以前、
【Bricco Manzoni Di Valentino】(ブリッコ・マンゾーニ・ディ・ヴァレンティノ)
という赤ワインの3000mlのボトルを頂き
そのボトルの大きさと
手描きの素敵な絵のラベルと
ワインの美味しさに驚いたことがあった
「そのワイナリーにも是非行ってみてください」
というお勧めもあり
Rocche do Manzoni(ロッケ・ディ・マンゾーニ)に行ってみた


モンフォルテ ダルバの丘・マンゾーニに
何とも素敵な、ゴージャスな建物

元々は有名なレストランのオーナーだったヴァレンティノ・ミリオリーニさんが
ワイン造りに専念するためにマンゾーニの丘の畑を買い
ここに移り住んで始めたのがロッケ・ディ・マンゾーニだそうだ
ミリオリーニ御一家の住居である

現在は息子さんのロドルフォが受け継いでおられるとか




ブドウ畑の真ん中の丘に宮殿のような建物
この地下が大きなワイナリーになっている



一次熟成のステンレス樽たち





二次熟成はなんと、この卵型のコンクリート製の樽で行う
この中でワインに微振動を与えながら対流させるのだそうだ



熟成樽の倉庫には
ヴァレンティノさんのイニシャル【V】が
誇らしく輝く


広々とした廊下に樽が並ぶ

コリーノさんご兄弟のワイナリーとは全く規模が違う


そして圧巻なのがこの空間

瓶詰めされたワインを熟成させるための
特別な場所
周りの部屋は全てワイン

モーツァルトやベートーベンなどのクラシック音楽が24時間流れ

天井にはロッケ・ディ・マンゾーニの歴史が描かれ
大理石の柱にはバローロの歴史に関わる偉人達が描かれ
床の大理石のモザイク画で紋章やら太陽やらが描かれている
このゴージャスの極みの空間では、人を集めたり式典をやったり宴会をする訳でもなく
ただひたすらワインを熟成させるだけの神殿なのだ

なんという贅沢なこだわり



この環境でワイン達が受けた感動が
いずれ飲む人たちに伝わる様に

ということだそうだ









何本か試飲させて頂いたが
ブリッコ・マンゾーニは
やはり飲みやすくて美味しかった



こんなゴージャスの極みのワイナリーもあれば

コリーノさんの所の様に
家族だけで
こつこつと造っているワイナリーもある

その違いを見る事が出来て良かった




つづく

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ジュリアーノ・コリーノさんのワイナリーから
更に丘を登って行った尾根のところに
お兄さんのレナート・コリーノさんのワイナリーがあった

後ろには見渡す限りのブドウ畑
様々なワイナリーが所有する畑たちだ

素敵な扉を開けると

そこは試飲用の客間だった

いきなりご本人登場

明るく元気でフレンドリー
とてもよく喋るレナートさん
弟のジュリアーノさんの静かさとはかなり違う

いくつものボトルを試飲させてくれた
飲み慣れた【レナート・コリーノ】の味
好きな味だ
中でも【Vigneto Rocche 】(ヴィニェート・ロッケ)は
私達の好みにピッタリだった

そしてお終いに出して来てくれたのが
なんと
『ジョバンニ・コリーノ』の【1998 ヴェッキャ・ヴィーネ】
あの、お父さんのジョバンニさんと弟のジュリアーノさんと3人で一緒に造ったワインだった

弟のジュリアーノさんもラストに出して来たのが
『ジョバンニ・コリーノ 1997 ヴェッキャ・ヴィーネ』
別々のワイナリーに別れても、御兄弟で想いは同じだった
これには涙が出そうに感動してしまった
感動しすぎて写真を撮り忘れてしまった




早速レナートさんがワイナリーを案内してくれた

一次発酵のステンレス樽が立ち並ぶ






二次発酵の樽も多い





熟成樽の一つの栓を開けて
「ここに耳を当てて聞いてごらん」


「シャーーーー」
と、たくさんの泡立ちの音がまるでシャワーの音の様だ
発酵がこんなにパワフルだとは知らなかった


そして奥の間へ
そこには特別のワイン達が
ボトル詰めされて眠っていた

レナートさんがその中から
私達夫婦の結婚した2006年の
【Vigneto Rocche 】(ヴィニェート・ロッケ)を
結婚10周年の記念にプレゼントしてくれた
これは嬉しかった




