。

あまりの変貌ぶりに驚くばかりだ。

続いては図録から引用させて頂いた1890年代の芝・愛宕山からの眺望(部分)。


こちらも現在は高層ビルが林立し、眺望すらままならない状況なので、
逆に時代を遡って1865年に写されたというほぼ同アングルからの写真と比べてみる。

上の写真では手前の長屋の建物には氷屋が店をだしているが、
下の写真ではまだ武家長屋である。ちなみにその頃の地図が↓。

(※引用:NHK放送博物館展示資料)
・・・このようにLOGGYの場合は古写真を定点比較的な視点で楽しんでいる。

さて、古写真展を堪能した後はパレスサイドビルを探検。

この建物は、1966年(昭和41年)に林昌二と日建設計の設計で建てられた。

1~2階が商店街になっている事からLOGGYは昭和の頃から何度もこのビルを利用している。


とりわけSF的なのがエレベーターホール。

・・・昭和の遠き日、円盤内部に乗り込んだようで心ときめいたものである。

商店街の吹き抜け空間や・・・、


階段・・・、

出入口の円形庇も魅力的である。




外観をもう一度眺める。



目の前は皇居平川門、竹橋、武道館もすぐ近くだ。

良い景色に誘われ、LOGGYはもう少し散歩してみる事にした。

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