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そのデータ、誰のもの?

2009-10-29 | Weblog

今日は半日勤務だったので、
午後に東京ビッグサイトに来てみました(^O^)



なぜかと言うと、
ビッグサイトで「ITpro EXPO」と
「e-ドキュメント JAPAN 2009」が
開催されていたから、なんです。

たまにはこうして新しい技術に触れたりしないと
アタマが古ーーーくなっちゃいますので(笑)



さて、今回のこの展示会について
勝手にキーワードを挙げるとすると、
「仮想化」「SaaS」「クラウド」「バーチャルデスクトップ」
などが主なモノ、でしょうか。
(もちろん、もっともっといろんな技術が出てましたけど・・・)



で、このキーワードの多くに共通する考え方として
「データはサーバーやデータセンターに集約する」
という前提があります。

データの本体は安全な場所に置いておいて、
使う人はそこから「レンタル」すればいい、という考え方ですね。



確かに、この考え方は
ある意味で非常に正論であり、
最近のように「いかに管理するか」という面を
強化していけば、自然な流れ、ということもできます。



・・・しかし、それって本当の意味で「正論」でしょうか?



もちろん、そうした方がいいデータも多く存在しますし、
データベース的なシステムは必然的にそうなると思います。

でも、出てくる商品がそればかり、というのは
うーん、いかがなものか・・・というのが正直な感想です。



もし、それが本当に正論だとしたら、
作ったデータのオリジナル(本物)は
誰のもので、どこにあるべき、なのでしょう?



こうしたサービスを使ってはいけない、
ということではもちろんありませんし、とても便利なモノですが
自分で作ったものを他人が管理する、ということを
もっとしっかり考えてから使うべき、と
勝手ながらワタシは思っているんです(^O^)



まぁ、ワタシみたいな旧石器人は
モノの「所有権」みたいなものに
考え方が束縛されているだけ、とも言えるんですが(笑)



こうした「データセンターに集約」というサービスを使用する場合、
自分のデータの安全性が
自分の力ではどうすることもできない、ということを
しっかり認識しておくことが大事です。

もちろん、ずぼらなワタシよりも
データセンターに預けた方がずっと安全、という意見は
非常にごもっとも、なんですけど(^^ゞ



・・・ただ、自分のところは何も起きていないのに、
データセンターが潰れることによって
いきなりデータが使えなくなる、という事態が
起きないとは限らない、ということを
アタマの片隅にでもしっかり入れておきましょう(^O^)



それに加えて、データを集約するためには
それを支える「通信技術」がしっかりしていないと、
利便性が根底から覆されてしまいます。



その意味で、意外にも
そうした「通信コスト」にかかる部分が
少しずつ、少しずつ増えているように思うんです(^^ゞ

今までは、通信そのものが貧弱だったので
「通信」よりも「物流」で賄っていましたよね。



それが今では、
簡単な操作一つで相手に届く技術が
数多く登場している代わりに、
その部分のコストが馬鹿にならない金額に
なっているのかな・・・と感じるのです。



もちろん、物流コストよりも安いのは事実です。
その差は圧倒的とも言えるでしょう。

しかし、それが
今まで物流コストを払っていなかった人にまで
拡大している、ということが問題なのです。

これは、ケータイしかり、
光ファイバーなどのインターネット接続サービスしかり、です。



インターネットに接続できない人は
殆どの機能を使うことができないのです。
これは結構痛いこと。

この「インターネットに接続できない人」には
圏外で通信不可能な人、も含まれます。



圏外を圏内にするために
個人や企業がいろいろなサービスを契約し、
コストを支払わなければならないのです。

ということは、
最低限インターネット環境が作れる程度のお金がないと
仕事も遊びも何もできない、ことになります。

まぁ、今時の人には「当たり前でしょ」と
一言で片付けられてしまいそうですが・・・(笑)



あまり脈絡のない記事になってしまいましたが、
データをどこへ保管するのか、
そしてそのデータへはどのようにアクセスするのか、ということを
きちんと考え、バランスを取りながら
使うべきサービスを決めてほしい、ということなのです(^O^)


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