レナートさんの御一家と記念撮影
やはり家族で造っている

兄弟お二人にお会い出来て
本当に良かった
私達はずっと ずっと応援しています
美味しいワインを待っています
お父さんと造ったあのワインを超える
素晴らしいワインを造ってください



つづく

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イタリア旅行②


ジュリアーノ・コリーノさんご夫妻との
感動のひと時の中
ジュリアーノさんが
「この店が美味しいから、是非食べに行ってください」
と、自ら電話をして予約してくださったお店
【Osteria Veglio】(オステリア・ヴェグリオ)

ジュリアーノさんのお宅からは本当に近い
でもこの辺りではこのお店しか無い
くらいに何も無い
ブドウ畑の真ん中の丘の道に
ポツンとあるお店


ピエモンテで私達の案内をして下さっている井村千寿子さんと

井村さんはソムリエとして日本チャンピオンになった方
渋谷の【Vini Di Aria】に勤めていらした頃からの知り合い
私達にとって最も心強い
これ以上無い案内人です
旦那様はピエモンテで、ワインを造っている人です


そしてこれが
このお店のお料理

ピエモンテといえば牛の生肉



旬の野菜をふんだんに使ったサラダ
野菜に勢いがあります



出ました【白トリフ】
今回の旅行のお目当の一つ
この時期が一番美味しい
目の前でジャンジャン削り掛けてくれます


ピエモンテ名物【カルネ・クルーダ】(牛の生肉の叩き)
ピエモンテの牛肉は赤身でとても美味しく
これに旬の白トリフをふんだんにかけて
もう
それはそれは素晴らしい香りです
牛肉は脂肪が少なくて味わいが深くて
しかもスッキリしている



海の幸のカルパッチョ



ほうれん草をたくさん使ったラビオローネ



それにもたっぷり白トリフ



鴨肉のロースト
香りといい塩加減といい
とても美味しい



手打ちたまご麺に白トリフをドッサリ
堪りません


鶏の内臓やトサカなどあらゆる部位の煮込み
見た目と違い大変美味しい



ドルチェ
見た目の楽しさも美味しさも素晴らしい


こちらはチョコレートのプリン



ピエモンテ名物のマカロン


どの料理も本当に抜群に美味しい






「日本人の会話が聞こえる」と、
気になって出て来た日本人の料理人・関崎さん

何と
ついこの間まで東京は吉祥寺のイタリア料理店【トレンタ トレ】で働いていたそうだ
そこは私も気になっていたお店だったが、2016年にお店を長野県の安曇野・穂高に移転されたそうだ
そこで彼は単身イタリアへ渡り、修行に来たそうだ

何という巡り合わせ
イタリアの田舎の一軒家のお店で
私の地元・吉祥寺に関わる人間と出喰わすとは

関崎さんの興奮ぶりに
店のスタッフが出て来て記念撮影

一番右が店のオーナーシェフのマックス
基本がしっかりとしていて豊かで
それでいて新しい事にチャレンジしていくパワーを感じる

お店のスタッフ全員が若く
明るい活気と
熱い闘志にあふれていた
素晴らしい

関崎さんもたくさん吸収して頑張って欲しい

このお店を教えて頂けて
本当に良かった

ジュリアーノさん
ありがとうございます



つづく





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明石の明石焼き(玉子焼き)【本家きむらや】


年明け5日でも相変わらずの行列
外で待ちながら中の作業を観られるのも楽しい




これです
1枚で20個乗っかったフカフカの玉子焼き
私は塩と七味で食べるのが一番好き
時々出汁に浸けて食べます

2年ぶりに食べて更に美味しさを実感
家族6人で行って8枚をペロリ

こんなに食べても全く胸にもたれないのが素晴らしい

もちろん持ち帰りで【おでん】も

いやーー美味しかった
ご馳走様でした


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昨年12月のイタリア旅行の思い出を
これから順繰りにアップして行きたいと思います
かなり長くなりますが(笑)



