鶴岡法斎のブログ

それでも生きてます

六月月報・上

2009-06-11 13:06:59 | 日記
6月1日
朝まで呑んでしまったので眠る。とにかく眠る。
一個一個はそれほど大事件でないもの、いつくかのことが気がかり。
仕事の電話、いくつか。一件、知り合いの編集者から非常に奇妙な相談を受ける。よくわからない、と答えた。しばらくしたらそもそも連絡ミスでそんな案件自体が存在しなかったという報告をいただく。変なの。
背中にずっしりと重たい暗黒がしがみつく時も多いが笑ったりすることもできるからまだ大丈夫だ。
2日
朝からちょっと雑事でバタバタ。ミクシィ日記で半ば愚痴っぽいことを書いたら知り合いからアドバイスをいただく。有り難い。
白夜書房から電話。今月26日発売の別冊パチスロパニック7で自分が原作した作品、短期集中連載がスタートするとのこと。作画は張慶二郎さん。コミックバンチであの土屋ガロン氏(実はこれが自分にとってはとても重い意味がある。詳しくは書かないが土屋氏が「他の名前」でやっている仕事が自分にとっていろいろな意味で鮮烈過ぎた)と組んで『奇跡のヒト』を連載していたマンガ家さん。
掲載は決まったので近いうちに打ち合わせをしなくてはいけない。何しろこの作品、まだタイトルが決まってないのだ。
3日
家族の手術に立ち会うことになり病院へ。
当人の不安がこちらにも伝わってくる。命に別状のある手術ではないのだが。
手術中、家族待合室という場所で待っているようにいわれる。卯月妙子さんのマンガでかつて夫が意識不明だったときにそういう場所でエロマンガを描いていた、みたいなエピソードを何となく思い出す。
あと備忘録として「看護士の優しさは仕事上のそれなのでそこに惚れるのは間違い」だ。
手術は無事に終わり帰宅。久しぶりに気を失うように眠る。
4日
都内で打ち合わせ。何かここから具体的に盛り上がればいいなあ、という願いを込めて。知り合いから教えてもらいパチスロ必勝ガイドを読む。編集&ライター後記で沖ヒカルさんが自分のことについて触れてくれている。有り難い。本当に、いつか一緒に何かやりましょう。
夜、歌舞伎町で面白漫画倶楽部の打ち合わせ。ハイボールをかなり飲むがそれほど酔えなかった。なぜだろう?
5日
神保町で買い物。ずっと探していたコミックメガストアのバックナンバーを手に入れる。昼過ぎから雨。少し気が滅入る。
夕方から高田馬場で打ち合わせ。マンガのタイトル候補をいくつか話し合う。
あることが気になってなかなか寝付けない。期待と不安がごちゃまぜになっている。
6日
メールをいくつか。仲のいい人からメールを貰うと嬉しい。
ミクシィでマンガ家のSABEさんが今年の一月に亡くなっていたと知る。昨年あたり快楽天で描いていたマンガ、好きだった。猛烈な喪失感がある。41歳だという。
大坪さんに電話していろいろ話す。
ちょっとしたこと、本当にちょっとした些細なことで不愉快になってしまう。いくつか面白くないことが重なった。いいこともちゃんとあったのに。
7日
午前中、愚痴交じりの電話をしてしまう。知り合いにはいつも救われる。
マンガのタイトルについていくつか案をメール。
昼ぐらいから異常に眠たく何度か寝てしまう。変な夢を見た気がする。
知人とメール。アスペルガー症候群の疑いがあるとのこと。自分は過去にアスペルガー症候群の可能性がある人(医師からそう診断されていたのかは知らない。ただそういう病院に通っていたはずだ)と絶望的に醜いやりとりをして仲違いをした。「あたなとはそういうことをしたくない」という旨のメールを出す。向こうは受け止めてくれた。ありがたい。
ブログをいくつか見て素敵な文章に出会う。
テレビを見ていたら坂上弘さんのPVが流れていた。ここまでやってきたのか。よくわからないが泣けた。
8日
はっきりしない天気で身体がだるい。マンガのタイトル案、あといくつかバージョンが欲しいとの要望。コピーライターの人は大変だな、と思う。
電話で打ち合わせ数件。諸々うまく行ってほしい。お願いだから。
ミクシィを見ていたらある人の入院を知る。大丈夫だろうか? ちょっと心配。
夜、いろいろなことが重なって知り合いに電話。少し喋りすぎた。遅くまですみません。しかしこんなに具体的にものが考えられるのって久しぶりな気がする。気のせいか?
9日
朝、メールを何件か出す。自分がボンヤリと考えているイベントが本当に実現できる質のものなのか、という相談など。
マンガのタイトル案をああでもない、こうでもないと考える。仕事、文字数が少ない日。
夜、スーパーで寿司を買って発泡酒を飲む。
携帯電話で人様のブログを読む習慣が今更になってついてきた。モノを作るってのはみんな大変なんだな、と思う。
10日
近所の書店をまわって三軒目でやっと『トクボウ朝倉草平』の4巻を手に入れる。売れているのかなあ。だとしたら嬉しい。
近くのドブ川でジャンボタニシの卵が大量にあるのを発見する。なかなかグロテスクな外見だなあ。
歯医者。歯石を削られる。あと親不知が一本、抜かないことになった。銀の被せ物で補強するのだという。そこもガリガリ削られる。
夜、また発泡酒を飲む。

最新の画像もっと見る