3ヶ所目の探訪地は芝のオランダ大使公邸。
11月3日限定の特別無料公開である。
午前10時からの公開だったが、急な坂道を登った
丘の上にある公邸に到着したのは11時近く。
予想通り入口には入場整理券を貰う為の行列ができていたが、
約10分程度で入場する事ができた。
建物は1928年にアメリカの建築家ジェームズ・M・ガーディナーと
上林敬吉の設計により建てられた。
今回の公開は1階部分のみで、中央部の廊下から左右にある各室内を
眺めながらテラスに出て、庭園を一周し退場するというコース。
セキュリティ上当然の事だが、各部屋への入室はできない。
大使の邸宅だけあってどの部屋も洒落たインテリアと建物の意匠が
美しく調和して、華麗で快適な空間を作り上げている。
そんな中で一際目立つのがホールにある中世邸館風階段だろう。
階上へと続く窓には紋章入りステンドグラスがはめ込まれており、
思わず2階に上がってじっくり見たくなってしまう。
1階テラスから眺める庭園も見事で、都会の喧騒を忘れしばし空想に
耽りたくなるほど趣がある。
しかしながら今回は見学者数が多すぎ、写真に人が写りこまぬように
撮るのがひと苦労。残念ながらきらびやかな空間には浸りきれなかった。
手入れの良い芝生は気持ちイイ。(本当は芝生に入ってはいけません。)
その中に知った顔が何人居たのか?
欲を言えば、もう少しゆっくり見学出来ればいい
そんな事より次回は行ける事を願うばかりです
でも、この日は多かったですね~。
建築探訪ツアーでご一緒した方は
ほとんどこの場所もいらしていた
ようです。主催者の方にも約束して
いたかのように再会でき、嬉しかった
です。
右目はファインダー、
左目では人の動きを追いながら
戦場カメラマンのように撮影
していました(笑)。
私は仕事=会社 の意味で言っていたので行けませんでした
・・・それは残念!
次回ご都合が合えば是非ご一緒
しましょう!
どちらの意味でもイイ仕事
したいものですね。