イタリア旅行① ジュリアーノ・コリーノさん


私達が
結婚10周年記念に
イタリア旅行を選んだのは
イタリアワインが好きだから

何度となくイタリアに行こう思ったが
結局いつもスケジュールが合わなかった
ようやく掴んだこのチャンスを
逃してはならない



私達はある時から
イタリアワインの【バローロ】にハマった

北イタリアの西側
ピエモンテ州で収穫される
ネッビオーロ種のブドウから造られるワイン

大好きになる切っ掛けとなったワインが
『ジョバンニ・コリーノ』
【バローロ 1997 ヴェッキャ・ヴィーネ】

ジョバンニ・コリーノが
息子達とワイン造りを始めたのが1987年
そして10年目に出来上がったバローロ

私達はその味が、香りが忘れられなくて
それからは
様々なバローロを飲んでみた

しかし
ジョバンニ・コリーノほどに
ピタッと来る出会いは
無かった


ジョバンニが亡くなって
二人の息子のうち、
弟のジュリアーノが
父の後を継いだ


兄のレナートは独立して
『レナート・コリーノ』
として独自の道を歩み始めた
日本でも比較的手に入りやすい『レナート・コリーノ』をよく飲んだ
兄のレナートのバローロも美味しかった



でも
『ジョバンニ・コリーノ』の
あの香り・味・余韻が
忘れられなかった


ワインは
同じ地方でも
同じ種類のブドウを使っていても
造り手によって
味が全く違う

それぞれのワイナリーの味の違いは
何故生まれるのか
その辺も
納得してみたい

私達はワインに詳しい訳でもなく
勉強した訳でもなく
色々な種類を飲んだという経験も少ない
それでも
この特別に美味しいワインを
造っている人に会ってみたい


そんな思いがあった




そして
やっと実現したイタリア旅行


イタリアに着いて翌日
先ず最初に
お父さんの後を継いだ『ジュリアーノ・コリーノ』のワイナリーへ

泊まっているアスティのホテルから車でピエドモントへ1時間半

途中、スイスアルプスの山々が見える




ピエモンテの丘の上の方に
ポツンポツンと並ぶ住宅地
その中の一軒


普通のお家?
これはジュリアーノさんのお宅
その、隣に
お家の倉庫風に
ワイナリーがあった




一次発酵のステンレス樽と、蔵の気温を上げるボイラー


一次発酵させたブドウをプレスでゆっくり絞り、



このステンレス樽で二時発酵へ





木製の樽に詰めて18ヶ月以上熟成

イタリアのワイン法の規定では
バローロは合計で最低38ヶ月以上熟成
収穫から4年、
その上の格とされるバローロ・リゼルバは
合計68ヶ月以上の熟成・収穫から6年で
販売許可が下りるそうだ





家族だけで造っている
小さな小さなワイナリー

ここで造られるワインを
私達は飲み
感動して
どうしても造り手本人に会いたくなって
今日ここまで旅をして来たのだ



ジュリアーノ・コリーノさんご夫妻と感動の対面
私達がここまで来た思いを話した時
奥様が涙ぐんでいた
私もウルウルした





試飲に登場したワイン





私達がハマったヴェッキャ・ヴィーネ【ジャッキーニ】の
最新バージョン
美味しい
圧倒的に美味しい

ジャッキーニというのは畑の名前
ヴェッキャ・ヴィーネというのは、ブドウの木が古木で、単一種の畑であるということだ
ワインのボトルラベルに畑の名前を付ける事を許されている180程の畑の中で、ジャッキーニという畑を区分して、所有しているのはごく僅かなワイナリーなのだ
古木は収穫量は少なくなるが、深い味わいのブドウが出来る
所有していることが大変な財産だ



そして
ジュリアーノさんご本人が出して来たのは

なんとあの
思い出の【バローロ 1997年 ヴェッキャ・ヴィーネ】
ラベルの【1997】は手書きになっている
つまり、売り物ではなく
樽から試飲用に瓶に移して来た物だ


