民意による、経済ルネッサン４４

世界旅行をしながら、各地で珍しいものを仕入れて、リピート債市場に直送することも出来ます。
手作りの品々を出展する者も出て来ます。
別にお金を儲けるという発想ではなく、自分の作ったものを、人に使って貰いたい人、喰べてもらいたい人、様々な人々がリピート債市場に出展します。
殆んどの人々は、リピート債を貰いながらそれで買物をしたり、自分のものを売って「売上リピート債」を貰ったりして暮らすようになります。
かつてアメリカでビル・ゲイツ氏が図書館に1,000億ドルの寄付をしたという記事が載っていましたが、「個人向け国債」「リピート債」制度があると、米国のリピート債で1,000億リピート債が毎年、彼の商業口座に振り込まれてくるわけです。
彼はどのように、この「リピート債」を活用するのでしょうか。
新車からマンションまでリピート債で買って、欲しい人にリピート債の超長期クレジットを組んであげる事も可能です。
その為に人を雇用しても、売上リピート債を換金して給料を払ってあげられます。
勿論、給料を貰った人もBコースを購入することでありましょう。
貧富の格差の多い国家ほど、大富豪が居るものです。彼等がその気になって、リピート債で食糧から衣類、生活必需品を仕入れてリピート債市場に出展すれば、国家から貨幣を借りた国民はBコースに入り、そのリピート債で物を買うことでありましょう。
大富豪は、各国の「個人向け国債」「リピート債」を購入し、それぞれの国からものを仕入れて、自国のリピート債で販売します。