TOKI : LOG

LOGGYと竹坊の物見遊山

梵寿綱建築巡り-その3-

2012-05-16 | 建築散歩
「梵寿綱建築巡り」、最後に訪問したのは
代田橋にある「和泉の門(ラポルタ和泉)」と「マインド和亜」。
ともに甲州街道から少し入った住宅街にあるマンションなのだが、
こちらもともにすごいインパクトだ。

まず和泉の門から見学。


写真ではわかりずらいのだが、外壁には巨大なペガサスと人体装飾が施されている。

入口を入るとすぐ吹き抜け空間になっており、内壁の多角形模様の連なりが
近未来SF映画に登場する宇宙船のように見える。また、壁に組み込まれた人体を
裏側から見ると細胞のようなステンドグラスが輝き、まるで息づいているかのようだ。

・・・続いてマインド和亜を見学。
こちらは1Fにコンビニ店舗が入り、一見普通っぽさもあるのだが・・・、



近づいてみるとかなりゴツめの幾何学模様の外壁に
鬼の顔のような魔除け風突起部分もある。

エントランスはやはり吹き抜けになっており、
周囲は前衛芸術のような意匠が彩られている。

柵ごしに見えるプライベートエリアには中庭があり、
明るくて心地良さそうな空間に椅子と机が並べられ、
住民達はゆったりとおしゃべりを楽しむ事ができるのだろう。

LOGGYはふとそんな妄想に耽ってみたりするのだ。

さて、梵寿綱建築では無いのだが、106さんのブログで紹介されていた
「ハプニングタワー曙橋」というビルが気になっていたので
都営新宿線で曙橋へと移動。

このビルも見るからにガウディ+イスラム風といった
トーンで、道行く人々の興味をそそる。

入口にテナント・人材募集中の張り紙を見つけ、
恐る恐る階段を登ってみる。

そこは濃厚なイスラム世界。
一瞬外国に来た気分だ。
フロア毎に照明や窓、壁面等が異なる装飾になっており、
実に凝っている。特に営業中のお店があるわけでもなく、
とりあえず階段部分のみで見学終了。

梵寿綱建築でアートの世界を満喫し、
ハプニングタワーでは異国気分を味わったLOGGYは、
名残惜しくも再び現実世界へと戻っていったのである。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (106)
2012-05-17 14:50:07
あの階段を上ったんですね
曙橋に寄る事があれば今度は上がってみたいと思います
壊れていた外壁は修復していたのでしょうか?
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外壁 (LOGGY)
2012-05-17 21:57:32
>106さん
まだ修復されていなかった気
がします。
階段だけでも十分楽しめますが、
引越業者泣かせだと思いました。
返信する
Unknown (きゃおきゃお)
2012-05-19 00:13:27
どこを見ても、目が点に。
古さを感じない 斬新な建物ですね。
いつか行きたいと メモメモ~。
返信する
わりとまとまった場所に・・・ (LOGGY)
2012-05-19 13:35:08
>きゃおきゃおさん
今回ご紹介した梵氏の建物は
東池袋に2件、代田橋に2件と
まとまっていて行きやすいです。
最後の曙橋にも実は梵氏が本名
で活躍している頃の建物もありますよ。
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