正に正に
あの香り・味・余韻
これだ
感動だ




ピエモンテまで来て
本当に良かった
しかも
最初に伺ったジュリアーノさんのワイナリーで
全てが満足出来たような
この充実感
もうこれでイタリア旅行をした目的が
達成されたような
そんな気持ちになってしまった



おつまみに出してくださった
ピエモンテ名産のヘーゼルナッツ

これが
衝撃的な美味しさ
ただローストしただけなのに
素晴らしい香りと味わい

もう
堪りません


ああ
幸せだ
良かった
本当に良かった




つづく

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本年も
何卒よろしくお願い致します

今まで続けてきたことも
新たに始まることも
全て気持ちを新たに
真摯に取り組んでいきたいと思います

年明けの放送はまず
8日(日)20:00~
NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』

今年いっぱい
【語り】を担当します

どうぞお楽しみください

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61歳になりました

数字だけ見ると爺いですが
まだまだやる事がたくさんあり過ぎて
老けてはいられません(笑)

とにかく身体は気をつけて
一つ一つ大切に挑み
楽しんでいこうと思います

結婚10周年記念のイタリア旅行も
最高の思い出になりました


無事に帰国し
充実の誕生日を迎えられて
とてもとても幸せです




イタリア旅行の写真は
ゆっくりとアップしていこうと思います



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グレッグ・レイクが
癌と闘い
69歳で亡くなった

キング・クリムゾン
エマーソン、レイク & パーマー

1970年代から
私は聴きまくった

21st century schizoid man
Epitaph
The Court Of The Crimson King
Turkaus
The sage
Jerusalem
C'est la vie

私の大好きな
忘れられない名曲たち

壮大なるスケール感を与える歌声
独特のベースプレイ
張りのあるピッキング音と豊かな低音
そして
アコースティック・ギターのオルタネイトピッキングによるアルペジオの美しさ

私が
1971年にFender Jazz Bass を購入したのも
HIWATT 100 のスタック・アンプを買ったのも
ロトサウンドのラウンド弦を使い始めたのも
1977年製のGibson Les Paul Customを買ったのも
実はグレッグのファンだったからだ

彼のように
Jazz Bassのブリッジ側のピックアップ・フェンスを
ミュートを外して着けて
「ビンビン」と
煌びやかなピッキング音を出し
ピアノの低音の様なベース音を出すために
随分工夫を重ねた

アコースティック・ギターで
綺麗なアルペジオを生み出す様に
ポジショニングを研究した

高校の学園祭では
彼のコピーを
ソロで弾き語りをしたり
バンドで演奏した

10代後半の私に
彼の音楽は多大な影響を与えた




今年の3月には
キース・エマーソンが
悲劇的な死を遂げている

その後を追う様に
グレッグも
逝ってしまった

グレッグの歌声
ベースの音
そしてアコースティック・ギターのアルペジオは
いつまでも忘れられない

たくさんのファンの心に
永遠に生き続けるだろう


Thank You Greg






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結婚10周年記念
念願のイタリア旅行

いつも飲んいるワインの
その造り手に会いに


アリタリアで



12時間のフライト
時差8時間のイタリアへ



ピエモンテのホテル【ルレ・ロッカ・シヴァリエリ】





昔はこの穴に雪を貯めて冷蔵庫にしていた


さあ
イタリア旅行のはじまりはじまり

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Jacoが生きていれば
今日で65歳

自分で予言した通りに
前人未到の境地に立ち
予言した通りに
この世を去ってしまった

だから
Jaco
なのだろうな

今年は日本でも
12月3日から
映画『JACO』
が公開される

Jacoの幼い頃の映像に
最初からウルウル来てしまった

父親の想い
弟の想い

印象的なウェイン・ショーターの言葉

Jacoを
もっと深く知りたくなる映画だ

とにかく
Jacoの残した
数々の名演を
これからも聴き続けよう
もっと深く
彼が見ている、先の世界を思い描きながら

Thank You Jaco




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