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 Dream Gate ( 中野 浚次のブログ )   

本日はようこそ開いてくださいました!お芝居のことグルメを語ります!


          

誰も寝てはならぬ  アルバム『アリア』

2008-10-28 | 本日の○○
                  

               

甘く・・・・
切なく・・・
ドラマティック・・・・
そんな旋律に思いきり酔える。それが、このアルバム『アリア』です。

息を吹きこんで演奏するのがサクソフォンなら、須川展也さんのサクソフォンは煌くばかりに美しい。

注目は、アルバム6曲目のプッチーニの名アリア「誰も寝てはならぬ」。
というよりも、トリノ冬季五輪でフィギュアの荒川静香さんが使った曲といったほうがわかりやすいかもしれませんね。

荒川静香さんといえば、今年のはじめに嬉しいことがありました。
なみはやドームでフィギュアを見てきました。
グランドフィナーレのときに思いがけないハプニング!!
そこで、荒川静香さんに握手してもらったんです。
しかも、両手で・・

それはもう・・・

感激でした・・・





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吼えろ若獅子!!  大塩の獅子舞      

2008-10-15 | 本日の○○
                 





近隣の町の秋祭りに行ってきました。
大塩(おおしお)天満宮の秋季例祭に奉納する獅子舞に堪能した一日でした。

獅子といえば、全国各地の神社で見られる神楽獅子をお思いでしょうが、大塩の獅子は、古来のままの野獅子の生態を描写した荒獅子です。その野趣溢れる舞い方は広く知られており、県の重要無形民俗文化財にも指定されています。

               

八頭の獅子の乱舞はみごとな絵巻物です。
大塩の獅子は毛獅子といって、頭から胴体、尾先に至るまで黒や茶の熊毛で被われています。現在は馬毛だそうですが・・・。


鳥居前に勢揃いした各地区の獅子は社前まで祇園囃子の笛、太鼓に合わせて"道中舞"を演じます。

 


  荒獅子の正体は?          「さあ気合を入れようぜ!!」本番前の若獅子たち

数人で組んだ肩馬に乗り、獅子頭を高く差し上げて行う"道中舞"は勇壮で,圧巻です。


小林丁の獅子舞。ユニークなで、いろいろ面白いことをやってくれます

                     
                      宮入を待つ八頭の獅子頭。このときだけが揃い踏みです



                                          

お面、烏賊の姿焼き、たこやき、カステーラ・・・・

さながら縁日に迷い込んだような・・・。

祭りがすんで、日が暮れて・・・肌寒くなってきました。では、この辺で。




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居酒屋「十三夜」

2008-10-11 | 本日の○○
               
         


今宵は十三夜です。

十三夜といえば、わたしのことだから「『さやけき月に風のおと添ひて・・・』は上野の森の月」だとか、「鄙びた港町で月を眺めるのも・・・」だとか、またまた、そんなトーンで記すのではないか、きっと、そうお思いでしょうが・・・・

今回はカンぺキに裏切りますね(笑)。                

「十三夜」という名の飲み屋の話です。

かつて新宿西口商店街にあった居酒屋「十三夜」<画像>に足繁く通ったものでした。
<古い写真のためピンボケでスイマセン>


                          

当時は、いまのように小田急ハルクのデカイ建物もなく、もちろんバレットビル(新宿西口会館)も無かった。線路際に20数軒の店舗があったろうか、その大半がやきとり屋、もつ屋で店をつらね、戸板一枚で区切った造りであった。
いまも新宿西口商店街を「やきとり横丁」とか「思い出横丁」とよばれるのは、あの頃の名残ではないだろうか。

居酒屋「十三夜」は、そんな一角にあった。

さほど広い店ではなかったが、肉じゃが、もつ煮込み、ブリ大根などメニューが豊富で、若鶏の唐揚げから手作りのコロッケまでつくってくれた。
なかでもホッケの塩焼きがとても美味しかった。酎ハイはいつもライムサワーだった。
それに安かった。500円もあれば十分だった。


           空(から)にしてって酒も肴も
  
           今日でおしまい 店仕舞い

           五年ありがとう 楽しかったわ

           いろいろお世話になりました

           しんみりしないでょケンさん

           新宿駅裏  紅とんぼ

           想いだしてね 時々は



ちあきなおみの「紅とんぼ」の一節です。
この歌を聞くと、きまって居酒屋「十三夜」のことを思いだします。

店には、いつも笑顔のおみつさんと、ちょっぴりおきゃんな奈緒美ちゃんの二人の女の子がせわしく働いていた。
「ハイ!本日のサービス!」とエプロンの下から手品のように小鉢を出してくれることもあった。よくみると、里芋の煮ころがしだったりフライドポテトだった。
「風邪ひかないようにね!」とか「しっかり頑張りなさいよ!」と励ましもしてくれた。

おみつさんや奈緒美ちゃんは今頃どうしているのだろうか・・・・。
店はオーナーもかわり、「鳥園」とかいう焼き鳥屋になっていると風の便りにきいた。


居酒屋「十三夜」は、私にとって、ひとつの「青春」だったのです。

           

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眠れぬ夜のあなたに・・・・・  スタン・ゲッツのアルバム

2008-10-05 | ジャズ
               


秋の夜長をいかがお過ごしでしょうか?

メールもよこさない、でも死ぬほど好きな人のことを、ひたすら想いつづけて・・・眠れない夜ではないでしょうか?

そんなあなたに、とっておきのアルバムをご紹介します。

スタン・ゲッツのアルバム『スウィート・レイン』です。

音が流れてきた瞬間に感じる「いいなぁ」と吐息がもれるのがゲッツのサックス。
ソニー・ロリンズやジョン・コクトレーンもたしかにいいけど、ゲッツの針の穴より小さい隙間から滑りこんでくるようなサックスの音色は超一級品。
すくなくともサックスではスタン・ゲッツの右に出るものはいないでしょう。

それとチック・コリア(当時25歳)のピアノが素晴らしく、なによりもアルバム2曲目の≪オ・グランジ・アモール≫がオススメです。
まず2曲目から聴いてください!
ゲッツのとろけるようなサックス。次にくるメロディーの水しぶき。チックのピアノソロを受けて出るゲッツのテンポを速めた爽快な演奏。
それでいて、そこはかとした哀感が心に残ります。

これは、秋の夜長にお届けする、ささやかな私からのメールです。




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パリーで夭折した天才画家   佐伯祐三展

2008-10-04 | 本日の○○
      






芸術の秋パート2です。

「佐伯祐三展」を見てきました。

日本の洋画家のなかで佐伯祐三画伯ほど熱烈なファンのいる画家はいないでしょう。

異郷のパリーで30歳の若さで没した悲劇的な生涯、重厚なタッチに暗い色彩にみ

ちたパリー風景など、佐伯祐三の世界に浸ってきました。


     





    
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