先日ご紹介した「さよなら九段下ビル」のコメント欄に
桐生眞輔氏という方から『黒服を着て九段下ビルの前で写真を撮り
ビルに最後のお別れをする』というイベントのお知らせを頂いた。
その志に賛同したLOGGYは、再び九段下ビルを訪問、
同じ想いの見知らぬ方達と一緒にお別れ会に参加した。
ビル前に集う老若男女、定刻になると結婚式の記念写真の要領で
各々好みのポジションにつく。
撮影者の桐生氏は、まず靖国通りを渡り車の往来の合間を
狙って撮影、さらに中央分離帯やビル前の道からも激写。
通行人から奇異の目にさらされながらも被写体の我々は
初対面とは思えぬ程、リラックスしたムードで撮影を楽しんだ。
その後、九段下ビル最後の住人であり芸術家の大西信之氏の
ご好意で1階にある御宅を拝見させて頂く事になった。
大西氏は寺山修司の美術助手をつとめた後、版画の制作を開始。
全米各地で開かれる展覧会で注目を集め、現在も精力的に活動
されている方だ。
「事情が許せばずっとこの場所に住みたかったが、
願いが叶わず残念でならない。」と寂しげに語る。
「最近は寺山さんのように奇抜な事をやる人間が
少なくなった中、今回の黒服お別れ会はこのビルの
最後を飾る良い企画だった。」と仰っていた。
最後にビル3階のギャラリーと屋上を今一度見学。
夕闇の中の九段下ビルは、またひと味違った表情を
見せてくれた。
名残惜しいなぁ・・・。
夕闇の写真にジーンときます。
黒服軍団は靖国神社なら違和感ないでしょうが、ちょっと異様だったかも?
もっと多くの参加者で賑わってもよかったかと思いますが学生さんの参加は嬉しいですね
30日のラストチャンスも帰省中にて断念です
すごーく楽しそうですね。
同士の集まり、なんとも言えない雰囲気が伝わってきます。
「取り壊されて残念」だけで
終わらせないアーティスト達の
パワーを感じました。
思ったら行動できる力が凄いです。
夕闇が迫るにつれ、光と影の演出が
すごくきれいで素直に感動しました。
黒服軍団同士での会話はほとんど
ありませんでしたが、映画監督を
されている方などもいらしたようで、
もっと機会を活かせれば良かったです。
参加人数的にはちょうど良い感じ
に思えました。
知らず知らず、鍛えられて
どこにでも顔を出すように
なってきた(汗)かもです。
ホンモノの方達は凄いです。