どうして「押忍!番長」で連チャンモードでバケ2回とかなのかという問題を話すために(要するに愚痴。しかし何故か番長のトータル収支はプラス)辰巳出版に行ったら「これ新創刊の雑誌なんですよ」と渡されたのが「パチンコまんがオリジナル必勝法」(多分、もう売ってる)という雑誌。
表紙がいきなり水木しげる。パチンコのドル箱を持っているねずみ男。そしてその上に目玉の親父。日本のパチンコマンガ史上、誰も頼んでないの . . . 本文を読む
先日のイベントの打ち上げだったが壇上だったかで新田五郎さんと『狂四郎2030』について、もっと話さなくては、あの作品に言葉を与えなくては、という話をした。
俺は『オタク大賞』の鶴岡賞でこの作品の完結を讃える意味で賞を与えたのだが会場のリアクションは薄かったのかなあ。
俺は公言するにいま現在、これよれ面白いマンガってないよ。ド主観だけど。
で、土佐の暴れん坊がせんずりとボインの合間に投げつけてきた「 . . . 本文を読む
先日、打ち合わせを兼ねた飲み会みたいなのが深夜まで及んでいた。こっちは酒の席ではあるものの、やっぱり仕事の話なので前後不覚になるほどは飲んじゃダメだなと、気を使いながら飲んでいた。で、顔が火照ってきたので(当然、酒が起因のそれ)、外に出で少し涼もうということに。まあ、残暑厳しいなかで冷房効いている部屋から外に出で「涼む」ってのも変な話なんだけど。まあ外に出たわけです。深夜3時ほど。繁華街であるも . . . 本文を読む
1巻の書評は「サイゾー」で書いたんだけど誰も読んでないかなあ・・・。
ま、いいか。
さて一応掲載誌もチェックしているものの2巻が出たので買いました。
物語は不老不死の能力持ち何千年も若き姿のまま、生きている女性と家族が虐殺された過去により言葉を失った少年との出会い。
そして彼女の不老不死の秘密を探ろうとする組織・・・、が複雑に絡み合っている。
2巻ではその探ろうとしている組織の幹部が、実はかつて . . . 本文を読む
以前も赤塚不二夫は紹介したのだけれども、今回も。
『アカツカNo1』(イーストプレス)である。この作品は60年代後半から70 年代前半の赤塚作品(及び事件)を収録している。私は73年生まれなので、正直なところ赤塚の偉大さはあまり知らない世代だった。ギャグマンガ家、というものは「がきデカ」以降の作家群となってしまうのである。
ただ、この作品集を読むと、自分が赤塚の本当に凄まじい時代を知らなかった . . . 本文を読む
「なかなか死なないねえ」
こんな言葉がでよく語られてしまう作家。それがここ数年の赤塚不二夫だ。不謹慎かもしれないが所謂トキワ荘一派が次々と冥土に旅立っている今、癌患者であることを、アル中であることを公言している作家に対してその言葉を与えてしまうのは、とても自然なことではないのか。
そんな赤塚の単行本が出た。『大先生を読む』(光進社)だ。実はこの作品、15年前に小学館のビックコミックオリジナルで . . . 本文を読む
神がかり的に素晴らしい新沼謙治のファンサイト。
かつてここのブログで自分は新沼謙治(俺のなかでは「ニーヌマン」という名。ブラフマン、アーリマンにつぐ第三の意志である)についてコメントしているがみんな覚えているかな。自分のブログのなかの文章にリンク貼るのも面倒なので各自検索したりしてみてください。
左官職人こね太郎が名曲だということは俺の脳内では確実なことである。
俺のなかには・・・、なにかどうし . . . 本文を読む
海外でマリリン・モンローが死の直前に精神科医に語ったテープをマスコミが入手したという話題があった。
そのテープの内容では彼女は将来の夢や恋愛などを語っていたという。だから自殺説の根拠は薄い、ってな記事を読んだんですよ。それで「そうかぁ?」と思ってしまったんですよ、自分としては。
モンローの死は他の理由からも自殺説に対して懐疑的であるし、自分も自殺にしてはなあ、と思っている。ただね、その自殺説を . . . 本文を読む